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【チートシート】Event Triggerの種類まとめ【Unity】

Last updated at Posted at 2024-02-16

はじめに

Eventtrigerって何?

EventTriggerは、発生させたいイベントを自分で指定するためのコンポーネントです。
これを使うと、Button以外のuGUIコンポーネント(ImageやPanel)や、ボタンの様に使うことができます。また、GameObjectであってもマウス操作を検知することができます。
2D・3Dどちらでも適応可能です。

そんな便利なイベントトリガーなのですが…
種類豊富でどれがなんだっけ??となってしまうので備忘録として残しておきます。

Eventtrigerが動く条件

  • ヒエラルキー上にEvent Systemが存在する(設定はデフォルトのままでOK)
  • Main CameraにPhysics Raycaster/Physics2D Raycasterコンポーネントがアタッチされている
  • イベントを検出したいGameObjectにCollider・Event Triggerそれぞれのコンポーネントがアタッチされている
  • 上記のEvent Triggerのイベントを設定されている

補足

  • ColliderはisTriggerがあってもなくても大丈夫
  • UIに付与する場合はOrder in Layerに注意(上に被ってたら反応しなくなる)
  • Physics RaycasterとPhysics2D Raycasterはマニュアルにもほどんと説明がないが、簡単に言うとPhysics Raycasterは3Dオブジェクトに対して、Physics2D Raycasterは2Dオブジェクトに対してのイベントを発生させるコンポーネント

動作確認バージョン

Unity 2021.3.9f1

Eventtrigerの種類

PointerEnter

 ポインターがオブジェクトに乗ったとき

PointerExit

 ポインターがオブジェクトから離れたとき

PointerDown

 ポインターがオブジェクトを押下したとき

PointerUp

 ポインターを押下状態から離したとき

PointerClick

 オブジェクト上でポインターを押下し、同一のオブジェクト上で離したとき

Drag

 オブジェクトがドラッグされている間
  ※クリックしてポインターを動かせば、実際にオブジェクトが移動していなくても発生

Drop

 ドラッグされてきた他のオブジェクトが、範囲内でドラッグ解除されたとき

Scroll

 オブジェクトの範囲内でマウスホイールスクロールをしたとき

UpdateSelected

 選択中のオブジェクトで毎フレーム発生
  ※選択可能なオブジェクトでのみ発生
  ※Imageなどで使用する場合はSelectableコンポーネント等の追加が必要

Select

 オブジェクトが選択されたとき
  ※選択可能なオブジェクトでのみ発生

Deselect

 選択中のオブジェクトで、選択状態が解除されたとき
  ※選択可能なオブジェクトでのみ発生

Move

 キー入力による移動イベント(左、右、上、下など)が起こったとき(選択状態で方向キーの入力があったとき)

InitializePotentialDrag

 ドラッグ対象が見つかったとき(ドラッグ対象をクリックしたとき)

BeginDrag

 ドラッグを開始したとき

EndDrag

 ドラッグが終了したとき(ドラッグ状態を解除したとき)

Submit

 サブミットボタン(リターンキーやスペースキー)が押されたとき
  ※選択可能なオブジェクトでのみ発生

Cancel

 キャンセルボタン(エスケープキーなど)が押されたとき

おわりに

少しでもみなさんのゲーム作りの助けになれば幸いです:relaxed:

記事を読んでくださった方は、是非弊社開発課のXもフォローしてね:hugging:
毎日エンジニアに向けた情報発信を行っています:writing_hand_tone1:

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