不動産DXメニューNo.1
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不動産DXメニュー１
— さんまの塩焼き（古川大裕） (@sanmashioy4ki) December 25, 2025
重要事項説明書(jpg)のテキスト化(AIOCR)
モデル：claude-opus-4-5 pic.twitter.com/P2mO0m5syr
リクエストに使用した重要事項説明書
デモデータとして準備した重要事項説明書読み込ませました。
記載内容がおかしい、字が汚いなどは多めに見てください・・・
レスポンスのMarkdown
# 重要事項説明書（A）
2999年 1月 1日
## 売主・買主情報
売主 セゾン春太 様
買主 セゾン出砂場 様
下記の不動産について、宅地建物取引業法第35条の規定に基づき、以下のとおり説明致します。いずれ内容も重要ですので、十分に理解されるようお願いします。
## 売主情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 売住所 | 世存区適当町 1-1-1 |
| 主氏名 | セゾン春太 |
| 取引の態様 | 売主・代表・媒介(媒介) |
| 棟 | 買・交換 |
## 事務所情報（1）
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事務所の所在地 | 世存区適当町 2-2-2 |
| 商号又は名称 | ×××不動産 |
| 代表者 氏名 | セゾーンテクノ・ロジー |
| 免許証番号 | 国土交通大臣 ××××号 |
| 免許年月日 | 2999年 2月 2日 |
## 事務所情報（2）
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事務所の所在地 | 世存区適当町 3-3-3 |
| 商号又は名称 | ×××不動産 |
| 代表者 氏名 | セゾーンテクノ・ロジー |
| 免許証番号 | 国土交通大臣 ××××号 |
| 免許年月日 | 2999年 2月 2日 |
## 説明する宅地建物取引士（1）
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業務に従事する事務所 | 世存事務所 |
| 氏名 | セゾーンテクノ・ロジー |
| 電話番号 | 03-××××-YYYY |
| 登録番号 | ×××号 |
## 説明する宅地建物取引士（2）
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 業務に従事する事務所 | 世存事務所 |
| 氏名 | セゾーンテクノ・ロジー |
| 電話番号 | 03-××××-YYYY |
| 登録番号 | ×××号 |
## 35条の2供託所等に関する説明
### 保証協会の社員の場合
| 保証協会 | 所在地 | 弁済業務保証金の委託場所 |
|---|---|---|
| (公社)全国宅地建物取引業保証協会 | 東京都千代田区岩本町二丁目6番3号 | 東京法務局 |
| (公社)不動産保証協会 | 東京都千代田区紀尾井町3番30号 全日会館 | 東京都千代田区九段南一丁目1番15号 |
## 物件の表示
### 土地
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 世存区適当町 4-4-4 |
| 面積 | 登記簿 100㎡(30.25坪)・実測 90㎡(27.23坪) |
| 共有持分 | 10分の9 |
| 地目 | 登記簿 宅地 現況 宅地 |
| 敷地に関する権利 | 所有権 |
| 都市、組合、改良農地、区画整理による換地 | 工区 |
### 建物
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 世存区適当町 4-4-4 |
| 床面積（登記簿） | 1階 50㎡・2階 50㎡ 計 100㎡ |
| 床面積（実測） | 1階 45㎡・2階 45㎡ 計 90㎡ |
| 種類及び構造 | 木造・木造モルタル 造瓦・亜鉛メッキ鋼板 |
| 構造 | 住宅・店舗・店舗併用住宅・共同住宅 |
## 対象となる宅地、建物に直接関係する事項
### 1. 登記記録された事項
#### 土地
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 〈権利部（甲区）〉所有権に関する事項 | |
| 名義人 氏名 | セゾン春太 |
| 名義人 住所 | 世存区適当町 4-4-4 |
| 所有権にかかる権利に関する事項 | 所有権保存 2800年1月1日受付番号1111号 所有者 セゾン春太 |
#### 建物
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 〈権利部（甲区）〉所有権に関する事項 | |
| 名義人 氏名 | セゾン春太 |
| 名義人 住所 | 世存区適当町4-4-4 |
| 所有権にかかる権利に関する事項 | 所有権保存 2800年1月1日受付番号2222号 所有者 セゾン春太 |
背景と課題
##背景
不動産締結業務における重要事項説明書は手書き・対面にて締結する場合が多く、
手書きで記入された重要事項説明書を手作業・手入力でシステムへ入力している。
##課題
- PDFと システムの入力画面を同時に開き見比べながら手入力をしており、非効率。
- 手入力の為、誤字脱字、入力ミスが散見される。
解決手法
～HULFT Squareとは？？？～
詳細はこちら
Converse APIについて
過去にこちらで勉強させていただきました。
ファイル連携方法について
HULFT SquareはHULFT通信、FTP(SFTP)サーバ機能、
APIサーバ（APIマネジメント）機能がある為、手動アップロード以外にもファイル連携方法があります。
解決手法詳細
Converse API リクエストのJSON構文
{
"modelId": "global.anthropic.claude-sonnet-4-5-20250929-v1:0",
"system": [
{
"text": "システムプロンプト"
}
],
"messages": [
{
"role": "user",
"content": [
{
"text": "システムプロンプト"
},
{
"image": {
"format": "jpg",
"source": {
"bytes": "ここにバイナリデータ"
}
}
}
]
}
],
"inferenceConfig": {
"maxTokens": 4096,
"temperature": 0.3
}
}
Converse API レスポンスのJSON構文
{
"metrics": {
"latencyMs": "整数"
},
"output": {
"message": {
"content": [
{
"text": "Markdown抽出したテキスト"
}
],
"role": "user"
}
},
"stopReason": "文字列",
"usage": {
"cacheReadInputTokenCount": "整数",
"cacheReadInputTokens": "整数",
"cacheWriteInputTokenCount": "整数",
"cacheWriteInputTokens": "整数",
"inputTokens": "整数",
"outputTokens": "整数",
"serverToolUsage": {},
"totalTokens": "整数"
}
}
✋複合機などでスキャンしたPDFを処理する場合
Cnverse API呼び出し時に以下JSON構文で、呼び出し "citation"を"Enable"に
することで対応できました。
{
"modelId": "global.anthropic.claude-sonnet-4-5-20250929-v1:0",
"system": [
{
"text": "システムプロンプト"
}
],
"messages": [
{
"role": "user",
"content": [
{
"text": "ユーザプロンプト"
},
{
"document": {
"format": "pdf",
"name": "document.pdf",
"source": {
"bytes": "ここにバイナリデータ"
},
"citations": {
"enabled": "True"
}
}
}
]
}
],
"inferenceConfig": {
"maxTokens": 4096,
"temperature": 0.4
}
}
HULFT Square ユーザ向け
Converse APIへリクエストする際のMapping画面
valueの設定
typeの設定
まとめ
AIOCRを行う際にClaudeが適切かというお話はありますが、
sonnetよりもopusの方が精度良いイメージです。
また"citation"を"Enable"にすることで複合機でスキャンしたPDFも
処理できたので幅が広がりました～