最近、リモートワークやペーパーレス化の拡大につれて、デジタル文書の形式であるPDFがますます重要な役割を果たしています。デスクワークが仕事の方々は誰でもPDFに関する知識やツールの使い方を学ばなければなりませんが、ほとんどのPDFソフトは高価で、無料のものは制限が多く、なかなか大変です。昔使っていたsmallpdfさんはなぜかいろいろ制限が増えて、使いづらくなりましたから、代替のものをずいぶん検索しました。それでは、見つかったOSを問わず、インストール不要、広告なしのクラウドベースのフリーオンラインPDFツールサイトである「LightPDF」を紹介します。
LightPDFオンラインPDFツール
使用するには、お使いのデバイスのブラウザーでLightPDFのPDFツールサイト(https://lightpdf.com/jp/tools) にアクセスすれば、下記の画像のようなPDFツールの画面が表示されます。中から使いたいものを選べばいいです。
LightPDFオンラインPDFツールの使い方
どのツールの使い方も簡単です、ファイルをサイトにアップロードして、処理をしばらく待てば、処理済みのファイルをダウンロードできます。例として、PDFからWordに変換するツールの使い方を説明します。
1.LightPDFのオンラインツールから「PDFからWordに」を選択してクリックします。
2.表示される「PDFからWordに」のウェブページから真ん中の「ファイルを選択」ボタンをクリックして、変換するPDFファイルを指定します。
3.PDFファイルのアップロードがすぐ終わり、「変換」ボタンをクリックすれば変換が始まります。
4.しばらくすればPDFが変換され、「ダウンロード」ボタンをクリックして、変換済みのファイルをローカルドライブに保存しましょう。
5.ファイルはブラウザーのデフォルトのダウンロード先に保存されます。
他の変換ツールや編集、分割、結合、回転、注釈追加、圧縮、保護、パスワード解除（アンロック）、署名やOCRツールも、同じようにファイルをサイト上にアップロードすれば、その機能を利用できます。必要な機能を選んで利用しましょう。
LightPDFオンラインPDFツールの注意事項
1.LightPDFはデスクトップ版もありますが、有料なので、無料のオンライン版で十分だと思います。
2.SDKもあるようなので、開発者なら、自分のアプリやサイトにLightPDFの機能を追加する場合は、SDKを利用してもいいかもしれません。
3.ファイルはサイト上にアップロードする必要がありますが、処理はクラウド上で行われるようで、サイトのサーバーにファイルは保存されません。セキュリティについても安心して利用可能です。
4.ブラウザーだけで使用できるウェブアプリなので、OSや端末の制限はなく、ほとんどのデバイスで動作可能です。
5.完全無料ですが、使ってみたところ、OCR以外の機能は確かに完全無料でした。OCRの場合は、無料ユーザーはスキャンしたPDFをTXT形式のみに変換できます。OCRに選択可能な言語も二種だけです。
追記：現在はOCRも完全無料になりました。一部の機能は複数のファイルを同時処理できません、複数のファイルを追加して処理させる場合は、一つずつ処理されます。
6.サイトの内容やツールは日本語対応で、日本語でのサポートも可能です。利用中に質問がありましたら、気軽にサポートセンターに問い合わせを発送しましょう。
サポートセンターのURL：https://lightpdf.com/jp/contact