はじめに
皆さまこんにちは!
1年の半分が終わったことに驚きが隠せない、北の大地のスーパー店員べあです!
前回の記事では「新人教育」についてのお助けアプリを作成しました。
👇前回の記事はこちら👇
今回は少し方向を変えまして 「お客さまに楽しんでもらえるツール」 を作成してみました!
実際にお試しもできますので、どうぞ楽しみながら読んでください!
それではどうぞ!
内容と作成したきっかけ
このツールはスーパーにお買い物へ来た 「お客さま向け」 のものとなります。
私の勤めるスーパーでは、それぞれの商品にPOP(プライスカード・値札のことです)が
ついてるものの、その商品の特性や詳細は 表示されていないことが多い です。
部門にもよるのですが、私の所属しているお惣菜部門は特に少ないと感じるため、
お客さまに自部門の商品を手に取ってもらいたい!そのために 他部門の商品も一緒に
提案しよう! と思いまして、つくったのがこちらです。
完成したものがこちら!
当初はARマーカーも、読み込んだものも、商品紹介のPOPにしたかったのですが、知識不足のため実装ならず…。
いつかリベンジします!!!
必要なツール
今回は、 PalanAR という無料でARを作成できるツールのみを使用し、
3Dモデルはこちらの記事を参考に Meshy AI というサイトで作成しました。
完成までの流れ
1.ARにしたい画像の3Dモデルを作成。
今回は から揚げとビールを合わせて紹介 したかったので、オリジナルキャラクターにから揚げとビールを持たせた3Dモデルを作成しました。
・ChatGPTに 「以前作成したオリジナルキャラクターに、ビールとから揚げを持たせて、背景を切り取った画像を作成して!」 というプロンプトを出し、画像がつくられます。
(1~2口程度で食べられるサイズのから揚げを想定していましたが、何度指示を出しても
このフライドチキンがやってくるので、これですすめます。)
・のちにMeshy AIのサイトにこの画像を送信して、3Dモデルを生成。
・生成が終わると4つの候補を出してくれるので、好きなものを選んで、完成となります。
2.Palan ARでAR作成。
順番としては、
①ARマーカーの作成
②モデルをアップロードする
といった、とてもシンプルなものです!
①ARマーカーの作成
壁などに垂直に設置 を選択します。
これは、実際に売り場にARマーカーを設置することを想定し、壁面に取り付けることを考え選択しました。
②モデルをアップロードする
さきほど作成した3Dモデルをアップロードします。
3.試運転してみる。
こちらのマーカーとQRコードで、実際に見ることができるので試してみてください!
作成を終えて
今回は 「お惣菜売り場の唐揚げコーナーで、関連販売としてビールを紹介」 をしたいと
思い立ち、このツールを作成しました。
相乗効果でから揚げをより多く販売するために、ビールの力を借りようと思ったのです。
気づきとして良かった点は、誰でも簡単に作成ができるということ!
デジタルに抵抗がある人でも手順が簡単なので、気軽に触れると思いました。
課題が残った点は、上でも書きましたが、本来AR化したかった画像が思ったように
反映させることが出来ず、結果3Dモデルに頼ってしまった点です。
十分可愛くできたのですが、やはり業務で活用するには クマが酒と肉を持っているAR だけでは何がなんだか分からないと思うので、いずれ 商品説明や詳細を載せたAR の作成に
チャレンジしていきたいと思います。
パッと見たときに絵面や写真での紹介の方が、文章よりも見てもらえるのかと思ったので、
お客さまに立ち止まってもらえる売り場 をつくる際の1つの案となればいいなと思います!
最後まで見てくださり、ありがとうございました!
