Xcode11 Beta4 で Carthage の Build Failed を回避する
Xcode11 Beta4 で Carthage で framework をビルドすると失敗しました。
回避策が本家Carthage の issues にありました。感謝です。
「Xcode 11.0 Beta 4がSwiftを含むフレームワーク(ビットコード付き)のアーカイブに失敗する」
そうです。
##回避策
#xcconfigファイルを用意する
この例でのファイル名は
workaround.xcconfig
ファイルの内容は
LD_VERIFY_BITCODE=NO
だそうです。
ビルド時にフルパス指定するので任意の場所に作成します。
お好きな方法で作成してください。
以下はターミナルで作成する例です。
$ echo LD_VERIFY_BITCODE=NO > workaround.xcconfig
##ターミナルでこのファイルを指定しつつ、いつものbuild、またはupdateコマンドを実行
ビルド失敗したということは既にcheckout済みですのでbuildの例を以下に示してみます。
通常はupdateコマンドでよろしいかと思います。
workaround.xcconfigはフルパス指定しないとうまくいきませんでした。
パスはみなさんそれぞれですので読み替えてください。
$ XCODE_XCCONFIG_FILE=/Users/SomeUser/SomeDirectory/Project/workaround.xcconfig carthage build --platform iOS
リンク
Carthage の issues
参考記事
xcconfigで快適なBuild Settingsライフを
https://qiita.com/hirothings/items/7f6943db609ff88c10be
超効率化外伝: xcconfigの便利なところ&設定例
https://qiita.com/rotors123/items/1affd9a286505536e809