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ドローン用レシーバFrSky X8Rのマニュアル

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この記事は

ドローン用レシーバFrSky X8R の英語のマニュアルの翻訳です。
こんなやつです↓

FrSky X8Rの購入先
amazon
banggood

参考:マニュアル


IMG_20200802_090759.jpg


IMG_20200802_090810.jpg

Overview:概要

以下のインターフェースがある

  • Smart Port
  • F/S Button
  • LED(赤と緑が並んでいる模様)
  • SBUS Port(CH1-CH16)
  • RSSI Output
  • Conventional(従来の) Channel Outputs(CH1-CH8)

LEDの表示の意味

Green LED Red LED Status
ON 点滅 バインディング中
点滅 OFF 通常
OFF 点滅 信号ロスト
2回点滅 OFF フェイルセーフ設定

Specifications:仕様

  • 寸法:46.47x26.78x14.12mm
  • 重さ:16.6g
  • チャンネル数:16CH(1~8chはconventional出力から、1〜16chはSBUSポート、または2つのX8Rを組み合わせることでも16チャンネルのレシーバーになります)
  • RSSI PWM 出力:0~3.3V
  • 動作電圧範囲:3.5V〜10V
  • 動作電流:5V時で100mA
  • 動作範囲:フルレンジ(1.5kmは届く)
  • ファームウェアはアップグレード可能
  • 互換性:
    • D_modeではFrSky DFT/DJT/DHT/DHT-U
    • D8 modeではFrSky Taranis X9D Plus/XJT
    • D16 modeではFrSky Raranis X9D Plus/XJT
    • D16-EU modeではX8R-EU versionのみ。(FrSky Taranis X9D Plus-EU/XJT-EU)

What's New!:新機能

  • チャンネル数が増えました: 1~8chの既存のチャンネルに加え、1~16chのSBUSポートまたは2つのX8Rを組み合わせることによる16チャンネルのレシーバーにもなります
  • 2つのX8Rを並列することで16チャンネルのレシーバになります
  • RSSI PWM出力
  • Smart Portの実現、双方向の全二重伝送

:information_source:

Smart Port(S.Port)とはFrSky Electronic Co.,Ltdが開発した信号線によるデジタル全二重伝送なインターフェースです。(XJTモジュールやX8R受信機、ハブレスセンサー、Smart Dashboard等を含む)Smart Port、シリアルポートユーザーデータ、およびその他のユーザー入力/出力デバイスを有効にしたすべての製品は、数やシーケンスの制限なしに高速伝送速度で接続できます。

Binding Procedure:バインド手順

バインディングとは特定の受信機を送信機に一意に割り当てるプロセスのことです。受信機をバインド出来る送信機は一つだけです。

以下のステップでバインドを行います。

  1. X8RのF/Sボタンを押しながら、送信機を起動します。その後ボタンを離し、XJTモジュール(※)の赤LEDが点滅し、送信機は受信機へのバインド準備が出来たことを意味します。
  2. 以下にある表を参考に、X8Rをバインドモードにセットします。受信機の赤LEDが点滅し、バインドが成功したことを示します
  3. 送信機と受信機双方の電源をキリます
  4. 送信機を起動し(受信機の付いている機体を?)バッテリーを接続します。受信機の緑LEDは送信機からコマンド受信していることを示します。送受信機のバインドは一度行えばやり直す必要は有りません。
Note:
バインド操作の完了後、電源再起動して受信機がたしかに送信機にリンクされて操作出来るかを確認してみてください。

※XJTモジュールとは送信機の規格のこと。ものによってはプロポに組み込んで利用出来たりするらしい。参考:youtube, How to Install FrSky XJT Module to X9D+2019 and D8 RX from Cyclone FPV

Receiver Mode and Binding Operation: 受信モードとバインド操作

:information_source: Smart PortプロトコルはC16モードでのみ動作することに注意してください。

X8Rのモード テレメトリ 出力チャンネル 受信機モード選択とバインド操作:バインド前のジャンパー(信号ピン) 受信機モード選択とバインド操作:F/Sボタン
Mode 1(D8) CH1~CH8 CH7&CH8 利用可能な出力チャンネルの内どれでも良いのでバッテリーに接続します(X8RのF/Sボタンを抑えておく必要は有りません)
Mode 2(D16) x CH1~CH8 CH3&CH4 X8RのF/Sボタンを押しながら、利用可能な出力チャンネルの内どれでも良いのでバッテリーに接続します。
Mode 3(D16) x CH9~CH16 CH1&CH2 同上
Mode 4(D16) CH9~CH16 CH1&CH2, CH3&CH4 同上
Mode 5(D16) CH1~CH8 ジャンパーピン無し 同上
  • 2つのX8Rを繋いで16CHの受信機として利用する場合、上の表をみて一方のテレメトリは無効化(xのModeに)する必要があります。
  • X8R-EUバージョンはD16-EDモードのFrSky Taranis X9D Plus-EUバージョンでのみ動作します。

Range Check:レンジチェック

機体を飛ばす前には毎度、レンジチェックを行うべきです。近くの金属フェンスや、コンクリートのビル、木々による反射は、レンジチェック時や飛行時の信号喪失に繋がります。以下の手順でレンジチェックを行ってください。

  1. 機体を金属から60cm以上はなれた地面に置いてください。(木製のベンチ等)
  2. 受信機のアンテナ2本をなるべく離し、地面にも触れないようにしておきます
  3. アンテナは垂直にしておきます。
  4. 送信機と受信機双方の電源を入れ、XJTモジュールのF/Sボタンを4秒間押し、レンジチェックモードにします。赤LEDは消灯し、緑LEDは激しく点滅します。有効距離は通常の1/30になります。(最低30m)
  5. 機体から離れて、同時に送信機の操作をしてみて全てのコントロールが通常動作するかを確認してください
  6. XJTモジュールのF/Sボタンを1~2秒押してレンジチェックモードを終了します。赤LEDが再点灯すれば通常モードに戻ったことを意味します。

Failsafe:フェイルセーフ

フェイルセーフは、一定時間操作信号を喪失した場合に全てのコントロールを予め決めた位置に移行する便利な機能です。X8Rは全てのチャンネルでフェイルセーフ機能をサポートします。以下の手順で各チャンネルのフェイルセーフ位置を設定出来ます。

  1. バインドを行っておき、送信機と受信機双方を起動します。
  2. 全てのチャンネルについてコントロールをフェイルセーフ時に期待する位置に動かします。
  3. 受信機のF/Sボタンを1秒未満押します。緑LEDが2度点滅して受信機にフェイルセーフ位置がセットされたことを示します。

フェイルセーフ機能を無効化するには受信機を再度バインドします。

フェイルセーフはシステムを初めて利用する際や受信機を再度バインドした歳におすすめです。以下の手順(Option1か2)でフェイルセーフを設定します。

Option-1.信号喪失時にユーザーが決めた状態になるようにするフェイルセーフ設定

  1. バインドを行っておき、送信機と受信機双方を起動します。
  2. 全てのチャンネルについてコントロールをフェイルセーフ時に期待する位置に動かします。
  3. 受信機のF/Sボタンを軽く押します

Option-2.信号喪失時に無出力になるようにするフェイルセーフ設定

  1. 送信機を停止し、受信機のみ起動します。その後受信機のF/Sボタンを軽く押します。

Note: フェイルセーフが設定されていない場合、フェイルセーフのデフォルトは、信号喪失直前の位置の維持です。そこには、期待がどこかへ飛んで行ってしまったり、怪我に繋がる危険性があります。


さらなる詳細情報は www.frsky-rc.com にあるX8Rのcomplete manualを見てください。その他ご質問はFrSkyのテクニカルサポート sales4tech@gmail.com へメールにてお問い合わせください。

参考情報

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