私は以下の通りにDX化を進めた際に、問題点が出てきました。あなたの職場でも応用できるノウハウとしてご紹介します。
1:現状分析&可視化
主張:DX化を始めるには「何が問題か」を明確にすることが必須だと思います。
理由:問題が曖昧だとツール導入しても“ただ置き換えただけ”になってしまうから。
具体例:私の現場では、月次報告ファイルが毎月3時間以上かかっていたのに、誰も「なぜ」時間かかるかを整理していませんでした。
実施内容
- 各担当者がファイルを使う頻度、手順、かかる時間を記録。
- ファイル中のマクロ/数式の構造を「誰が理解しているか」「ドキュメント化されているか」で分類。
- 入力 → 集計 → 出力プロセスをフローチャート化。
この段階で、
- 属人化:特定の人しかマクロ構造を理解していない
- バージョン管理の混乱:複数の同種ファイルが保存され、最新版が不明
- 手作業依存:コピー・貼付・手入力が多く自動化されていない
という問題が明確になりました。
DX視点の一言メモ
現場で「何がつらいか」を言語化するプロセスは、単なる調査ではなく変革の入口です。私はいつも、最初の可視化の段階こそ“未来への投資”だと感じています。Excelの不具合や運用のムリ・ムダを数値で見せると、抵抗が減り、改善案が通りやすくなります。小さな詰まりを放置せず、業務フローを資産として育てる意識がDX成功の鍵だと思います。
こんな問題に対処しつつ、私だったらDX化を勧めていきます。