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Claude.ai コネクタ5選——280件から厳選、Claude Code利用者が最初に設定すべきツール

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Last updated at Posted at 2026-05-24

この記事の整理内容(2026-05-05): Claude.ai の公式 Connectors 280件以上の中から、Gmail / Google Calendar / Google Drive / Slack / Exa の5件を実際に有効化して使っている。5件で合計41ツールが利用できることを実機で確認した(実測: 2026-05-05)。Claude Code(CLI)との連携可否、既知バグ、各ツールの全一覧を収録。


Claude.ai を使っていると、サイドバーに「Connectors」という項目が見える。開いてみると280件以上のサービスが並んでいて、「何をどう選べばいいんだ」となる——その状態、わかる。

全部使う必要はない。 私が実際に有効化しているのは5件だけだ。この記事では Gmail / Google Calendar / Google Drive / Slack / Exa の5つについて、提供ツールの全一覧と使い分けをまとめた。5件で合計41ツールが使えることを実機で確認している(実測: 2026-05-05)。

Connector とは何か・どこで設定するか

Connector とは、Claude.ai に外部サービスを接続して「Claude がそのサービスのデータを読んだり操作したりできる」ようにする機能だ。設定は claude.ai > Settings > Connectors から行う。有効化するだけで、次の会話からすぐ使える。

Claude Code(CLI)を使っている方へ: claude.ai Web UI で有効化した Connectors は Claude Code でも自動的に使える。Web UI 側で設定すれば CLI 側の追加設定は不要だ。


5選の機能一覧

Connector 提供元 ツール数 利用可能プラン 主な用途
Gmail Google 10 Free〜(2026-02-11以降) 「今日来たメールで読むべきものある?」と聞いてメールチェックを完結させる
Google Calendar Google 8 Free〜(2026-02-11以降) 日時固定で他者と時間を合わせる予定の確認・追加
Google Drive Google 8 Free〜(2026-02-11以降) Claude Bridge(M2C / C2M)の中継ストレージとして使用
Slack Slack Technologies 13 Free〜(2026-02-11以降) Routine 実行結果の通知受信(slack_send_message が中心)
Exa Exa AI 2 Free〜(2026-02-11以降) 何でもリサーチ。知識カットオフ後の最新情報を補完する決定的手段

実測: 5 Connectors / 合計41ツール(2026-05-05時点)


5選の使い分け早見

やりたいこと 使う Connector
メールを探したい・返信下書きを作りたい Gmailsearch_threads / create_draft
予定を確認したい・空き時間を提案してもらいたい Google Calendarlist_events / suggest_time
ドライブのファイルを検索・読み込みたい Google Drivesearch_files / read_file_content
チャンネルを読んでまとめたい・メッセージを送りたい Slackslack_read_channel / slack_send_message
Web上の最新情報をリサーチしたい Exaweb_search_exa / web_fetch_exa

公式 Connectors の全体感

約280件という規模感

2026年5月5日時点で claude.com/connectors には約280件が掲載されている(researcher 実数調査: 2026-05-05 に全12ページを確認し合計カウント)。カテゴリのトップは Sales and marketing(約70件)で、次いで Financial services(約50件)、Productivity(約40件)と続く。日本語圏ユーザーが日常使いできるサービスは限られており、Gmail / Google Calendar / Google Drive / Slack / Exa はその中でも汎用性が高い5つだ。

重要な構造的事実

Connectors は「Anthropic が自社で開発したもの」ではない。全件が Anthropic の審査を通過したサードパーティ製だ(Gmail = Google、Slack = Slack Technologies、Exa = Exa AI 等)。Anthropic は MCP(Model Context Protocol)という標準仕様を公開し、外部企業が準拠することで Claude.ai から呼び出せる仕組みを作っている。

2024-11-25 に MCP が発表され、2026-01-26 に Connectors が一斉ローンチ。2026-02-11 から無料プランにも開放された(出典: claude.com/connectors + macrumors.com 記事)。

タイムライン(抜粋)

日付 出来事
2024-11-25 MCP(Model Context Protocol)発表
2026-01-26 Connectors 一斉ローンチ(Box、Glean、HubSpot 等)
2026-02-11 無料プランへの開放(Gmail、Google Calendar、Google Drive、Asana 等)(出典: Anthropic 公式 X 投稿)
2026-02-頃 Slack 追加(一次ソース確認中)
2026-04-下旬 Exa 追加 / Adobe・クリエイティブ系9件発表(2026-04-28 発表)
2026-05-01〜05-04 消費者向け(Booking.com / DoorDash / Spotify / Uber 等)集中追加

出典: researcher 調査(claude.com/connectors 全12ページ + 公式発表記事)


各 Connector の詳細

Gmail(10 tools)

用途: 「今日来たメールで読むべきものある?」と Claude に聞く使い方がメイン。Gmail のタブに移らずに Claude 上だけでメールチェックが完結する。Zenn で出版している本が売れた通知に気づいたのも、このメールチェックがきっかけだった——メールを開かなくても重要な通知に気づける、というのが一番の実感だ。

提供ツール一覧(実測: 2026-05-05):

ツール名 主な機能
create_draft メールの下書きを作成
create_label ラベルを作成
get_thread スレッドを取得
label_message メッセージにラベルを付ける
label_thread スレッドにラベルを付ける
list_drafts 下書き一覧を取得
list_labels ラベル一覧を取得
search_threads スレッドを検索
unlabel_message メッセージからラベルを外す
unlabel_thread スレッドからラベルを外す

注意点・tips:

  • 送信(send)ツールは現在のラインナップにない。作成できるのは下書き(draft)まで
  • ラベル操作が label_message / label_thread と細かく分かれている。スレッド操作とメッセージ操作を混同しないこと
  • Connector ディレクトリへの追加日: 2026-02-24(出典: researcher 調査)

Google Calendar(8 tools)

用途: 「日時固定で他者と時間を合わせる必要がある予定」に絞ってカレンダーを使っている。タスク管理ツールに入れるタスクと、カレンダーに入れる予定を使い分けているイメージだ。気がついたタイミングでリアルタイムに追加している。

提供ツール一覧(実測: 2026-05-05):

ツール名 主な機能
create_event イベントを作成
delete_event イベントを削除
get_event イベントを取得
list_calendars カレンダー一覧を取得
list_events イベント一覧を取得
respond_to_event イベントに出欠を返答
suggest_time 空き時間を提案
update_event イベントを更新

注意点・tips:

  • suggest_time は空き時間の提案機能として存在するが、実体験は未取得。機能の説明に留める
  • 削除(delete_event)はデータ消去を伴う操作なので、Claude に任せる際は確認フローを挟む設計を推奨
  • Connector ディレクトリへの追加日: 2026-02-24(出典: researcher 調査)

Google Drive(8 tools)

用途: モバイル版・PC版の Claude Chat(claude.ai)と CLI の Claude Code の間でファイルを非同期にやりとりする「中継ストレージ」として使っている。この運用を個人的に「Claude Bridge」と呼んでいる(私が付けた名前で公式用語ではない)。M2C(Mobile to Code)はスマホで作った素材を Claude Code に渡す向き、C2M(Code to Mobile)はその逆で Claude Code の出力をスマホで受け取る向きだ。ファイル検索や共有設定確認といった一般用途より、この使い方がメインになっている。

提供ツール一覧(実測: 2026-05-05):

ツール名 主な機能
copy_file ファイルをコピー
create_file ファイルを作成
download_file_content ファイルコンテンツをダウンロード
get_file_metadata ファイルのメタデータを取得
get_file_permissions ファイルの権限を確認
list_recent_files 最近のファイル一覧を取得
read_file_content ファイルの内容を読み込む
search_files ファイルを検索

注意点・tips:

  • get_file_permissions が独立したツールとして存在する。共有状態の確認が Claude に問いかけるだけでできる
  • download_file_contentread_file_content の使い分け: Claude にファイルの内容を読ませたいなら read_file_content、バイナリ生データが必要なら download_file_content が基本。技術詳細: 前者はファイルを base64 エンコードされた生データとして取得(任意ファイル対応、Google ネイティブ形式は exportMimeType 必須)、後者は自然言語テキストとして取得(対応 MIME 限定: Google Docs / Slides / Sheets / PDF / Word / Excel / PowerPoint / ODF / PNG / JPEG)(出典: 各ツールの公式 description、2026-05-05 取得)
  • Connector ディレクトリへの追加日: 2026-02-24(出典: researcher 調査)

Slack(13 tools)

用途: 通知受信用の自分用 Slack ワークスペースに接続している。Claude Code には Routines という、定刻スケジュールや GitHub イベントをトリガーに Anthropic クラウド上で自律実行されるタスク自動化機能(2026-04-14 リリース、Research Preview。設定は claude.ai/code/routines または CLI の /schedule コマンドから)がある。その実行結果通知を slack_send_message で Slack に流して受け取る用途で使っている。Routines を使っていない場合でも、「今日の会議メモを Slack に送って」のように Claude との会話結果をそのままチームへ共有する用途にも使える。13ツールあるが、日常的に使うのはほぼ送信系のみだ。

主要ツール(実際に使う送信系 / 実測: 2026-05-05):

ツール名 主な機能
slack_send_message メッセージを即時送信(Routine 通知のメイン)
slack_send_message_draft メッセージの下書きを作成(送信前に確認する用途)
slack_schedule_message メッセージをスケジュール送信(時間指定で通知を送る)
slack_search_channels チャンネルを検索

他に Canvas 操作(作成・読み込み・更新)・各種読み取り・検索系など合計13ツール。

注意点・tips:

  • 5 Connector 中最多の13ツール。読み取り系(read/search)が多く、Claude がチャンネルを読んで要約・回答を生成する用途に向いている
  • slack_search_public_and_private はプライベートチャンネルも検索できる。権限の確認が必要
  • slack_send_message(即時送信)と slack_send_message_draft(下書き)の使い分けを意識する
  • Connector ディレクトリへの追加日: 2026年2月頃(一次ソース確認中)

Exa(2 tools)

用途: 何でもリサーチに使う万能ツール。「これがないと知識カットオフから抜け出させない」というのが正直なところで、Claude の学習データには知識カットオフがある。Exa はそのカットオフ後の最新情報を補完する Web 検索の決定的な手段になっている。Claude 標準の WebSearch ツールとは異なる検索エンジンを使うため、得られる結果の傾向も変わる。

提供ツール一覧(実測: 2026-05-05):

ツール名 主な機能
web_search_exa Exa エンジンで Web 検索
web_fetch_exa 指定 URL のコンテンツを取得

注意点・tips:

  • Exa は「AI 検索エンジン」として Claude 標準の Web 検索とは異なる検索品質・結果を持つ
  • Exa 自体のコストについては Anthropic 側の公式情報には明記なし。Claude.ai のプラン説明にある「追加課金なし」は Claude.ai 側の課金に関する記述で、Exa 側の利用料金がユーザーに転嫁されるかどうかは公式情報からは確認できなかった(実利用前に Exa 公式の利用規約・課金体系を確認推奨)
  • web_fetch_exa は URL 指定で本文取得。スクレイピング的用途に使える
  • Connector ディレクトリへの追加日: 2026年4月下旬(5 Connector の中では最新、claude.com/connectors 経由で確認)

Claude Code との関係(重要)

claude.ai Connectors は Claude Code でも使える

Claude.ai で有効化した Connectors は Claude Code(CLI)に自動的に引き継がれる(公式ドキュメント記載)。

※ここからは Claude Code を使っている方向けの補足です。Claude.ai Web UI のみ使う方は読み飛ばしていただいて構いません。

▶ Claude Code を使う方向けの詳細(5層スコープとバグ情報)

Connectors は5層スコープの最低優先度

Claude Code では MCP サーバーに優先順位がある。claude.ai Connectors は最下位だ。

優先順位(高→低):

  1. Local scope(ローカル設定)
  2. Project scope(.mcp.json
  3. User scope(ユーザー設定)
  4. Plugin-provided servers
  5. claude.ai Connectors(最低優先度)

同じエンドポイントを持つサーバーが上位スコープに存在する場合、claude.ai Connector は「hidden」扱いになる。

出典: https://code.claude.com/docs/en/mcp

既知バグ Issue #48275 の詳細

Claude.ai の Web UI で Connector を切断しても、Claude Code(CLI)の claude mcp list には残り続ける——これが Issue #48275 の本質だ。

何が困るのか: Claude Code で会話するたびに、切断したはずの Connector のツール定義がシステムプロンプトに自動注入される。例えば41ツール分の定義が毎ターン入ってくると、その分のトークンを無駄に消費する。

claude mcp remove は使えない: claude mcp remove "claude.ai Gmail" を実行しても「No MCP server found」エラーが返る。CLI 側には「削除する対象が存在しない」状態になっているため、削除コマンドが通用しない。

ログアウト/ログインでも解消しない: セッションリセットで直るかと思いきや、再ログイン後も同じ状態が継続する。

現時点の回避策: 環境変数 ENABLE_CLAUDEAI_MCP_SERVERS=false を設定することで、claude.ai Connectors 全体を Claude Code から無効化できる。全て無効にするか、使い続けるかの二択になる。

バグの存在: https://github.com/anthropics/claude-code/issues/48275(2026-04-15 オープン、2026-05-05 時点未解決)
回避策の出典: https://github.com/anthropics/claude-code/issues/29506 + https://code.claude.com/docs/en/mcp


まとめ——Claude.ai コネクタ5選で十分な理由

280件以上ある Claude.ai Connectors のうち、私が毎日使っているのは Gmail / Google Calendar / Google Drive / Slack / Exa の5つ。合計41ツールが利用できることを実機で確認した(2026-05-05)。

設定は claude.ai > Settings > Connectors から有効化するだけ。まず1〜2個だけ有効化して、使い勝手を確かめてみてほしい。

関連記事:


Claude Code をもっと深く使いこなしたい方には、実践的な解説書が参考になる。


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