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Android アプリ開発者がiOSアプリも開発したくなったので、とりあえずFlutterの導入をしてみた

Last updated at 2020-09-01Posted at 2020-09-01

概要

Flutterとは Google 製のアプリケーションUI構築ツールキット。
構築出来るアプリ
- モバイルアプリ制作
  - iOS
  - Android
- Web
- デスクトップ向けのアプリケーション
とくにモバイルアプリにおいては、単一のコードから iOS/Android の両方にビルドできる。
Google によって『The best framework for developing beautiful experiences for any screen』をめざして開発が進められているフレームワーク。
- ※「技術的な垣根を超え一つのコードベースから様々なポータル端末で同じユーザ体験を実現する」という意味。
UIは全てコードベース。『UIツールキット』の名前の通り、UIをコードで作成することによりそれぞれのプラットフォーム(iOS/Android)に応じた美麗な UI 画面を作成することができる。
使用するプログラミング言語は、Dart。

Flutter SDKの導入
1. 公式サイトよりインストール
2. 任意のストレージに解凍
3. 環境変数にパスを通す
  - ~/.bash_profileに、以下の様な記述を追加
    - export PATH="$PATH:/Users/username/Library/flutter/bin:$PATH"
  - $ flutter --version でバージョン取得出来れば完了
Flutterプロジェクトの作成
- $ flutter create helloworld を実行
  - ※ここでXcodeがインストールされていない場合、インストールを求めるポップアップが表示されるので、案内の通りに対応して完了。
Android 環境の構築
- Android Studioの環境設定は、すでに対応済みだったため省略
Android Studioのプロジェクトの作成
- 特に特別な設定は無し。空のプロジェクトを適当に作成する。
Flutterのサンプルプロジェクトに移動
- $ flutter doctor --android-licensesでライセンスに同意
- cd で作成したFlutterプロジェクトに移動
- flutter run を実行
  - エミュレーターでもいけるらしい。今回は私用端末を使用。
  - 失敗したが、後述の原因を調べてエミュレーターでの起動まで完了。

`    ✗ Android SDK file not found:
      /Users/username/Library/Android/sdk/build-tools/28.0.3/aapt.`

Android StudioのSDK Managerで存在していないと言われたビルドツールをインストール。
- 参考 : SDK Managerを使ってSDKおよびSDK Toolsを追加でインストールする
完了後、再度flutter doctorを実行すると、解決していることを確認。
flutter runでエミュレータで起動出来た。
※すでにローカル環境にインストールしていたビルドツールで出来ないかと考えたが、パッと分からなかったので、今回は大人しく28.0.3をインストール。