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単価診断の2,000人の回答をgoogle data studioで公開してみた

Last updated at Posted at 2022-06-27

ISSUEサービス内に蓄積された単価診断のデータを公開しました!

このレポートを確認するにはこちらからアクセスしてください↓
ISSUEの業務委託単価診断レポート

おすすめの使い方

ぜひ、「ISSUEの業務委託単価診断レポート」をブックマークしていただければ幸いです。毎日回答数が蓄積されていくにつれてより正確な単価が算出されていくようになります。どなたでも確認できるように常に公開しておきます。

経緯

2021年末に単価診断機能をリリースしました。おかげ様で約2000人の回答が得られました。一方で副業やフリーランスになる方々の単価設定はまだばらつきがあるように感じます。回答結果を参考にして、単価の目安を把握、また次の段階の単価交渉のタイミングを見極める判断材料になれば幸いです。

単価表のインサイト

4,000 ~ 5,000円の単価層が最も多い

診断を回答された方々の中で最も多かったのが4,000 ~ 5,000円の単価層になります。

診断を受けている方々の5割以上が実務経験年数が3年以上であるためだと思います。
1 ~ 2年と実務経験が比較的浅い層よりも、年次を重ねた方の方が力試しや「副業」をする余裕、また独立に意識を向かうので、単価への関心が高まりこのような結果になっているのかもしれません。

時給単価10,000円を超えるエンジニアは約1%

これはヒアリングした際にも、10,000円/時給を超えるエンジニアの割合は1%ほどだったのでかなり再現度高く診断機能を作れているのではないかと思います。時給が10,000円を超える方は「国内でも特定の技術分野をリードしている(ユーザーコミュニティの中核、書籍の販売等)」「OSSへのコントリビュート経験」「10年以上の実務経験がある」「大企業に勤めている・いた」などのワードが多く出てきました。また特定の専門領域(データサイエンティストなど)で需要が高く価格が高騰しているケースもあります。

上の単価を目指すには

※やや単価が高く推移しているので参考程度にお考えください

時給単価6,000円を超えるには?

6,000円まではプレイヤーとしての経験で十分にたどり着ける印象です。「リード経験」「専門領域は持ちつつ、ある程度全レイヤー見れる力」「ミドルベンチャー以上での就業経験」など目を引くような経歴や役職の経験があると到達しやすいようです。

時給単価7,000円を超えるには?

平均時給単価7,000円を超えた回答としては、「CTO・技術顧問経験」「OSSコントリビュート」「エンジニア採用活動」などプレイヤー・マネージャー両方の特徴が見て取れました。開発組織の規模が多いと役職やマネジメント系の業務内容は年次的な要素もあると思うので、20代でもこの単価を目指したいのであればプレイヤー要素(「OSSコントリビュート」「書籍発行」「メディアで取り上げてもらう」)で攻めていくのもいいかと思いました。

分析リクエストお待ちしています!

今回はさっと作ったものを公開しているので、この部分の考察がもっと欲しい、もっとフォーカスして欲しいデータがあるなどありましたら、コメントいただけるとありがたいです!随時追加して行きます!

最後に

現状DBに眠っているだけのデータだったので、今後の業務委託市場役立てばと思い公開しました。また単価の相談などはセンシティブな部分でなかなかオープンにしづらいところもあります。そんな時はISSUEの業務委託単価診断レポートをみて参考にしていただけれと思います。

単価診断はこちら

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