必要なもの
- monacaの「秘密鍵とCSR」（※手順1）
- アプリの「ドメイン」（※手順2）
- Appleの「CER証明書」（※手順3）
- Appleの「App IDs」（※手順4）
- デバック端末の「UDID」（※手順5）
- Appleの「プロビジョニング・プロファイル」（※手順6）
- Apple Developer Programのアカウント
- iPhone
- Mac
手順1：「秘密鍵」と「CSR」の作成
- monacaにログイン
- 「設定」メニューを押下し、「iOSビルド設定」メニューを選択
- 秘密鍵とCSRの生成ボタンを押下
- 以下の情報を入力
- 「ユーザー名」：自分がAppleで使用している情報
- 「メールアドレス」：自分がAppleで使用している情報
- 国コード：「Japan」を選択
すべての項目を入力後「秘密鍵とCSRの生成」ボタンを押下。
monacaの「秘密鍵とCSR」がダウンロードされます。
これはAppleに証明書を要求するための情報になります。
大切に保管しておいてください。
手順2：ドメインの発行
アプリドメインを取得します。
私は、お名前.comで取得しました。
すでに取得済の方はスキップしてください。
このタイミングで必要な理由は、
「手順3」でBundle IDの作成が求められるためです。
Bundle IDというのはアプリケーションを識別ために使われるものです。
例えば、ドメインがUsagi.comで、アプリ名がNekoというものを作成する場合、
バンドルIDは「com.Usagi.Neko」という文字列になります。
そのためあらかじめドメインを取得しておく必要があります。
手順3：CER証明書の作成
Apple Developer Programで、アカウントを作成してください。
こちらは有料のメンバーシップで「年額$99」が必要になります。
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登録が完了したら、「証明書（英語）」のリンクを押下
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「Certificates」メニューを選択後、「＋」ボタンを押下
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今回はデバッグビルドがしたいので、「iOS App Development」を選択
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「手順1」で作成したCSRをアップロード
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CER証明書をダウンロード
これでAppleアカウントと、作業しているMacが紐づけられました。
手順4：「App IDs」の登録
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「Identifiers」タブを選択後、「＋」ボタンを押下
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「App IDs」を選択
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「App」を選択
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以下の情報を入力
- Descriotion：アプリの説明
- BundleID：「手順2」で取得したドメインを利用して設定
例えば、取得したドメインがUsagi.comで、
Nekoという名前のアプリケーションを作成する場合
BundleIDは、「com.Usagi.Neko」となる
5.Monacaの「設定」メニューの「iOSアプリを設定」メニューを選択
6.以下の情報を入力
- アプリケーション名：開発しているアプリのタイトル名
- App ID：登録したBundle IDをApp IDとして設定
これで「App IDs」周りの設定は完了です。
手順5：UDIDの登録
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「Device」メニューを選択し、「＋」ボタンを押下
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以下の情報を入力
- Platform：ビルドしたい端末の機種
- Device Name：ビルド端末に名付けたい名称
- Device ID(UDID)：ビルドしたい端末のUDID
Device ID(UDID)がわからない場合は、Macとビルド端末（例：iPhone）を、
iPhone充電器などのケーブルで接続し、Finderを開くと確認できます。
ここで登録しされた端末のみがデバッグビルド用のアプリをインストールできます。
手順6：プロビジョニング・プロファイルの作成
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「Profile」メニューを選択し、「＋」ボタンを押下
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「iOS App Development」を選択
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「手順4」で作成したApp IDを選択
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「手順3」で作成したCER証明書を選択
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「手順5」で作成したUDIDを選択
6.名前をつけてロビジョニング・プロファイルを生成
手順7：ビルド
- 以下の情報を入力
- アプリケーション名：自分が開発したアプリに付けたい名称
- App ID：「手順4」で作成したApp ID
ローカルで開発されている方は、
config.xmlで同様の情報を入力することをお勧めします。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<widget xmlns="http://www.w3.org/ns/widgets"
xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
id="{App ID名}" ←★コレ
version="1.0.0">
<name>
{アプリケーション名}←★コレ
</name>
私の場合、monaca uploadコマンドでクラウドにソースをアップロードした際
デフォルト値に上書きされてビルドエラーが発生しました。
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「ビルド」メニューを選択し、「iOSアプリのビルド」メニューを押下
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「証明書のアップロード」ボタンを押下し、「手順3」で作成したCER証明書をアップロード
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「プロファイルのアップロード」ボタンを押下し、
「手順5」で作成したプロビジョニング・プロファイルをアップロード
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成功すれば証明書がMonacaに登録されます
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「ビルドを開始する」ボタンを押下し、
ばらく待ってアプリのビルドエラーがなければ、ビルド結果が表示されます
QRコードから、UDIDを登録した端末でアプリのインストールが可能です。
これであなたのiPhoneでアプリのデバックビルドが実現します。