初めに
Workbenchを使用して別サーバーのMySQLのスキーマをローカルにDumpし、そのDumpしたファイルをローカルのMySQLにimportする方法を備忘録として投稿する。
環境
■ コピー元のMySQLのバージョン
5.7.12
■ コピー先のMySQLのバージョン
5.7.37
■ Workbenchのバージョン
6.3
※バージョンが大きく異なると、MySQLの仕様の違いによりDump時にエラーが出力される可能性がある。
コピー元のMySQLのスキーマ―をDump
まず、Workbenchを使用してコピー元のMySQLにアクセスする。
次に上部バーにある「Server」というタブをクリックし、「Data Export」を選択。
次にDumpしたいスキーマと保存したいローカルのフォルダを選択。
※スキーマ名は諸事情により加工しているが、実際は正常にスキーマが表示されている。
上記を選択したら、右下の「Start Export」をクリック。
すると、以下の画像の様にDumpが開始される。
コピー先のMySQLにスキーマのみを作成
※Dumpしたファイルにスキーマ名が記載されている場合は、ローカルでスキーマをあらかじめ作成しておかないとimport時にエラーになる。
Workbenchを使用してコピー先のMySQLにアクセスする。
「SCHEMAS」という所で右クリックして「Create Schema」をクリック。
下記画面に遷移するので、コピー元のスキーマと同じ名前のスキーマを作成する。
コピー先のMySQLにスキーマをimport
最後に、上部バーにある「Server」というタブをクリックし、「Data Import」を選択。
先ほどローカルにExportしたフォルダとスキーマを選択し、「Start Import」をクリック。
Export時と同じように処理を待つと、コピー先のスキーマがImportされていることが分かる。