イベントリスナーとは
webページにおける「ボタンのクリック」や「キーの入力」などのユーザーの操作やページの読み込みなどを「イベント」という。イベントリスナーとは、そのイベントの発生を監視し、発生したイベントに対応して実行される処理(関数)のこと。
また、イベントが発生することを「イベントが発火する」ともいう。
イベントリスナー登録
対象要素(オブジェクト)にイベントリスナーをaddEventListener()
を使って登録する。addEventListener()
の書き方は以下のようになる。
<対象要素(オブジェクト)>.addEventListener(<イベントの種類>,<関数>,<イベント伝搬形式>)
【各引数について】
■ イベントの種類:
登録するイベント('click'、'mousedown'など)を指定する。
イベントの種類については、MDNのイベント一覧を参照。(MDNのイベント一覧)
■ 関数:
イベントが発生したときに実行される処理を指定する。
■ イベントの伝搬形式:
イベントの伝搬形式をtrue
/false
で指定できる。通常は、false
で省略することも可能。
また、対象要素(オブジェクト)を取得するためには、getElementById()
を使用する。これは、引数に指定されたid属性の値に対応した要素のElementオブジェクトを返す。
document.getElementById(<id>)
実装
上記のことを使って、ボタンが押されたときにメッセージを表示するように実装すると以下となる。
<button id = "message"> メッセージ </button>
let button = document.getElementById("message");
button.addEventListener('click'()=>{
alert("ボタンが押されました!");
});