ブランチ(branch)とは
作業を分岐させて履歴の流れを記録していくもの。
分岐したブランチは他のブランチの影響を受けないため、同じリポジトリ内で複数の変更を同時に進めることができる。
ブランチのメリット
ブランチのメリットは以下が挙げられる。
■ プロジェクト本体に影響を与えずに作業ができる。
■ ブランチを切ることで目的別に同時並行で作業ができる。
■ 不具合が発生した場合の対応が容易にできる。
ブランチの操作
ブランチを操作するためのコマンドを紹介する。
■ ブランチを作成
ブランチはbranchコマンドで作成する。
git branch <ブランチ名>
また、ブランチの一覧を確認する場合は引数を指定せず実行する。
■ ブランチの切り替え
作成したブランチ間を移動する場合、checkoutコマンドを使用する。
git checkout <ブランチ名>
checkoutコマンドに「-b」のオプションを指定すると、ブランチの作成と切り替えがまとめて行える。
■ ブランチのマージ
マージとは、現在のブランチに他のブランチの変更を統合させることで、mergeコマンドを使用する。
git merge <ブランチ名>
■ ブランチの削除
不要になったブランチを削除する場合は、「-d」オプションを指定する。
git branch -d <ブランチ名>
まとめ
ブランチについて、メリットやコマンドについてまとめた。
次は、Gitのブランチモデル「git-flow」について学んでいきたい。