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【AWS】EC2(Amazon Linux2)でGUIをインストールしてみる

Last updated at Posted at 2021-01-21

はじめに

Amazon Linux2でVNC接続の開発環境を構築したかったので、MATEデスクトップでGUIを表示できるように設定します。

設定方法

EC2の準備

パブリックIPでSSHアクセスできるEC2インスタンスを準備してください。

MATEデスクトップのインストール

まずは、パッケージ類のアップデートを行います。
Is this ok [y/d/N]: と表示されたら、yを入力してアップデートを続行します。

パッケージのアップデート
sudo yum update

その後に、MATEパッケージをインストールします。
Is this ok [y/d/N]: と表示されたら、yを入力してインストールを続行します。

MATEパッケージのインストール
sudo amazon-linux-extras install mate-desktop1.x

MATE をデフォルトのデスクトップとして定義します。
下記のコマンドでどのユーザーでもMATEを利用できるように定義します。

MATEの定義
sudo bash -c 'echo PREFERRED=/usr/bin/mate-session > /etc/sysconfig/desktop'
現在のユーザーに対してのみ定義する場合
現在のユーザーのみ有効なMATE定義
echo "/usr/bin/mate-session" > ~/.Xclients && chmod +x ~/.Xclients
``` 
</div></details>

## TigerVNCのインストール

下記のコマンドでTigerVNCをインストールします。

```bash:TigerVNCのインストール
sudo yum install tigervnc-server

VNC固有のパスワードを設定します。

パスワード設定コマンド
vncpasswd

Password:と表示されたら設定したいパスワードを入力してください。
Verify:と表示されたら、パスワードを再度入力してください。
Would you like to enter a view-only password (y/n)? と表示されたら、nと入力してEnterキーを押してください。

VNCサーバーを自動起動したいので、下記のコマンドでSystemdユニットを作成します。

Systemd作成コマンド
sudo cp /lib/systemd/system/vncserver@.service /etc/systemd/system/vncserver@.service

sedコマンドを使用して、新しいユニットのすべてのUSERをec2-userに置き換えます。

ユーザー置き換えコマンド
sudo sed -i 's/<USER>/ec2-user/' /etc/systemd/system/vncserver@.service

Systemdの設定を再ロードし、サービスを有効にして起動します。

Systemdコマンド
sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl enable vncserver@:1
sudo systemctl start vncserver@:1

VNCを使用してGUIに接続

TigerVNCを公式ページからダウンロードして、インストールします。

インストールが完了したら、起動します。
『インスタンスのIPアドレス:5901』と入力して接続します。
パスワードを聞かれるので、先ほど設定したパスワードを入力します。

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