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【AWS】EC2へのMetabaseの導入

Last updated at Posted at 2020-02-06

以前、Elastic Beanstalkで構築しようとしたのですが、望んだとおりの結果が得られなかったので、自分でEC2へ導入してみようと思いました。

EC2インスタンスの用意

今回は「t3.small」を利用することにしました。
EBSは汎用SSD10GBにしました。
※ Metabaseはポート3000で起動するので、3000にアクセスできるようにセキュリティーグループの設定をしてください。
※ Metabaseにアクセスする為に、Public IPアドレスを付与してください。
  インスタンス生成時の設定 or Elastic IP

EC2へDockerをインストールする

yumアップデート

まずは、yumをアップデートします。

yumのアップデート
sudo yum update -y

complete!が表示されれば完了です。

Dockerインストール

Dockerをインストールします。

Dockerのインストール
sudo yum install docker -y

Dockerの起動

Dockerを起動します。

Docker起動
sudo systemctl start docker

起動コマンドのが実行できれば、下記のコマンドで起動できているかを確認します。

起動確認コマンド
sudo systemctl status docker
確認コマンド実行結果
● docker.service - Docker Application Container Engine
   Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/docker.service; disabled; vendor preset: disabled)
   Active: active (running) since Thu 2020-02-06 00:51:30 UTC; 24s ago

実行結果にActive: active (running)と表示されていれば正常に起動されています。

Dockerの自動起動設定

再起動等を行った際に、Dockerを自動で起動するように設定します。

Docker自動起動設定
sudo systemctl enable docker

下記のような実行結果が表示されていれば、自動起動の設定が完了しています。

自動起動設定結果
Created symlink from /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/docker.service to /usr/lib/systemd/system/docker.service.

ユーザーをDockerグループに追加

ec2-user を docker グループに追加すると、sudo を使用せずに Docker コマンドを実行できます。

ユーザー追加
sudo usermod -a -G docker ec2-user

実行が完了したら、下記のコマンドでDockerコマンドが実行できるか確認してください。

確認用コマンド
docker info
実行が成功した場合の結果表示
Containers: 0
 Running: 0
 Paused: 0
 Stopped: 0
Images: 0
Server Version: 18.09.9-ce
Storage Driver: overlay2
  ・
  ・
  ・

確認コマンドが失敗する場合

下記の例のように表示された場合は、実行が失敗しています。

失敗時メッセージ
Got permission denied while trying to connect to the Docker daemon socket at unix:///var/run/docker.sock: Get http://%2Fvar%2Frun%2Fdocker.sock/v1.39/info: dial unix /var/ru
n/docker.sock: connect: permission denied

この場合、Dockerを再起動する必要があります。
下記のコマンドで再起動後、再度確認してください。

Docker再起動
sudo systemctl restart docker

上記のコマンドでも正常に実行できない場合は、インスタンスを再起動してみてください。

Metabaseのインストール

今回は、ローカルファイルシステムを使用して、H2埋め込みデータベースを実行し、アプリケーションのデータを保存する方法にします。
この方法だと、コンテナを削除すると、設定ファイル等がすべて消えてしまうので、本番運用をする際は、RDS等にPostgresSQL等のDBを用意して、アプリケーションデータを保存することが必要です。

Metabaseのdocker実行
docker run -d -p 3000:3000 --name metabase metabase/metabase

起動の確認

EC2のインスタンスのパブリックIPアドレスを確認します。

image.png

上記方法で確認したIPアドレスの3000番ポートにブラウザでアクセスします。
http://XX.XXX.xxx.xxx:3000

下記のような画面が表示されれば完了です。
image.png

Metabaseの初期設定

開始しましょうをクリックします。
image.png

個人情報の入力

必要な情報を入力します。

データを追加する

利用するデータベースの情報を追加します。

データ使用の優先度

Metabaseへの動作レポートの送信を行うかを選択する事ができます。

EC2再起動時の設定

コンテナの一覧を表示する

コンテナの情報を表示し、起動するコンテナIDを確認する。

コンテナの一覧を表示
docker ps -a
実行結果
CONTAINER ID        IMAGE               COMMAND                  CREATED             STATUS              PORTS                    NAMES
01254c6459fa        metabase/metabase   "/app/run_metabase.sh"   8 hours ago         Up 6 minutes        0.0.0.0:3000->3000/tcp   metabase

コンテナの起動

下記のコマンドでコンテナを起動します。

コンテナの起動
docker start <CONTAINER ID> 

コンテナの自動起動設定

起動するコンテナ名を取得します。

コンテナ名の取得
docker ps -a
コンテナの自動起動設定
docker update --restart=always <コンテナ名>

下記のコマンドで自動起動の設定を確認できます。

自動起動設定確認コマンド
docker inspect -f "{{.Name}} {{.HostConfig.RestartPolicy.Name}}" $(docker ps -aq) | grep always

自動起動の無効化

コンテナの自動起動を無効化
docker update --restart=no <コンテナ名>

実行ログの取得

コンテナIDを取得し、実行情況を表示します。

コンテナIDの検索方法
docker ps -a
実行状況の取得
docker logs -f -t <コンテナID>
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