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Claude Code × MagicPod MCPでテストケースメンテナンスレビューを自動化してみた

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Last updated at Posted at 2026-04-19

はじめに

こんにちは、QAエンジニアのヨシナです。

弊社では Claude Code を部全体で積極的に活用しており、QAチームでもテストプロセスへの取り入れを進めています。その取り組みの一環として、現在はMagicPod 作業への活用を検討しています。

前回の記事では、MagicPodの Autopilotを活用して メンテナンスレビューを自動化する取り組みを紹介しました。ただし、実運用の中で次のような課題が見えてきました。

  • 出力制限
    • テストケースが長い、指摘が多い場合に出力が途中で切れる
  • レポートの読みづらさ
    • レビュー観点ごとの結果や優先度を把握しづらい

本記事では、Claude Code 経由でMagicPod API(MagicPod MCP サーバー)を利用し、メンテナンスレビューを実施する方法を紹介します。
あわせて、前回の課題だった 「出力制限」「読みづらさ」 をどのように解消したかを具体的に説明します。

セットアップ

本フローでは、ローカル環境で Claude Code を動かし、MagicPod MCPサーバー経由でMagicPod APIにアクセスします。

前提

項目 内容
エディタ Visual Studio Code が利用できる
LLM環境 Claude Code をセットアップ済み
実行環境 Python を実行できる(HTMLレポート出力用)

MagicPod MCPサーバー

MagicPod MCPサーバーのセットアップは、公式ドキュメントに沿って実施します。
設定時のポイントは以下です。

  • Claude Code からMCPツールとして呼び出せる状態にする
  • MagicPod APIの認証情報を正しく設定する

仕様(全体像)

全体の流れは、次のような構成になっています。

image.png

処理ステップを整理すると、以下の 4 段階です。

  1. Claude Codeでテストケース分析用 Skills を呼び出す
  2. MagicPod MCPサーバー経由でテストケース情報(手順・期待結果など)を取得
  3. テストケース作成・修正ルールに照らして内容を分析
  4. 分析結果を Python で HTML レポートとして出力

この構成により、次のメリットがあります。

  • 分析ロジックと出力形式をClaude Code側で制御できる
  • API経由のため、出力分割や再取得が容易
  • レポート生成をPython側に寄せることでクレジット消費や実行時間を抑えられる

レポート内容

分析結果はHTML レポートとして出力し、レビュー時はブラウザで確認します。
レポートは5 つのセクションで構成しています。

セクション 目的
テストケース概要 レビュー対象の明確化
サマリー 全体の状況把握
要改善項目 優先度付きの対応ポイント提示
Autopilot 修正プロンプト レビュー結果反映の自動化
詳細 指摘の根拠と具体案

以下、各セクションの狙いを説明します。

テストケース概要

テストケースのメタ情報を最初にまとめます。

  • テストケース名
  • プロジェクト名
  • ステップ数
  • テストケース URL
  • レビュー日

冒頭で「何をレビューしているか」を固定することで、レビュー時の見落としを防ぎます。

image.png

サマリー

各ルール(レビュー観点)ごとの判定結果を一覧表示します。

  • 判定結果(OK / NG / 要確認 など)
  • NG の場合は、簡単な理由を併記

「どこから見ればよいか」がすぐ分かる、レビューの入口となるセクションです。

image.png

詳細

ルールごとに各ステップの指摘と修正案を詳しく記載します。

  • 違反しているルール
  • 問題となる表現
  • 修正例・改善案

「要改善項目」から遷移した際に、すぐ根拠を確認できる構成にしています。

image.png

Autopilot修正プロンプト

前回のレポートにはなかった新しいセクションです。

  • レビュー結果をもとに「どのように修正するか」 をAutopilot向けプロンプトとして生成
  • そのままコピー&ペースト可能な形式で出力

現時点では、MagicPod MCP経由でAutopilotを直接実行するところはうまくいっていないため、Claude Codeが生成したプロンプトを手動でAutopilotに貼り付ける運用にしています。

また、MagicPod Autopilotは共有ステップを扱えない制約があるため、修正内容は以下のような シンプルな変更に限定しています。

  • 要素名の変更
  • 変数名の変更
  • 軽微な文言修正

image.png

コマンド例

Claude Codeのチャット(または CLI)から、次のように実行します。

/review-magicpod-testcase テストケース番号 プロジェクト名

実行すると、以下が一気通貫で行われます。

  1. MagicPod MCP経由でテストケース取得
  2. ルールに基づくレビュー実行
  3. HTML レポート生成

まとめ

Claude CodeとMagicPod MCPを組み合わせることで、

  • 情報取得(API)と分析(LLM)を分離できる
  • 出力を制御し、読みやすいレビュー資料を作れる
  • 1回の実行でメンテナンスレビューを完結しやすい

というフローを構築できました。

Skills やレポート生成スクリプトもClaude Codeに作成してもらっており、改善サイクルを回しやすい点も大きなメリットです。一方で、コメントステップによる改行の影響でステップ番号を誤ることがありましたが、Claude Code とのやり取りで十分に解消可能でした。

今後は、MagicPod MCP経由でのレビュー結果反映(Autopilot 実行)まで含めたフル自動化を、可能な範囲で進めていきたいと考えています。


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