はじめに
メリークリスマス!!過去にもクリスマスにアドベントカレンダー投稿をしている、自称「クリスマス男」です。
※過去のクリスマス投稿はこちら
今回は Notionがスゴイ という話を、得意の妄想癖で説明します。
本記事は 架空の自治体・架空の決済・架空のポイント制度 を題材にしたフィクションです。
また制度設計やコンセプトはガチガチに詰めておらず、画像含めて AI と壁打ちしながら組んだので、ガバガバな点はご愛敬ということで…。
2025年は「働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります。」という新総理の言葉が話題となりましたが、
その“働き”を、できるだけ Notionに肩代わり させられるのか?という妄想実験が今回のテーマです。
1. 背景:架空の街と制度
XYZ自治体ペイがある世界
舞台は「XYZ自治体」。この地域には、地域の独自キャッシュレスである XYZ自治体ペイ が存在します(ここから妄想)。
地域おこしを加速する「ABCポイント」
このXYZ自治体の中にある ABC商店街 は、地産地消を加速させるため、XYZ自治体ペイ利用者に ABCポイント を付与するキャンペーンを始めました。
つまり、関係者はざっくり3者です。
- 市民:ABC商店街で買い物するとポイントが付くのでお得
- 加盟店(事業者):ポイント分は ポイント事務局へ申請 すると還付される
- ポイント事務局:国の補助事業として 実績を取りまとめて国への報告 し、基金から入金を受け、事業者に還付する。
2. Notionに求められる要件
この制度を回す上で、Notionにやらせたい仕事は大きく3つです。
(1) ポイント還付の申請管理(加盟店申請〜事務局照合)
- 市民がXYZ自治体ペイで支払うと、ABCポイントが付与される
- 加盟店(事業者)は月次で「ポイント利用分」を金額として申請する(Notionで請求)
- エビデンスもBoxに入れて、一緒に管理できると良いが今回は割愛
(2) 告知・マニュアル
- XYZ自治体ペイの使い方のマニュアル、キャンペーン告知が誰でも見られる
- 一般市民は書き込み不要であり、アカウントも不要(登録の手間を減らしたい)
(3) 加盟店(事業者)の情報管理
- 加盟店(事業者)からの申請状況を管理し、請求された金額合計を確認・報告する
3. Notionの設計方針:3つのワークスペースで分離
今回の肝は この ワークスペース設計 です。
なので、あえてスパッと分けます。(これが正解、というわけではなく一例です)
- TS-Internal:事務局内部(国への報告、監査対応など“絶対に外に出したくない”領域)
- TS-Merchants:加盟店(事業者)ポータル(申請・加盟店FAQなど“事業者だけに見せたい”領域)
- TS-Public:一般市民向け公開(告知・マニュアルなど“不特定多数に見せたい”領域)
「アクセス不可の明示」みたいな小技より、まず “混ぜない” のが大事、という思想です。
4. 実際に作ってみた
4-1. 加盟店(事業者)向け(TS-Merchants)
加盟店(事業者)がやりたいことはシンプルで、
- 月次で「ポイント利用分」の金額を申請する
であるため、以下のようなフォームを Notion AI に作ってもらいます 。
4-2. ポイント事務局向け(TS-Internal)
事務局がやりたいことは、
- 申請を月次で一覧・集計したい
- 月次定点チェックや 報告 のためにダッシュボードが欲しい
前項のフォームで加盟店が入力した情報は 自動的にリスト化 + グラフ化 するように Notion AI に作ってもらいます 。
※グラフはフィルタ次第で月次、年次、累計にすることができます。
データベース
グラフ
4-3. 一般市民向け(TS-Public)
一般市民が必要なのは、
- 今やってるキャンペーンが一発で分かる
- XYZ自治体ペイの使い方、ABCポイントのルールが分かる
そして重要なのが、"ログイン不要"" で見られること。
なので、個別のワークスペース( TS-Public )にて公開情報としてページを Notion AI に作ってもらいます 。
5. 結果
これで最小限「市民がキャンペーン告知やルールを確認」「決済後は加盟店がポイント利用額を申請」「事務局が申請内容を確認・整理して国に提出」ができるようになりました。
ここまで記載したように私の操作はほとんどなく基本的に Notion AIに作ってもらって います。
作業ページは↓のような形で、右下のチャットで「市民が入力するフォームを作って、入力データはデータベースに自動登録して」と書いているような作業イメージになります。
自然言語ベースで非常に楽!!!!
6. Notion のスゴいところ
今回いちばん「強いな」と思ったのは、
- データベース
- フォーム
- ダッシュボード
みたいな“部品” (ブロック) が揃っていて、形にするスピードが超高速 なところでした。
そして、それにAIが組み合わさり 人の画面操作を少なくする という点がアドバンテージだと感じました。
(1)「ページ作って」「フォーム作って」で、そこそこ形になる
Notionはイメージ・サンプルを作るのが速く、手間なしでできます。
この速度があると、最初の議論が「文章」ではなく「イメージ」になります。
(2) 部品が多彩
フォーム、DB、フィルタ、グラフ、テンプレ、公開ページ...etc
最初から一通り揃っていて組み合わせるのみ、、といったところです。
(3) レビューとテストも指示で回せる
AIと壁打ちしながら、
- 設計のレビュー
- サンプルデータ投入
- サンプルベースのテスト
まで進められるのは、妄想癖と相性が良すぎました。
最後に
カジュアルに言うと「妄想力」、カッコよく言うと「ビジョナリーリード」ですが、
- こういう業務が必要
- こういうユーザ体験にしたい
- だからこの導線が必要
みたいな コンテキスト作り ができると、あとは設計〜テストの多くを Notion が肩代わりしてくれます。
生成AI時代、ビジョンやコンテキストをいかに人間が作り出すかが大事になってくるのかもしれません。
是非Notionの利用を通して、コンテキストエンジニアリングを業務に組み込んでみてはいかがでしょうか。
...最後に余談ですが、今回「町おこし」「街おこし」より 「地域おこし」 の方が良さそうということが Google Trends からわかり、名寄せしました。このあたりは人で判断する必要がありますね。
それではまた。メリークリスマス!








