3
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

AWS-SKILLS-GUILD Advent Calendar 2024

Day 6

AWS PrivateLink cross-region connectivity 検証

Posted at

AWS PrivateLink now supports cross-region connectivity

PrivateLinkがクロスリージョン接続に対応、とあるので何ができるようになったのか検証しました。
期待値は、あるリージョンにVPCEndpointを作成すれば、他リージョンのS3バケットなどに接続できるようになることです。

結局何ができるようになったのか

先に結論です。

自前サービスのエンドポイントサービスを構築する時にサービスリージョンが指定できるようになり、サービスリージョンで指定したリージョンでリージョンを跨いだエンドポイントが作成できるようになった。

何が変わったのか

Endpointサービスの作成

Iralandリージョンで検証します。
“Create endpoint service”で自前のサービス作成をする際に、オプションで「Service Regions」の設定項目が増えています。

image.png

サービスリージョンは複数指定できます。
サービスを作成するのはeu-west-1(Ireland)で、サービスリージョンをus-east-1(N.Virginia)、us-west-2(Oregon)の二つ指定して作成します。
(選択肢には出てきますが、ここで発表にあるサポートリージョン以外を指定するとエラーになります。)
image.png

Endpointの作成

OregonリージョンでEndpointの作成を実施します。

EndpointServiceを作るときに、ServiceRegionとして選択したリージョンで、Create Endpointするとき、(“AWS services”ではなく)
“Endpoint services that use NLBs and GWLBs”や“PrivateLink Ready partner services”を選択し、Enable Cross Region endpointをチェックすると「他のリージョンで自前作成したエンドポイントサービス」を直接指定できる動きとなります。
今回は“Endpoint services that use NLBs and GWLBs”を選択し、サービスリージョンとして先ほどサービスを作成したeu-west-1を指定します。
以下のようにService Name Verfiedとなります。

image.png

サービスリージョンとして指定しなかった場合

サービスリージョンとして指定しなかったリージョンで同様に指定するとエンドポイントの検証がエラーになります。

image.png

サポートされていないリージョン

サポートリージョン以外では、Enable Cross Region endpointのチェックボックスが表示されません。

image.png

AWSサービスではどうなっているか

AWSサービスを選択してエンドポイントを作成する場合は他のリージョンのサービスは指定できないようです。
image.png

ただし、「Service Region」というカラムが増えているので、AWS側で各サービスを別リージョンで使用できるように今後展開していくのでは、と期待しています。

まとめ

検証の結果、AWS PrivateLink cross-region connectivityは現状では自前で作成したエンドポイントのサービスだけが対象のようであることがわかりました。
今後の機能拡充に期待しています。

3
0
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?