11
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

FigmaMakeは実務で使える?既存UIをAI修正してみた正直な感想

11
Last updated at Posted at 2025-12-11

こんにちは、デザイナーのryu_nxwです。

株式会社ネクスウェイ Advent Calendar 2025」12日目の記事です🎄
今年デザイナー界隈で話題になった FigmaMake を触ってみました。

「実務で使えるの?」
「FigmaのUIをそのまま読み取れるの?」

そんな疑問を持ちながら、実際に検証してみた結果をまとめます。

FigmaMakeってなに?

Figmaが提供する「コード生成 × UI生成」のAIツールです。
ライブラリやフレームを読み込みつつ、UIの自動生成やコード出力をしてくれます。

今回は、既存プロダクトのUIをどれくらい修正できるのか、検証してみました。

既存プロダクトをベースにUI修正してみた

✅ 今回の検証内容

実務でよくある「既存UIのちょい改修」を想定して、

  • 既存ライブラリの読み込み
  • 既存UIフレームの取り込み
  • ソートUIの追加依頼
  • 最終的な微調整

これらを順に試しました。

1. 既存ライブラリを読み込む

まずは、既存ライブラリをFigmaMakeに取り込みます。

「ライブラリの管理 > ライブラリを公開」から
「FigmaMakeにエクスポート」 すると読み込みが始まります。

読み込みが完了すると、
FigmaMake側でコンポーネントやStyleをそのまま利用できます。

ライブラリ選択画面

作成途中でもライブラリを追加可能 (スタイルやガイドラインの編集も◎)

2. 既存の画面UIフレームを反映してみる

次に、実際の画面UIをFigmaMakeに渡してみます。
以下の方法を試しました。

  • スクリーンショット
  • Figmaコンポーネント
  • React/SassをHTML/CSSに変換して添付

しかし、どの方法でも 構造の再現が難しい という結果に…。
レイアウトが崩壊することもありました。

崩れた画面

左が元UI、右がFigmaMake版。

見た目は近いけど、細部の構造がかなり違う。
実務レベルで使うには、結局コードで調整した方が早い場面が多そうです。

(しかも…正しく読み取ってもらうために、バリアントを外したり、構造を単純化したりする必要がありました。既存UIが揃っていても大変でした…)

🐣 なぜ崩れるのか?

FigmaMakeは

「見た目 → 構造を推測 → コード生成」

という手順のため、
情報が欠けると推測が増え、崩れやすくなります。

  • スクショ:構造情報ゼロ
  • コンポーネント:AutoLayout・階層が複雑だと破綻
  • HTML/CSS:フォルダ構成・JSロジックが欠落
  • Sass:非対応

特に実プロダクトは構造が複雑なので、
完全復元は現状むずかしい という印象です。

3. ソートUIの追加を依頼

気を取り直して、生成UIに 並び替え(ソート)UI を追加してみました。

並び替え追加

これはとてもスムーズで、複数パターンの生成も一瞬でした。
部分的なUI追加はかなり強いです。

4. 最終的な微調整

色や余白などの、細かい部分を仕上げていきました。
実際に動かせるので、叩き台として実用的です。

並び替え2

💎 https://deer-hug-13633744.figma.site

やってみて感じたこと

  • 既存UIの完全復元はかなり難しい
  • 部分追加は爆速で便利
  • 完全再現を目指す場合は、結局AIの補正が多く苦戦する

仮にUIが生成できても、
既存コードの構造に沿って組み直すのはほぼ無理で、
プロダクトにそのまま戻す運用は現実的ではない と感じました。

ただし、軽いUI追加や叩き台づくりには最適 です。

ちなみに…新規で診断ゲームも作ってみた

既存UIとは別に、ゼロからアプリも試作してみました。

images.png
💎 https://basil-thank-40137058.figma.site

診断ロジックはChatGPTに、
イラストはGeminiに生成してもらっています。

✨ 必要コンポーネントは最低限でOK

用意したのは buttonradio の2つだけ。

コンポーネント

雰囲気の再現が得意で、
スタイル指定もプロンプトだけで十分でした。

✨ ノーコードで“動く”プロダクトが作れる強み

UI/UXデザイナーにとって、「動くUI」を作るのは意外とハードルが高いものです。

その点、コードなしで動くUIまで作れてしまうのは、
デザイナーにとってかなり魅力的だと感じました。

📝 まとめ

  • アイデアを“動く形”にするスピードは強い
  • 既存UIの完全再現には向かない
  • 部分追加・新規UIの叩き台として良い

FigmaMakeは、サクッと動くものを作れる、
AI×UIプロトタイピングツールとして非常に優秀だと思います。

一方で、UIの構造を深く理解させたり、
デザインシステムに完全準拠させたりするのは、まだ苦手そうです。
既存プロダクトの効率化という観点では、課題もまだ多いと感じました。

今後のアップデート次第で、デザイナーにとって強力な選択肢になると思います。
来年以降のFigmaMakeの進化に期待しています!


最後まで読んでいただきありがとうございました。

株式会社ネクスウェイ Advent Calendar 2025では明日以降も、開発メンバーがそれぞれの「好き」と「学び」を自分の言葉で綴っていく予定です。

明日13日目の記事は、@yusake_nxw さんの「脳内で、ちょくちょく404エラー吐いていた件 」です。
引き続き、お楽しみください🎄

11
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
11
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?