〜まずはここから削ろう。世代・サイズ・SPだけで数字が動く〜
前回に引き続き、第2弾です!
EC2 は AWS の中でもっとも “削りやすい” サービス。
常に動いているぶん、ちょっとした改善がそのまま請求額に効いてきます。
この記事では、僕が実際にやってみて
効果が大きかった削減ポイントだけ をサクッとまとめます。
※例をいくつか出すことありますが、あくまで参考イメージですので、正確にはAWSのサイトでコスト計算してみてね!
🎯 結論:EC2 の削減はこの5つを見ればOK
| # | 削減ポイント | 効果の概要 |
|---|---|---|
| 1 | 最新世代に変更(c5 → c6a など) | コスパが上がり、そのまま料金が落ちる |
| 2 | サイズを1つ下げる | large→medium だけでほぼ半額のことも |
| 3 | Savings Plans(SP)適用 | 24時間稼働なら 約36% OFF(1年一括) |
| 4 | 夜間停止(検証環境) | 使ってない時間の課金を丸ごと削除 |
| 5 | EBS / AMI の肥大化対策 | ストレージの無駄課金を防ぐ |
地味ですが、どれも “確実に効く” 改善です。
※もっといろいろありますが、何からやれば???ってなっている人はぜひ
🔁 世代変更は静かに効く(c5 → c6a の例)
世代を上げるだけで性能かコストのどちらかが改善されます。
例:
世代変更前 + SP(1年): $100/月
世代変更後 + SP(1年): 約 $40/月
→ 月 $60 削減
→ 年間だと $720 削減
1台でもこれ。複数台なら絶大な効果に。
▼ サイズを1つ下げるのも超強力
CPU・メモリの余裕があるなら
large → medium にするだけでコストが半額近く になることも。
ただし、安全に下げるためには:
- アプリの処理内容の確認
- リソースを使っている原因の洗い出し
- キャッシュ/バッチの調整
といった “アプリ側の軽量化” がセットで必要。
Compute Optimizer の提案も便利。
💳 SP(Savings Plans)の“1年 vs 3年問題”
SP の割引はこういうイメージです:
- 1年一括 → 約36% OFF(実測に近い)
- 3年一括 → もっと安い(最大クラス)
ただし、僕は 1年派。
理由:
- AWS は毎年新しいインスタンスが出る
- 新世代のほうが安くて性能がいい
- 3年縛りだと“旧世代にコミット”してしまう
そのため、**「1年ずつ買って毎年見直す」**のが一番柔軟でした。
⚠ Spot Instances はやったことがないが、効果はすごいらしい、、、
Spot は最大 90% OFF。
ただし、“突然止まる可能性” があるため、
向いているのは:
- バッチ処理
- CI/CD
- テスト環境
- ステートレス API
今回は要件上合わず未採用。
📝 僕が実際にやったことまとめ
- SP購入のたびに世代・コスパ見直し
- 世代更新に合わせてインスタンスタイプ変更を検討
- 夜間停止を Lambda + EventBridge で自動化
- AMI の定期整理(取りすぎ/放置を防ぐ)
- EBS に溜め込まない仕組み=バックアップは S3 側へ
いずれも“静かに効いてくる”改善でした。
🎯 まとめ:EC2は「最初に削ると成果が出る場所」
- 世代変更
- サイズダウン
- SP適用
- 稼働時間削減
- ストレージ整理
この5つを押さえるだけで、
毎月・毎年の請求が目に見えて変わります。
EC2 は派手ではありませんが、
インフラにおける最強の利益貢献ポイントです。
🔜 次回
『コスト削減 - RDS / Aurora 編 -』
DB は“高い”というイメージの分、
見直しが刺さったときの削減インパクトが大きいです。
次回も静かに効く削減を掘っていきます。