0.はじめに
AWS ground stationは、衛星通信のコントロール、衛星データの処理、衛星運営のスケーリングを可能にする完全マネージド型サービスです。
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何ができるのかよく分からない。
衛星は、天気予報、地表画像撮影、通信、放送など、幅広いユースケースで使用されています。
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Ground stations は、グローバルな衛星ネットワークの中心を形成しています。 AWS Ground Station では、AWS のサービス、ならびに、低レイテンシーのグローバルファイバーネットワークを含む AWS のグローバルインフラストラクチャへの、直接的なアクセスが提供されます。
つまり何ができるんだろう。
1.コスト
まずは、利用コストについてのお話です。
お高いんでしょう…???
と思いきや、なんとなんと
1分あたり3 USD~22 USD
1時間辺り日本円で2万円から15万円くらいでしょうか。
…めちゃくちゃ高い。
2.使用までの流れ
まず大前提として、アメリカのアマチュア無線的なライセンスが必要らしいです。
上記のORAD IDとFCCライセンスを登録後、AWSコンソールから、衛星のスケジュールを予約します。
Federal Communications CommissionでFCC、連邦通信委員会のライセンスらしいです。
NORAD IDは北アメリカ航空宇宙防衛司令部の衛星の管理番号だとか。。。
そしてスケジュールの時間が来たら、衛星と通信し、データを取得して、AWSの様々なサービスに連携して活用する事が可能です。
全然分からない...
3.何に使えるのか
結構幅広い分野での使用が期待されているようです。
例えば、独自で衛星写真を入手したいとき。
災害情報などを即時に察知する。
グローバルなデータ通信を行いたい。
AWSの各データ分析サービスとの連携が可能なようなので、
入手したデータは、Amazon Kinesisなどでリアルタイムストリーミングで処理して、S3に保存したり、
AWS SageMakerでそのまま分析を行ったり...
う~ん、、、何に使えばいいんだろう。
実際に使ってみようと思ったら、先ほどのライセンスが登録されないとスケジュールすら建てられないですね。
4.まとめ
雑なまとめですが、日本国内企業が使うのは結構ハードルが高いのではないでしょうか。
FCCライセンス自体は、国内からでも取得可能なようなのですが、
「ground station 使ってみた」で、日本国内の事例、個人の利用が全然見受けられないので、
これから共同利用などでもっと敷居が下がって、GoogleEarthのような感覚で、
衛星画像をリアルタイムで受信する事が出来るようになる日が来るのではないでしょうか。