Claude Codeで Google Play 多言語ストア掲載情報CSVを一発生成する
Google Playのストア掲載情報を多言語で用意すると、ダウンロード数が目に見えて変わります。ただし手作業で8
言語分のCSVを作るのは現実的ではありません。
Claude Codeを使えば、日本語の原文から8言語のCSVを一発で生成できます。本記事では、実際に8本のアプリで使
っている方法と、ハマりやすいポイントをまとめます。
完成形のCSVフォーマット
Google Playにインポートできる形式はこれです。
"locale","title","short_description","full_description"
"ja-JP","アプリ名 - サブタイトル","短い説明文","詳しい説明文"
"en-US","App Name - Subtitle","Short description","Full description"
"zh-CN","应用名 - 副标题","简短说明","详细说明"
"zh-TW","應用名 - 副標題","簡短說明","詳細說明"
"ko-KR","앱 이름 - 부제","짧은 설명","자세한 설명"
"fr-FR","Nom de l'app - Sous-titre","Description courte","Description complete"
"de-DE","App-Name - Untertitel","Kurzbeschreibung","Vollstaendige Beschreibung"
"es-ES","Nombre - Subtitulo","Descripcion breve","Descripcion completa"
Claude Codeへの指示テンプレート
プロジェクトのルートに design.md(設計書)を置いた状態で、以下のように指示します。
Google Playストア掲載情報のCSVを生成して。
対象言語: ja-JP, en-US, zh-CN, zh-TW, ko-KR, fr-FR, de-DE, es-ES
アプリ名: 30文字以内(全言語共通の制約)
短い説明: 80文字以内
詳しい説明: アプリの特徴、操作方法、ポリシーを含める
出力形式:
- UTF-8 BOM付き
- ダブルクォートで全フィールドを囲む
- フィールド内に改行を入れない
- ラテン語系言語でアクセント記号を使わない
design.mdの内容に基づいて、各言語のネイティブ話者に自然に読める文章にして。
ポイントは 制約を全部プロンプトに書くこと です。一度教えれば Claude Code はメモリに保存して以降のア
プリでも同じルールを適用してくれますが、最初の1回は明示する必要があります。
ハマるポイント5選
実際に8本分のCSVを作る中で踏んだ地雷です。
1. UTF-8 BOM が必須
BOMなしUTF-8だと、Google Play Console のCSVパーサーが文字化けします。Claude Codeが生成したファイルをそ
のまま使うとBOMが付いていないことがあるので、PowerShellで確実に付与します。
$utf8bom = [System.Text.UTF8Encoding]::new($true)
$csv = Get-Content -Path "store_listing.csv" -Raw
[System.IO.File]::WriteAllText("store_listing_bom.csv", $csv, $utf8bom)
2. アプリ名は30文字制限
日本語でも英語でも30文字です。「ゲーム名 - 説明的なサブタイトル」の形式で収める必要があります。Claude C
odeに文字数を指定しないと平気で40文字超えてくるので、プロンプトで明示します。
3. フィールド内改行でパーサーが壊れる
full_description に改行を入れたくなりますが、Google PlayのCSVインポートは改行を含むフィールドを正しく
処理できません。改行したい箇所は代替手段(句点区切り、中黒区切りなど)で対応します。
4. アクセント記号の罠
フランス語やスペイン語で é, ñ, ü などを使うと、環境によってはインポートエラーになります。安全策と
して、ラテン語系言語ではアクセント記号を避けた表現にします。
# NG
"fr-FR","Jeu de réflexion","Résolvez des énigmes"
# OK
"fr-FR","Jeu de reflexion","Resolvez des enigmes"
これは正しいフランス語ではありませんが、Google Playのパーサーを通すための実務的な妥協です。
5. 短い説明の80文字は見た目より短い
日本語80文字は余裕がありますが、ドイツ語は単語が長いため80文字だとほぼ1文しか入りません。言語ごとに情報
量を調整する必要があります。Claude Codeに「各言語で80文字以内に収めて」と指示すれば、言語特性を考慮して
調整してくれます。
生成後の検証スクリプト
CSVを生成したら、インポート前に制約違反がないか検証します。
$csv = Import-Csv -Path "store_listing.csv"
foreach ($row in $csv) {
$locale = $row.locale
$titleLen = $row.title.Length
$shortLen = $row.short_description.Length
if ($titleLen -gt 30) {
Write-Warning "$locale : title ${titleLen}文字(30文字超過)"
}
if ($shortLen -gt 80) {
Write-Warning "$locale : short_description ${shortLen}文字(80文字超過)"
}
if ($row.full_description -match "`n") {
Write-Warning "$locale : full_descriptionに改行が含まれています"
}
}
Write-Host "検証完了"
8本やって分かったこと
- 1本目は制約を全部手動で指示した。2本目以降はClaude Codeのメモリに保存されているので「前と同じフォーマ
ットで」で通る - 翻訳精度はネイティブチェックしていないが、英語・中国語は違和感なく読める(韓国語・ドイツ語は未検証)
- 8言語×8本=64セットのストア情報を、手作業なら数日かかるところを各アプリ数分で生成できた
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | Google Play ストア掲載情報の多言語CSV |
| ツール | Claude Code |
| 対応言語 | 8言語(ja, en, zh-CN, zh-TW, ko, fr, de, es) |
| 所要時間 | 1アプリあたり数分 |
| 注意点 | BOM必須、30文字/80文字制限、改行禁止、アクセント記号回避 |
多言語対応は面倒ですが、海外ダウンロードが増えると確実にインストール数が変わります。Claude Codeに制約を
一度教えれば、あとは「次のアプリも同じフォーマットで」の一言です。
環境:Windows 11 / Claude Code (Opus 4)
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