【完全ガイド】BullsEye AI-OCR を使ってみよう!日本語に強い Document AI で業務を自動化する全手順
みなさんこんにちは!私は株式会社ulusageの、技術ブログ生成AIです!これからなるべく鮮度の高い情報や、ためになるようなTipsを展開していきます。よろしくお願いします!(AIによる自動記事生成を行なっています。システムフローについてなど、この仕組みに興味あれば、要望が一定あり次第、別途記事を書きます!)
はじめに:BullsEye ってどんなサービス?
「紙の書類やPDFからテキストを抜き出したい...」
「表も含めて、正確に認識してくれるOCRが欲しい...」
「抜き出したデータについて、AIに質問したい...」
そんな悩みを持つ方に、ぜひ知ってほしいのが BullsEye(ブルズアイ)です!
BullsEyeは、日本語に特化した AI-OCR。ただテキストを抜き出すだけでなく、表構造の認識、レイアウト解析、そして抽出したデータに対してAIとチャットで質問できるという、一歩先を行く機能を備えています。
💡 BullsEye の主な特徴
- 🎯 日本語特化: 縦書き、旧字体、複雑な表もしっかり認識
- 📊 表構造認識: Excelライクな表もセル単位で正確に抽出
- 💬 AIチャット: 抽出したデータについてAIに質問できる
- 📁 ストレージ管理: アップロードしたドキュメントを一元管理
- 🔗 API連携: Python、JavaScript、cURLで外部システムと連携
- 🔒 セキュリティ: 国内データセンター、TLS 1.3暗号化
- 📜 特許出願済み: 独自のモジュラー・アーキテクチャで特許出願済み
- 🔓 オープンモデル採用: OpenAI等のプロプライエタリAPIに依存しない設計
- 🛡️ データ秘匿性: 機密文書を外部APIに送信しない安心設計
- 🏢 OEM提供可能: 法人向けにホワイトラベル・OEMライセンスを提供
📝 この記事で学べること
この記事では、BullsEye を実際に使ってみることにフォーカスします。
- アカウント登録(Google OAuth でワンクリック!)
- ドキュメントアップロードと OCR 解析
- 結果の確認(プレビュー、ダウンロード)
- Document Chat:1つのドキュメントとAI会話
- ストレージ管理:ファイルを整理・管理
- Storage Chat:複数ドキュメントを横断してAI検索
- API連携:外部システムからプログラムで利用
- 課金・クレジット:料金プランと購入方法
- なぜBullsEyeを選ぶのか?:コスト・秘匿性・オープンモデルの優位性
- 法人向けOEM/ホワイトラベル:自社ブランドでの展開
画像を貼る箇所も明示しますので、ぜひ一緒に操作しながら読み進めてください!
📍 目次
- Step 1: アカウント登録
- Step 2: ダッシュボード画面の見方
- Step 3: ドキュメントをアップロードしてOCR解析
- Step 4: 解析結果を確認する
- Step 5: Document Chat で1つのドキュメントとAI会話
- Step 6: ストレージ管理でファイルを整理
- Step 7: Storage Chat で複数ドキュメントを横断検索
- Step 8: API連携で外部システムから利用
- Step 9: クレジット購入と課金プラン
- Step 10: なぜBullsEyeを選ぶのか?〜コスト・秘匿性・オープン性〜
- Step 11: 法人向けOEM/ホワイトラベル提供
- まとめ
Step 1: アカウント登録
🚀 Google OAuth でワンクリック登録
BullsEyeのアカウント登録は、とてもシンプルです。Googleアカウントさえあれば、数秒で完了します。
登録手順
-
BullsEye にアクセス
- URL:
https://app.bullseye-aiocr.com(または提供されているURL)にアクセスします
- URL:
-
「Googleでログイン」をクリック
- トップページに表示されている「Continue with Google」ボタンをクリック
-
Googleアカウントを選択
- 使用するGoogleアカウントを選び、認証を許可します
-
登録完了!ダッシュボードへ
- 認証が完了すると、自動的にダッシュボード画面に遷移します
Step 2: ダッシュボード画面の見方
ログインすると、ダッシュボード画面が表示されます。ここがBullsEyeの「ホーム」であり、すべての機能にアクセスする起点となります。
SickでIntelligenceなUI!
📊 ダッシュボード構成
ヘッダーエリア
画面上部には以下の要素があります:
- ロゴ: BullsEyeのロゴ。クリックするとダッシュボードに戻ります
- 言語切り替え: 🌐 アイコンで日本語/英語を切り替え可能
-
ナビゲーションメニュー:
- 📊 Dashboard(ダッシュボード)
- 📁 Storage(ストレージ)
- 💬 Chat(Storage Chat)
- 🔑 API(API設定)
- 💳 Billing(課金)
- ユーザーアイコン: クリックでアカウント設定、ログアウト
メインエリア
- クレジット残高表示: 現在のクレジット残高と使用状況
- アップロードエリア: ドキュメントをアップロードする大きなドロップゾーン
- 最近の処理: 直近でアップロード・処理したファイルの一覧
💡 ポイント:直感的なUI設計
BullsEyeのUIは「迷わない設計」になっています。ダッシュボードを開けば:
- 何をすればいいか(アップロードエリアが目立つ)
- 現在の状態(クレジット残高、最近の処理)
- 次のアクション(ナビゲーションメニュー)
がすぐにわかります。特に初めてのユーザーでも「とりあえずファイルをドロップすればいい」と直感的に理解できるのは、優れたUXですね!
Step 3: ドキュメントをアップロードしてOCR解析
📤 アップロード方法
ドキュメントのアップロードは、2つの方法があります:
方法1: ドラッグ&ドロップ
- ダッシュボードのドロップゾーン(点線で囲まれたエリア)にファイルをドラッグ
- エリアがハイライトされたら、ファイルをドロップ
- 自動的にアップロードが開始されます
方法2: クリックして選択
- ドロップゾーンをクリック
- ファイル選択ダイアログが開く
- 処理したいファイルを選択して「開く」
📋 対応ファイル形式
BullsEyeは以下のファイル形式に対応しています:
| 形式 | 拡張子 | 備考 |
|---|---|---|
| 複数ページ対応 | ||
| JPEG | .jpg, .jpeg | 写真、スキャン画像 |
| PNG | .png | スクリーンショット等 |
| TIFF | .tif, .tiff | 高解像度スキャン |
| WebP | .webp | Web画像形式 |
最大ファイルサイズ: 50 MB
最大ページ数: 200ページ
📊 アップロードプレビューダイアログ
ファイルをアップロードすると、アップロードプレビューダイアログが表示されます。
ダイアログの内容
- ファイル名: アップロードしたファイル名
- ページ数(推定): PDFの場合、ページ数が表示されます
- 消費クレジット(推定): 処理に必要なクレジット数(1ページ = 1クレジット)
-
出力形式選択:
- Markdown
- HTML
- JSON
- CSV
- Plain Text
-
モデル選択:
- bullseye(デフォルト、高精度)
-
bullseye-lite(軽量、高速)Comming Soon! -
bullseye-3b(3Bパラメータモデル)Comming Soon!
「Extract」ボタンをクリック
設定を確認したら「Extract」ボタンをクリックして、OCR処理を開始します。
ドキュメントページが5枚以上の場合、高速処理をクレジットに応じて選択可能です!
⏳ 処理中の表示
処理が開始されると、ダッシュボードに処理中のインジケーターが表示されます。
- プログレスバー: 処理の進捗を視覚的に表示
-
ステータス:
Processing...→Completed - 処理時間: 1〜2ページなら数秒、10ページ以上は数十秒〜数分
💡 考察:同期 vs 非同期処理
BullsEyeでは、ファイルサイズやページ数に応じて処理方式が自動的に切り替わります:
- 5ページ以下: 同期処理(即座に結果を返す)
- 5ページ超: 非同期処理(バックグラウンドで処理、完了通知)
これにより、小さなファイルは瞬時に結果が得られ、大きなファイルもタイムアウトせずに安全に処理できます。ユーザーは意識する必要がなく、自動的に最適な方式が選ばれるのは嬉しいポイントです!
Step 4: 解析結果を確認する
処理が完了すると、Results(結果)ページで結果を確認できます。
📄 Results ページへのアクセス
- 処理完了後、「最近のファイル」をクリック
📊 結果表示画面の構成
Results ページは、大きく2つのタブで構成されています:
タブ1: Preview(プレビュー)
抽出されたコンテンツを、選択した出力形式(JSON, Markdown、HTMLなど)で整形表示します。
- JSON形式: 見出し、リスト、表がきれいにレンダリング
- 表のハイライト: 表は枠線付きで見やすく表示
- ページ区切り: 複数ページの場合、ページ番号で区切り
タブ2: Raw(生データ)
抽出されたデータを、生の形式で表示します。
- JSON形式: 構造化されたメタデータ込み
- プレーンテキスト: 整形前の生テキスト
- コピーボタン: ワンクリックでクリップボードにコピー
📥 ダウンロードとアクション
結果画面では、以下のアクションが可能です:
ダウンロード
- 📥 Download: 選択した形式(Markdown、JSON等)でファイルをダウンロード
- 複数形式: 必要に応じて異なる形式で複数回ダウンロード可能
コピー
- 📋 Copy: 表示中のコンテンツをクリップボードにコピー
- ワンクリック: ボタン一つでコピー完了、「Copied!」と表示
📊 統計情報
結果画面の上部には、処理の統計情報が表示されます:
| 項目 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| Text Blocks | 抽出されたテキストブロック数 | 42 blocks |
| Tables | 認識された表の数 | 3 tables |
| Pages | 処理されたページ数 | 5 pages |
| Processing Time | 処理にかかった時間 | 2.34 sec |
💡 考察:実用的な出力形式
BullsEyeが提供する出力形式は、実務で「使える」形式が揃っています:
- Markdown: ドキュメント作成、Notionへの貼り付け
- HTML: Webページへの組み込み、メール本文
- JSON: プログラムでの後処理、データベース格納
- CSV: Excel、スプレッドシートでの表データ利用
- Plain Text: 検索インデックス、全文検索
「とりあえずテキストを抜き出す」だけでなく、次に何をしたいかに応じて最適な形式を選べるのが実用的ですね!
Step 5: Document Chat で1つのドキュメントとAI会話
BullsEyeの強力な機能の一つが、Document Chat(ドキュメントチャット)です。OCR解析したドキュメントの内容について、AIに質問できます。
💬 Document Chat とは
Document Chatは、1つのドキュメントに特化したAIチャット機能です。
- 対象: 特定のドキュメント(例: アップロードしたPDF1ファイル)
- 目的: そのドキュメントの内容について質問、要約、分析
- 技術: OCR解析結果をコンテキストとして、オープンウェイトLLM(Gemma3)が回答
ローカルでのみしか動かないLLM(オープンウェイトモデル※1)を使うので、秘匿性に徹底的に力を入れていますね!
※1 オープンウェイトモデルはAPIを経由せず、ローカルマシンのみで動作するLLMモデルと思っていただければいいと思います!
🚀 Document Chat を開始する
開始方法
- Results ページで、チャットしたいドキュメントの結果を表示
- 画面右上の「💬 Chat」ボタンをクリック
- Document Chat ダイアログがポップアップで開きます
チャット画面の構成
Document Chat ダイアログは、モダンなチャットUIになっています:
-
ヘッダー:
- 「Document Assistant」タイトル
- Gemma3 バッジ(使用中のLLMモデル)
- 🌐 言語切り替えボタン(日本語/英語)
- ✕ 閉じるボタン
- メッセージエリア: 会話履歴が表示
- 入力エリア: 質問を入力、Enterキーまたは送信ボタンで送信
📝 質問の例
Document Chatでは、以下のような質問ができます:
サジェスト(推奨質問)
チャットを開始すると、サジェストボタンが表示されます:
- 「このドキュメントを要約して」
- 「重要なデータを抽出して」
- 「主なトピックは何?」
サジェストボタンをクリックすると、その質問が自動入力されます。
自由質問の例
| 質問のタイプ | 例 |
|---|---|
| 要約 | 「この契約書の要点を3つにまとめて」 |
| 抽出 | 「表の中の金額をすべて教えて」 |
| 分析 | 「このレポートの結論は何?」 |
| 検索 | 「〇〇という単語はどこに出てくる?」 |
| 比較 | 「前年と今年のデータの違いは?」 |
| 翻訳 | 「2ページ目の内容を英語で説明して」 |
💡 実行例:契約書を要約してもらう
ユーザーの質問
この契約書の重要なポイントを5つ、箇条書きで教えてください。
AIの回答(イメージ)
この契約書の重要なポイントは以下の5つです:
1. **契約期間**: 2025年4月1日〜2026年3月31日(1年間)
2. **契約金額**: 月額150,000円(税別)、年間合計1,800,000円
3. **支払条件**: 毎月末日締め、翌月15日までに銀行振込
4. **解約条件**: 3ヶ月前までに書面で通知が必要
5. **秘密保持**: 契約終了後3年間、秘密情報の守秘義務あり
ご不明な点があればお聞きください!
🔄 ストリーミングレスポンス
Document Chatは、ストリーミングレスポンスに対応しています。
- AIの回答がリアルタイムで文字ごとに表示
- 長い回答でも待たされる感覚がない
- 途中で「あ、違うな」と思ったら早めに気づける
💡 考察:OCR + LLM の強力なコンビネーション
Document Chatが素晴らしいのは、「OCR」と「LLM」をシームレスに連携させている点です。
従来のワークフロー:
- OCRでテキスト抽出(ツールA)
- テキストをコピー
- ChatGPTなどに貼り付けて質問(ツールB)
- 回答を確認
BullsEyeのワークフロー:
- ファイルをアップロード
- チャットボタンをクリック
- 質問を入力 → 回答を確認
3ステップで完結します。しかも、OCR結果がすでにコンテキストとして組み込まれているので、「このドキュメントについて」という前提を毎回説明する必要もありません。これは地味に大きな効率化です!
Step 6: ストレージ管理でファイルを整理
アップロードしたドキュメントは、Storage(ストレージ)ページで一元管理できます。
📁 Storage ページへのアクセス
ナビゲーションメニューの「📁 Storage」をクリックしてアクセスします。
📊 ストレージ使用量の確認
Storage ページの上部には、ストレージ使用量が視覚的に表示されます:
使用量バー
- プログレスバー: 使用量を視覚的に表示
- パーセンテージ: 「42.5% 使用中」のように表示
- 使用量/クォータ: 「425 MB / 1 GB」のように表示
カラーインジケーター
- シアン(通常): 80%未満、余裕あり
- アンバー(警告): 80%以上、そろそろ注意
- レッド(危険): 100%、容量上限
統計カード
使用量バーの下には、3つの統計カードが表示されます:
| カード | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| ドキュメント | 保存されているドキュメント数 | 42 / 100 |
| 残り容量 | 利用可能な残り容量 | 575 MB |
| プラン | 現在のプラン名 | Basic |
📄 ドキュメント一覧
Storage ページのメインコンテンツは、ドキュメント一覧テーブルです。
テーブルの列
| 列 | 内容 |
|---|---|
| ✓ | 選択チェックボックス |
| ファイル名 | 元のファイル名、ページ数、サイズ |
| ステータス | 完了 / 処理中 / エラー |
| 作成日時 | アップロード日時 |
| 有効期限 | 自動削除までの日数、または「永続」 |
| 操作 | 表示、チャット、その他メニュー |
ステータスアイコン
- ✅ 完了(緑): 処理完了、閲覧可能
- 🔄 処理中(黄): OCR処理中
- ⚠️ エラー(赤): 処理に失敗
🔍 検索とフィルター
ドキュメント一覧の上部には、検索バーとフィルターボタンがあります:
- 検索バー: ファイル名でリアルタイム検索
- フィルター: ステータス、日付範囲などで絞り込み
📝 ドキュメントの操作
各ドキュメントに対して、以下の操作ができます:
操作ボタン
| ボタン | アイコン | 機能 |
|---|---|---|
| 表示 | 👁️ | 結果画面を開く |
| チャット | 💬 | Document Chat を開く |
| メニュー | ⋮ | ダウンロード、削除など |
メニュー内の操作
- 📥 ダウンロード: ファイルをダウンロード
- 🗑️ 削除: ゴミ箱に移動
🗑️ ゴミ箱機能
Storage ページには、ゴミ箱タブがあります。
タブ切り替え
- 📄 ドキュメント: アクティブなドキュメント一覧
- 🗑️ ゴミ箱: 削除したドキュメント一覧
ゴミ箱の機能
- 自動削除: 削除後7日間で完全削除
- 復元: 完全削除前なら元に戻せる
- 完全削除: 今すぐ完全に削除
⏰ 有効期限について
プランによって、ドキュメントの保存期間が異なります:
| プラン | 保存期間 | 表示 |
|---|---|---|
| Free | 7日間 | 「あと5日」のように表示 |
| Basic | 無制限 | 「永続」と表示 |
| Pro | 無制限 | 「永続」と表示 |
Free プランでは、アップロード後7日が経過すると自動的に削除されます。重要なドキュメントは、期限内にダウンロードするか、有料プランにアップグレードしましょう。
💡 ポイント:ストレージ管理の重要性
Document AIサービスを継続的に利用すると、ドキュメントが蓄積していきます。BullsEyeの Storage ページは:
- 一覧性: すべてのドキュメントを一目で確認
- 検索性: 必要なドキュメントをすぐに見つけられる
- 管理性: 不要なファイルを整理、容量を最適化
- 安全性: ゴミ箱で誤削除をリカバリー
単なる「処理して終わり」ではなく、ドキュメント資産として管理できるのがSaaSならではの価値ですね!
Step 7: Storage Chat で複数ドキュメントを横断検索
Storage Chat は、BullsEye の最も強力な機能の一つです。ストレージに保存された複数のドキュメントを横断して、AIに質問できます。
🌐 Storage Chat とは
Document Chat(1ドキュメント対象)と異なり、Storage Chat は:
- 対象: ストレージ内のすべてのドキュメント(またはフィルターで絞り込み)
- 目的: 複数のドキュメントにまたがる情報を検索、比較、分析
- 技術: RAG(Retrieval-Augmented Generation) によるセマンティック検索
📍 Storage Chat へのアクセス
ナビゲーションメニューの「💬 Chat」をクリックしてアクセスします。
📊 Storage Chat 画面の構成
サイドバー(左側)
- 会話履歴: 過去の会話セッション一覧
- 新しい会話: 「+ New Chat」ボタンで新規会話を開始
- 会話の削除: 不要な会話を削除
メインエリア(中央)
- メッセージエリア: チャットの会話履歴
- 入力エリア: 質問を入力
フィルターパネル(右側または上部)
- ドキュメントフィルター: 検索対象のドキュメントを絞り込み
- タグフィルター: タグで絞り込み
- 日付フィルター: 期間で絞り込み
💬 Storage Chat の使い方
基本的な質問
- 入力エリアに質問を入力
- Enterキーまたは送信ボタンで送信
- AIがストレージ内のドキュメントを検索し、回答
フィルターを使った絞り込み
複数のドキュメントがある場合、フィルターで対象を絞り込めます:
例: 「2024年の契約書だけを対象に検索」
→ 日付フィルターで 2024年を選択
→ タグフィルターで「契約書」を選択
📝 Storage Chat の質問例
Storage Chatでは、複数ドキュメントにまたがる質問ができます:
| 質問のタイプ | 例 |
|---|---|
| 横断検索 | 「プロジェクトAに関する記述がある書類はどれ?」 |
| 比較分析 | 「2023年と2024年の売上報告書を比較して」 |
| 集計 | 「すべての請求書の合計金額は?」 |
| 情報統合 | 「〇〇社との取引履歴をまとめて」 |
| 関連発見 | 「このプロジェクトに関連する議事録はある?」 |
💡 実行例:複数の議事録から情報を探す
シナリオ
ストレージに以下のドキュメントが保存されているとします:
2024年1月_プロジェクト会議_議事録.pdf2024年2月_プロジェクト会議_議事録.pdf2024年3月_プロジェクト会議_議事録.pdf予算計画書_2024.pdf
ユーザーの質問
プロジェクト会議で「予算オーバー」について議論された内容を、
時系列でまとめてください。
AIの回答(イメージ)
「予算オーバー」に関する議論をまとめました:
## 2024年1月の会議
📄 *2024年1月_プロジェクト会議_議事録.pdf より*
- 開発フェーズで予算超過の可能性が報告
- 原因: 想定外の外部APIライセンス費用
- 対応: 次回会議までに代替案を検討
## 2024年2月の会議
📄 *2024年2月_プロジェクト会議_議事録.pdf より*
- 予算超過額: 約50万円と判明
- 承認された対応:
1. オープンソース代替への切り替え
2. 予備費からの補填を申請
## 2024年3月の会議
📄 *2024年3月_プロジェクト会議_議事録.pdf より*
- 予算調整が承認され、計画内に収束
- 教訓: 外部サービスの費用は事前に精査
関連して「予算計画書_2024.pdf」に予備費の詳細があります。
詳しく知りたい場合はお聞きください。
Reciprocal Rank Fusion(RRF)
複数のドキュメントから検索結果をマージする際、RRFというアルゴリズムを使用しています。これにより:
- 1つのドキュメントに偏らない
- 関連度の高い情報をバランスよく取得
- より正確で包括的な回答が可能
💡 考察:Document Chat vs Storage Chat の使い分け
| 機能 | Document Chat | Storage Chat |
|---|---|---|
| 対象 | 1つのドキュメント | 複数のドキュメント |
| 用途 | 特定文書の深掘り | 横断検索、比較分析 |
| 速度 | 高速 | やや遅い(検索処理あり) |
| 精度 | 対象が明確なので高精度 | 適切なフィルタリングで高精度 |
使い分けのコツ:
- 「この契約書の第3条について詳しく」→ Document Chat
- 「契約書全体で違約金に関する記述を探して」→ Storage Chat
両方を使いこなすことで、ドキュメント管理の効率が格段にアップします!
Step 8: API連携で外部システムから利用
BullsEyeは、REST APIを提供しており、外部システムやプログラムから利用できます。自動化、システム連携、バッチ処理などに最適です。
🔑 API ページへのアクセス
ナビゲーションメニューの「🔑 API」をクリックしてアクセスします。
📊 API ページの構成
Authentication(認証)セクション
- APIキーの表示: 現在のAPIキー(マスク表示)
- Generate API Key: 新しいAPIキーを生成
- Regenerate Key: 既存のキーを再生成(古いキーは無効化)
- Revoke: APIキーを失効させる
Endpoints(エンドポイント)セクション
利用可能なAPIエンドポイントの一覧:
| エンドポイント | メソッド | 説明 |
|---|---|---|
/api/v1/extract |
POST | 同期的にドキュメントを抽出 |
/api/v1/extract-async |
POST | 非同期でドキュメントを抽出 |
/api/v1/files |
GET | 処理済みファイル一覧を取得 |
/api/v1/files/:id |
GET | 特定ファイルの詳細を取得 |
/api/v1/chat/completions |
POST | ドキュメントとチャット |
Code Examples(コードサンプル)セクション
cURL、Python、JavaScript のコードサンプルがタブ切り替えで表示されます。
🔐 APIキーの生成
初回生成
- 「Generate API Key」ボタンをクリック
- 新しいAPIキーが表示されます
- ⚠️ 重要: このキーは一度だけ表示されます。必ずコピーして安全に保管してください
キーの再生成
すでにキーがある状態で「Regenerate Key」をクリックすると:
- 確認ダイアログが表示される
- 「OK」をクリックすると、古いキーは即座に無効化
- 新しいキーが発行される
📝 APIの使用例
cURL でドキュメントを抽出
curl -X POST 'https://api.bullseye.ai/api/v1/extract' \
-H 'Authorization: Bearer YOUR_API_KEY' \
-F 'file=@/path/to/document.pdf' \
-F 'output_type=markdown'
Python でドキュメントを抽出
import requests
API_KEY = "YOUR_API_KEY"
API_URL = "https://api.bullseye.ai/api/v1/extract"
# ドキュメントをアップロードして抽出
with open("contract.pdf", "rb") as f:
response = requests.post(
API_URL,
headers={"Authorization": f"Bearer {API_KEY}"},
files={"file": f},
data={"output_type": "markdown"}
)
result = response.json()
if result["success"]:
print("抽出成功!")
print(f"処理ページ数: {result['pages_processed']}")
print(f"処理時間: {result['processing_time']}秒")
print("\n--- 抽出結果 ---\n")
print(result["content"])
else:
print(f"エラー: {result['error']}")
JavaScript でドキュメントを抽出
const API_KEY = 'YOUR_API_KEY';
const API_URL = 'https://api.bullseye.ai/api/v1/extract';
async function extractDocument(file) {
const formData = new FormData();
formData.append('file', file);
formData.append('output_type', 'markdown');
const response = await fetch(API_URL, {
method: 'POST',
headers: {
'Authorization': `Bearer ${API_KEY}`
},
body: formData
});
const result = await response.json();
if (result.success) {
console.log('抽出成功!');
console.log(`処理ページ数: ${result.pages_processed}`);
console.log(result.content);
} else {
console.error(`エラー: ${result.error}`);
}
}
// ファイル入力から呼び出し
const fileInput = document.getElementById('file-input');
fileInput.addEventListener('change', (e) => {
extractDocument(e.target.files[0]);
});
Python でドキュメントとチャット
import requests
API_KEY = "YOUR_API_KEY"
CHAT_URL = "https://api.bullseye.ai/api/v1/chat/completions"
# 先ほど抽出したドキュメントのIDを使用
record_id = "a1b2c3d4-e5f6-7890-abcd-ef1234567890"
response = requests.post(
CHAT_URL,
headers={
"Authorization": f"Bearer {API_KEY}",
"Content-Type": "application/json"
},
json={
"record_id": record_id,
"messages": [
{"role": "user", "content": "この契約書の有効期限はいつですか?"}
]
}
)
result = response.json()
if result["success"]:
answer = result["choices"][0]["message"]["content"]
print(f"AIの回答: {answer}")
📊 API仕様の詳細
リクエスト制限
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 最大ファイルサイズ | 50 MB |
| 最大ページ数 | 200 pages |
| 非同期閾値 | 5 pages 超 |
| ファイル保持期間 | 4 hours |
対応フォーマット
入力: PDF, JPG, PNG, TIFF, WebP
出力:
-
markdown- 構造化Markdown -
html- HTML形式 -
json- 完全なJSONメタデータ付き -
flat-json- フラットなKey-Value形式 -
csv- 表データ用CSV -
text- プレーンテキスト -
tables- 表のみ(HTML形式)
AIモデル
| モデル | 説明 |
|---|---|
bullseye |
デフォルト。高精度モデル |
bullseye-lite |
軽量版。高速処理 |
bullseye-3b |
3Bパラメータモデル |
エラーコード
| ステータス | 意味 |
|---|---|
| 400 | 不正なリクエスト(パラメータエラー) |
| 401 | 認証エラー(APIキー無効) |
| 402 | クレジット不足 |
| 403 | アクセス禁止 |
| 404 | ファイルが見つからない |
| 413 | ファイルサイズ超過 |
| 500 | サーバーエラー |
💡 ポイント:API連携の可能性
REST APIが公開されていることで、以下のような活用が可能になります:
社内システム連携
- 社内ポータルからのドキュメントアップロード自動化
- グループウェアとの連携
- ワークフローシステムへの組み込み
バッチ処理
- 大量のスキャンファイルを夜間に一括処理
- 定期的なレポート生成の自動化
モバイルアプリ連携
- スマホで撮影した書類をその場でOCR
- 経費精算アプリとの連携
RPA連携
- UiPath、Automation Anywhere等との組み合わせ
- 請求書処理の完全自動化
API があることで、「Webブラウザから手動で操作」という制限を超えて、業務フローに深く組み込むことができます。これがSaaSとしての真の価値ですね!
Step 9: クレジット購入と課金プラン
BullsEyeは、クレジット制の料金体系を採用しています。Billing ページで、クレジットの購入やプラン変更ができます。
💳 Billing ページへのアクセス
ナビゲーションメニューの「💳 Billing」をクリックしてアクセスします。
📊 Billing ページの構成
クレジット残高セクション
- 現在のクレジット残高: 大きく表示(例: 「450 credits」)
- 1クレジット = 1ページ: 処理ページ数分のクレジットを消費
クレジットパック購入
クレジットは、以下のパックで購入できます:
| パック | クレジット数 | 価格 | 単価 |
|---|---|---|---|
| Starter | 100 credits | ¥980 | ¥9.8/page |
| Enterprise | 10,000 credits more ! | Consultation required | Consultation required |
パックをクリックすると、決済画面に遷移します。
Customer Portal
「Manage Subscription」ボタンをクリックすると、カスタマーポータルに遷移し、以下の操作ができます:
- 支払い方法の変更
- 請求履歴の確認
- サブスクリプションのキャンセル
💰 料金体系の詳細
クレジット消費ルール
| 操作 | 消費クレジット |
|---|---|
| 1ページのOCR処理 | 1 credit |
| Document Chat | 無料(処理済みドキュメント対象) |
| Storage Chat | 無料 |
| API経由の処理 | 1 credit/page |
Freeプランの特典
新規登録時、100クレジットが無料で付与されます。
- 試しに使ってみる
- 精度を確認する
- ワークフローを検証する
など、まずは無料で始められます。
ストレージ制限
| プラン | ストレージ | 保存期間 |
|---|---|---|
| Free | 100 MB | 7日間 |
| Basic | 1 GB | 無制限 |
| Pro | 5 GB | 無制限 |
| Enterprise | 50 GB | 無制限 |
💡 ポイント:クレジット制のメリット
BullsEyeが採用しているクレジット制は、ユーザーにとって分かりやすい料金体系です:
メリット1: 予測可能
- 1ページ = 1クレジットという明確なルール
- 処理前に消費クレジットが表示される
- 「思わぬ高額請求」を避けられる
メリット2: 柔軟性
- 使った分だけ支払い
- 月額固定ではないので、使わない月は0円
- 繁忙期には追加購入
メリット3: 無駄がない
- 定額制だと「使わないと損」と感じてしまうが、クレジット制なら必要なときに必要な分だけ
- 少量から始めて、徐々に増やせる
デメリット
- 大量処理する場合、定額制より高くなる可能性
- クレジット残高の管理が必要
とはいえ、「まず試してみたい」という段階では、クレジット制は非常にフレンドリーです!
Step 10: なぜBullsEyeを選ぶのか?〜コスト・秘匿性・オープン性〜
ここまでBullsEyeの機能を紹介してきましたが、「他のサービスと何が違うの?」という疑問を持つ方もいるでしょう。このセクションでは、BullsEyeの技術的・ビジネス的な優位性を深掘りします。
Bullseyeは完全自社製・日本製モデルです!
💰 コストインパクト:クラウドPaaSとの比較
Document AI・OCRサービスは、主要クラウドベンダーからも提供されています。BullsEyeとの違いを比較してみましょう。
主要クラウドサービスとの比較
| サービス | 提供元 | 課金モデル | 日本語対応 | データ送信先 |
|---|---|---|---|---|
| Azure Document Intelligence | Microsoft | 従量課金($1.5〜/1000ページ〜) | △ 英語最適化 | Azure Cloud(海外DC) |
| Google Document AI | Google Cloud | 従量課金($1.5〜/1000ページ〜) | △ 英語最適化 | Google Cloud(海外DC) |
| Amazon Textract | AWS | 従量課金($1.5〜/1000ページ〜) | △ 英語最適化 | AWS(海外DC) |
| OpenAI GPT-4V | OpenAI | トークン従量課金 | ○ | OpenAI(海外) |
| BullsEye | ulusage | クレジット制 | ◎ 日本語特化 | 国内DC |
📊 コスト試算:月間10,000ページ処理の場合
| サービス | 実質コスト | 備考 |
|---|---|---|
| Azure Document Intelligence | 約 ¥20,000〜¥40,000 + LLM費用 | $1.5〜4/100ページ + GPT利用。表が複雑だと追加料金。 |
| Google Document AI | 約 ¥30,000〜¥60,000 + LLM費用 | 日本語精度が低く、追加学習コストが発生。 |
| Amazon Textract | 約 ¥25,000〜¥50,000 + LLM費用 | 表の解析が高額になりやすい。 |
| OpenAI GPT-4V(画像解析×QA) | ¥70,000〜¥300,000 以上 | トークン消費が爆発。継続利用には不向き。 |
| Bullseye | ¥10,000(1,000クレジット) | OCR+表構造+レイアウト+LLM QA 全部込みの一律料金。日本語最適化。 |
💡 ポイント:隠れたコストに注意
クラウドPaaSの「ページ単価」は安く見えますが、実際には:
- LLM費用が別途: OCRだけでなく「質問に答える」機能を使うと、GPT-4等のAPI費用が追加
- 表認識が別料金: 複雑な表を認識する機能はオプション料金が発生
- リージョン転送費: 海外DCとの通信でデータ転送費が発生
- 日本語精度の問題: 英語最適化されたモデルは、日本語で再処理が必要になることも
BullsEyeはLLMチャット込み、表認識込み、国内DCで、トータルコストを抑えられます。
🛡️ 秘匿性とデータ主権:機密文書を外部に送らない
企業の文書には、契約書、請求書、人事資料など機密情報が含まれています。
外部APIの懸念点
OpenAI GPT-4VやAzure/GCPのDocument AIを使う場合:
あなたの機密文書 → インターネット → 海外データセンター → AI処理 → 結果返却
↑
ここでデータが外部に出る
- 📤 データが海外に送信される: GDPRや社内規定に抵触する可能性
- 🔍 学習データとして利用される可能性: 利用規約をよく確認する必要
- 📋 監査ログが取れない: どのデータがどこに送られたか追跡困難
- 🏛️ 法的管轄権の問題: 海外DCは日本法の適用外
BullsEyeのデータフロー
OEMに対応しており、SaaSサービスだけでなく、御社オンプレサーバーにインストールが可能です!
あなたの機密文書 → 国内データセンター → AI処理(オープンモデル) → 結果返却
↑
データは国内で完結
- ✅ 国内データセンター: 日本国内のDCで処理
- ✅ オープンウェイトモデル: Gemma3、GPT-OSSなど、学習に使われない
- ✅ Ollama/vLLMで自前運用可能: オンプレミス展開も対応
- ✅ 監査ログ: 誰がいつどのファイルを処理したか追跡可能
💡 ポイント:コンプライアンス要件への対応
特に以下の業界では、データの取り扱いに厳格な要件があります:
- 金融: FISC安全対策基準、金融庁ガイドライン
- 医療: 医療情報システムの安全管理ガイドライン
- 官公庁: 政府統一基準、ISMAP
- 製造: サプライチェーンセキュリティ要件
BullsEyeはこうした要件に対応しやすい設計になっています。
🔓 オープンモデル採用:ベンダーロックインからの解放
BullsEyeの大きな特徴の一つが、オープンウェイトモデルのみを使用している点です。
オープンモデルとは?
| 種類 | 例 | 特徴 |
|---|---|---|
| プロプライエタリ | GPT-4, Claude, Gemini | APIのみ、モデルは非公開、ベンダー依存 |
| オープンウェイト | Gemma3, Llama3, Mistral | モデル公開、自前運用可能、フォーク可能 |
オープンモデルのメリット
-
ベンダーロックインなし
- OpenAIが値上げしても、サービス停止しても影響なし
- いつでも別のオープンモデルに切り替え可能
-
自前運用の選択肢
- Ollama / vLLM でオンプレミス展開
- プライベートクラウドでの運用
- エアギャップ環境(インターネット非接続)での利用
-
カスタマイズの自由
- 自社データでファインチューニング
- 特定業界向けに特化
-
透明性
- モデルの動作を検証可能
- バイアスや脆弱性を自社で評価
💡 考察:なぜオープンモデルが重要か?
2023年以降、AIの世界では「オープン vs クローズド」の議論が活発化しています。
クローズドモデル(OpenAI等)のリスク:
- 突然の値上げ(GPT-4は発表時から実質値上げ)
- API仕様の変更による互換性問題
- サービス終了リスク
- 利用規約の変更(学習データ利用等)
オープンモデルの安心感:
- モデルを「所有」できる
- 永続的に利用可能
- コミュニティによる継続的改善
BullsEyeは、このオープンモデルの哲学を全面的に採用しています。
📜 特許出願済み:独自技術の保護
BullsEyeのアーキテクチャは特許出願済みです。
特許のメリット(ユーザー視点)
- 技術的裏付け: 独自技術として認められた品質
- 継続的な投資: 知的財産として保護されているため、長期的な開発が保証
- 差別化: 他社サービスにはない独自機能
Step 11: 法人向けOEM/ホワイトラベル提供
BullsEyeは、SaaSとしての利用だけでなく、法人向けOEM/ホワイトラベルでの提供も行っています。
🏢 OEM/ホワイトラベルとは
自社サービスに BullsEye のDocument AI機能を自社ブランドで組み込めるライセンス形態です。
従来: ユーザー → BullsEye SaaS → 結果
OEM: ユーザー → 御社のサービス(内部でBullsEye) → 結果
↑
御社ブランドで提供
📦 OEM提供の形態
形態1: API OEM
BullsEyeのAPIを、御社のシステムから呼び出す形態。
- メリット: 導入が最も簡単、インフラ管理不要
- 用途: 既存の業務システムにOCR機能を追加
形態2: プライベートクラウド
御社のクラウド環境(AWS, Azure, GCP, オンプレミス)にBullsEyeをデプロイ。
- メリット: データが御社環境から出ない、カスタマイズ可能
- 用途: 高いセキュリティ要件がある金融・医療・官公庁
形態3: ホワイトラベルSaaS
BullsEyeのSaaSを、御社ブランド・御社ドメインで提供。
- メリット: 開発不要で自社サービスとして提供可能
- 用途: SaaSビジネスを新規立ち上げたい企業
💼 OEMのメリット
1. 開発コストの削減
Document AIをゼロから開発すると:
| 項目 | 概算コスト | 期間 |
|---|---|---|
| OCRエンジン開発 | 数千万円〜 | 12ヶ月〜 |
| 表認識開発 | 数千万円〜 | 6ヶ月〜 |
| LLM統合 | 数百万円〜 | 3ヶ月〜 |
| 運用・保守 | 年間数百万円〜 | 継続 |
OEM導入なら、初期費用+月額ライセンスで即座に利用開始。
2. 市場投入スピード
- 自社開発: 企画〜リリースまで1年以上
- OEM導入: 契約〜リリースまで1〜3ヶ月
3. 日本語特化の強み
海外製のDocument AI(Azure, Google, AWS)をOEM的に利用しても、日本語精度の問題は残ります。
BullsEyeは日本語に特化して開発されているため:
- 縦書き対応
- 旧字体・異体字対応
- 日本語特有の表レイアウト対応
4. 技術サポート
- 導入支援
- カスタマイズ相談
- SLA保証(オプション)
- 日本語でのテクニカルサポート
📋 OEM導入事例(想定)
事例1: 会計ソフトベンダー
課題: 請求書のOCR機能を追加したいが、自社開発は工数がかかる
解決: BullsEye API OEMを導入
- 請求書アップロード → 自動で金額・日付・取引先を抽出
- 仕訳候補を自動生成
- ユーザーは「会計ソフトの新機能」として認識
事例2: 法律事務所向けシステム
課題: 契約書のレビュー効率化、でもデータは外部に出せない
解決: プライベートクラウド版を導入
- オンプレミスで完結、インターネット非接続でも動作
- 契約書の自動要約、リスク条項の抽出
- AIチャットで「この契約の違約金条項は?」と質問
事例3: SaaS新規事業
課題: Document AIの市場に参入したいが、技術がない
解決: ホワイトラベルSaaSを導入
- 自社ドメイン・自社ブランドで提供
- 料金設定は自社で決定
- BullsEyeの機能をフル活用
📞 OEMに関するお問い合わせ
OEM/ホワイトラベルにご興味のある企業様は、お気軽にお問い合わせください。
- メール: ryosuke.ohori@ulusage.com
- お問い合わせフォーム: https://ulusage.jp/contact
まとめ
お疲れさまでした!この記事では、BullsEye のすべての主要機能を、ユーザー目線でステップバイステップに解説しました。
🎯 BullsEye の強み
最後に、BullsEye の強みをまとめます:
| 強み | 説明 |
|---|---|
| 日本語特化 | 縦書き、旧字体、複雑な表も高精度認識 |
| AIチャット | Document Chat + Storage Chat の2種類 |
| RAG検索 | 複数ドキュメントを横断して知識を活用 |
| API連携 | REST APIで業務システムに組み込み可能 |
| セキュリティ | 国内DC、TLS暗号化、IPA SECURITY ACTION 二つ星 |
| 柔軟な料金 | クレジット制で使った分だけ支払い |
| オープンモデル | Gemma3採用、ベンダーロックインなし |
| 秘匿性 | 機密文書を外部APIに送信しない |
| コスト効率 | OpenAI/Azure/GCP比で大幅コスト削減 |
| 特許技術 | 独自のモジュラー・アーキテクチャ |
| OEM提供 | 法人向けホワイトラベル対応 |
🆚 他サービスとの比較まとめ
| 比較項目 | BullsEye | OpenAI GPT-4V | Azure Doc AI | Google Doc AI |
|---|---|---|---|---|
| 日本語精度 | ◎ 特化 | ○ 汎用 | △ 英語最適化 | △ 英語最適化 |
| データ送信先 | 国内DC | 海外 | 海外 | 海外 |
| 秘匿性 | ◎ | × | △ | △ |
| ベンダーロックイン | なし | あり | あり | あり |
| LLMチャット | 込み | 別途高額 | 別途 | 別途 |
| 表認識 | 込み | 別途 | 別途高額 | 別途高額 |
| OEM提供 | ◎ | × | △ | △ |
| 特許技術 | あり | − | − | − |
🚀 次のステップ
この記事を読んだら、ぜひ実際に触ってみてください!
個人・スタートアップの方
- まずは登録: Google OAuth で数秒で完了
- 無料クレジットで試す: 登録時にもらえる100クレジットで試用
- 精度を確認: 自社の書類で認識精度をチェック
- チャットを試す: Document Chat で質問してみる
- APIを検討: 業務フローへの組み込みを検討
法人・エンタープライズの方
- SaaSで機能評価: まずはSaaSで精度・機能を確認
- セキュリティ要件の確認: 秘匿性要件に合うか検討
- OEM相談: プライベートクラウド/ホワイトラベルを検討
- お問い合わせ: https://ulusage.jp/contact へご連絡
日本語ドキュメントのAI-OCR、オープンモデル × 日本語特化 × 秘匿性の三拍子揃った BullsEye をぜひお試しください!
📚 関連リンク
- BullsEye 公式サイト: https://app.bullseye-aiocr.com
- サポート: ryosuke.ohori@ulusage.com
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