26
21

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

[Google Maps Platform]既存サービスが2018年6月11日までにやらなければいけないことと新料金体系の比較

Last updated at Posted at 2018-05-11

2018年5月3日に [Action Required] Important changes to your Google Maps APIs account のタイトルでメール通知があり、以下記事のアナウンスがありました。
Introducing Google Maps Platform

2018年6月11日からサービスが一新され、アカウントが紐付いてないAPIキーまたはAPIキーを利用してないアクセスはできなくなるとのことでした。

主な変更内容

・「Google Maps API」から「Google Maps Platform」に名称変更

・利用するにはAPIプロジェクトと課金アカウントの紐付けが必要

・料金体系は「標準プラン・プレミアムプラン」から単一のプランのみに変更
新プランでは月額200ドルまでの利用は無料

・18に分かれていたMapsAPIが3つのプロダクトに集約(Maps, Routes, Places)

既存サービスが2018年6月11日までにやらなければいけないこと

・移行ツールを利用して、APIプロジェクトと課金アカウントを紐付ける。
※ Google cloud platformでクレジット登録されている前提
※ 既存のAPIキーの値は変わらない

・既存のコードは改修の必要なくそのままで動作する。APIキーを利用しないアクセスは不可。

APIプロジェクトと課金アカウントの紐付け手順

1.移行ツール(以下のURL)にアクセスする。
https://cloud.google.com/maps-platform/user-guide/

2.「Overview」内の「TRANSITION TOOL」ボタンをクリック

trasitiontool

3.別ページ遷移後、少し時間を置いた後、認証画面が表示され「AUTHORIZE」ボタンをクリック(すみませんスクショを撮り忘れました。)

4.利用中のAPIプロジェクトが並んで表示され、「Add Billing」ボタンをクリック
trasitiontool1

5.「Add Billing」ボタンが「Check API Keys」ボタンに変われば完了
trasitiontool2

新料金体系について

既存の料金体系」 と 「新しい料金体系」について、月額200ドルで、これまでの無料プランで利用できる範囲は変わらないか若干増えてる感じです。ただ無料枠を超えた場合の課金料金が高くなったようです。 これまで無料で利用できたことが大幅に削減されました。料金ページのトップ(カルーセル部分)で200ドルでできることを紹介しています。

例)WebのDynamic Mapsは25,000回/月 25,000回/日から28,000回/月に変わり、超過時の1,000回あたりの料金が0.5ドルから7ドルとなった。

※記載内容が誤っておりコメントの指摘を受けて訂正しました。

以下はMapsの新料金(他にRoutes, Placesがある)
mappfpricing

参考にした記事

Google MapsがそのAPIの構成と課金方式を抜本的に変えて単純化、月200ドルぶんまで無料 | TechCrunch Japan

新しい Google Maps Platform では APIキーなしの呼び出しはサポートされなくなります

26
21
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
26
21

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?