#はじめに
※この記事は随時更新しています。(最終更新日:2021/3/8 業務フロー大枠を更新)
※この記事は私が仕事している企業の状況等を記載しておりますが、企業内の機密情報は一切記載しません。そのため一部表現を変えたり情報をマスクしていますがご容赦ください。
私は小さなIT企業で営業をしています。
もともとはエンジニアでしたが、会社都合で入社から3年後にして営業をしています。(謎)
営業の業務って本当に無駄な業務が多いんですよね・・・。
特に私の今いる会社では、人数がとても少ないので、一言で営業といっても単に顧客へのセールスだけが仕事というわけではありません。
契約等の事務処理、契約書作成、プロダクト開発、マーケティング、広報・・・
あげればキリがありません。もはや万屋です。
[営業]という切り口から、現在の繰り返しの業務を上げると、たくさん出てきます。
・CRMでの案件作成
・見積書の作成・提出
・契約書の作成・提出・受領
・契約書の締結
・稟議起案・押印
・CRMでの案件情報更新
・顧客への案内(契約書、見積書の送付等)
こんな同じことの繰り返し業務を営業は当たり前のようにやっているわけです。
もう、やめませんかこんな単純な作業と訴えたいのが私の思いであり、誰もやっていないところだったので、
自分が上記の業務を全部効率化・自動化したったろ!というのが志であります。
というわけで、この記事では、私が日頃行う業務をGASをつかってどうやってどのくらい効率化・自動化できるかをまとめて行くことにします。
##会社で使っているツール一覧
- プラットフォーム:Googple Gsuite
- コミュニケーション:Slack
- SCM:Salesforce
- BIツール:TableauOnline(念の為)
- 稟議:承認Time
##自動化・効率化の前にやるべきこと
業務を自動化する上で、実際にコーディング(自動化)する前にやるべきことがあります。
- 現状の業務フローを整理(大枠からPCの操作レベルまで詳細を整理)
- 自動化・効率化するためのフロー設計
- モックアップ作成
とはいえ、上記ができるのは過去に経験者であればできると思いますが、私は一連の流れを経験したことがないので、
できるだけ上記をまず優先的にやりつつも、試験的にコーディングを並行してやって行くことにします。
##業務フローの整理(大枠)
以下に、営業のメンバーが行う大枠の業務フローです。
これを1案件ごとにやっており、1日に一人あたり10件程度裁いています。
(しんどいです・・・・・・)
-
見積書作成
2. [会社名]・[見積No]・[金額]などの項目を見積書に記入
3. 完成した見積書をPDF形式でダウンロードして指定のフォルダに保存 -
申込書の作成
5. 申込書に必要な情報記入
6. EXCEL形式で新しくファイルを指定のフォルダに保存 -
作成した見積書・申込書・利用規約をメールでクライアントに送る
8. メール文を作文
9. 見積書・申込書・利用規約をメールに添付
10. メール送信 -
クライアントの申込書内容の確認
12. 記載内容が正しいかを確認
13. 確認後、押印してpdfと原本を要求 -
CRMの情報更新
15. CRMの明細情報更新
15. 案件フェーズを見積・契約対応に変更 -
稟議起案
17. 稟議を作成(必要情報の記入)
18. 見積書・申込書の添付
19. 申請 -
稟議承認後に書類の押印申請用の稟議を申請
21. 稟議押印申請→こちらは担当が別にいるため、担当者に依頼する。 -
納品対応
23. 納品対応 -
CRM情報更新
25. 案件フェーズを[商談成立]に変更 -
納品書・請求書作成対応
27. 納品書・請求書の作成を依頼する。 - 納品書・請求書等の提出
業務フローのグルーピング化
上の業務フローを見てみると、以下のようにフローをグルーピングできると思います。
- 資料作成(見積書、申込書の作成等)
- メール送信(案内、納品書、請求書提出等)
- 稟議起案
- CRM情報更新
- 担当者への依頼
- 納品
上記の機能が一つの画面でボタンぽちぽちすれば実行される・・みたいなことができたら最高です。
また、上記グルーピングした業務の中で、詳細業務をリスト化していきます。
-
資料作成
- 見積書作成
- 申込書作成
-
メール送信
- 見積書・申込書・利用規約を送る。
- 納品後に案内する
- 納品書・請求書を提出する。
-
稟議起案
- 稟議を起案する
-
CRMの情報を更新する
- 明細を作成する
- 案件フェーズを変更する
-
担当者へ依頼する
- 稟議(押印申請)を依頼する。
- 納品書、請求書の作成を依頼する。
-
納品
- 納品する
このようにグルーピングすることで、資料作成→見積書→みたいな形で選択できるようにすれば、シンプルな画面設計・フローにすることができます。上記記載のように、大きなフローは全部で6個存在することがわかりました。
使えそうなアドアオン・技術
・Data Connector for Salesforce
##役に立つ関数・コード
・Spreadsheet 複数セルの各文字列を結合する! CONCATENATE関数
モックアップ
※随時更新します。
コード
※随時更新します。
##まとめ
※随時更新します。