スキルより先に見ているものがある
こんにちは、元Yahooエンジニアで、株式会社PRUMの代表をしている岩本です。
https://prum.jp/
面接だと、つい「スキルをどうアピールしよう」と考えてしまいますよね。
確かに、スキルがあるに越したことはありません。
でも僕が採用の最終判断をするとき、実はスキルはほとんど見ていません。
AIによってエンジニアのスキルはどんどん均一化されていきます。1年目の人が書くコードと、AIを使って作ったコードと、ベテランが書いたコードの差が、もうほとんどなくなっていく時代です。
スキルで差がつかなくなるなら、採用で見るべきところも当然変わります。
僕が見ているのは3つだけです。
①人間力:「一緒に働きたい」と思えるか
一番最初に見るのはここです。
スキルは、正直言って後からいくらでも上げられます。しかもAI時代は、その差がさらに縮まっていく。でも人間性って、なかなか変わらないんですよね。だから最初にここを見ます。
産業革命は、人間を「パワー」から解放しました。機械が力仕事を代わりにやってくれるようになったからです。
AI革命は、人間を「スキル」から解放すると思っています。知識や技術の差が、AIによってどんどん埋まっていくからです。
バスケで例えると、AIは「シュートが100%入るロボット」のようなものです。シュートの上手い下手で差がつかなくなったら、最後に残るのは、リバウンドを取りに行く姿勢や、誰よりも声を出してチームを鼓舞する人間力。エンジニアの世界でも、これから同じことが起きると思っています。
すごく極端な例を出すと、面接に来て態度が悪い、あいさつなどの当たり前のマナーができていない、遅刻してきて反省もない、だるそうな口調で話す。こういう人は、正直その場で落とします。
あとは「この会社は自分に何をしてくれるんですか」というスタンスの人。
気持ちはわかるんですが、そういう人とは一緒に働きたいと思えないんですよね。
②当事者意識:会社を一緒に作ろうとしてくれるか
2つ目は、当事者意識です。
僕がイメージするのは、ワンピースの海賊団です。あの船って、みんなで役割分担しながら、自分たちの船を一緒に作って盛り上げていく仲間じゃないですか。
その中に1人だけ「僕は何もできません、何もしません、寝てます」みたいな人がいたら、正直やっていけません。逆に、能力がまだ低くても「自分にやれることを最大限やって、一緒にこの会社を成長させよう」と思ってくれる人となら、いくらでも一緒にやっていけます。
会社にただ乗っかろうとする人じゃなくて、一緒に船を作ろうとする人。ここは0か100かの話じゃなくて、マインドの向き方の問題です。
③実直さ・素直さ:コツコツ真面目に取り組めるか
3つ目が、実直さです。個人的には、これが成長する上で一番大事な要素だと思っています。
先輩から言われたことを素直に受け入れて、もし理解できなかったとしても「自分の理解が足りないんだろうな」とちゃんと考えて、成長しようとする。こういう人が伸びます。
エンジニアの成長って、アーティストみたいに一発ぶち上げるものじゃないんですよね。コツコツ真面目に、毎日決まったことに取り組み続けられる人じゃないと、絶対に成長できません。
だから採用でも、実直で真面目な人を、僕はかなり評価しています。
採用で評価される人になるための3つの行動指針
✅ 人間力を磨く
挨拶やマナーなど、当たり前のことを当たり前にやる。まずはそこからです。
✅ 当事者意識を持つ
言われたことだけをやるのではなく、自分から「これ、やりましょうか」と提案する。
✅ 実直に、コツコツ取り組む
理解できないことがあっても、人のせいにせず、素直に受け止めて成長しようとする。
まとめ
- AIでスキルが均一化される時代、採用の判断基準はスキルから離れていく
- まず見るのは人間力(一緒に働きたいと思えるか)
- 次に見るのは当事者意識(会社を一緒に作ろうとしてくれるか)
- 最後に実直さ・素直さ(コツコツ真面目に取り組めるか)
- スキルは後から、AIの力を借りてでも上げられるが、この3つはなかなか変わらないから、最初に見ている
面接で技術力を無理に飾る必要はありません。この3つが伝わることの方が、よっぽど大事です。
最後に
AIがどれだけ進化しても、「一緒に働きたい」と思われる人の価値はなくなりません。
むしろスキルの差がどんどん縮まっていく時代だからこそ、人間力・当事者意識・実直さを磨いておくことが、これからの一番の武器になると僕は思っています。
PRUMのエンジニアの95%以上は、未経験からの採用です。
ぜひ、求人をチェックしてみてください!
ご応募お待ちしておりますー!