はじめに
AWSのハンズオンをやった後、いつもリソースを消しているのですが、消し忘れがあり、ずっと毎月600円弱の請求が来ています。そこで、今回はこの請求をなくすべく、不要なリソースを削除していこうと思います。
展開してみるとこんな感じ
EBSを削除
まずは、上から順にEBSからです。東京リージョンの汎用SSD(gp2)のEBSは、毎月0.12USD/GBですね。料金表は公式に記載されています。これを8GBプロビジョニングしているので、毎月0.96USDが請求されます。EBSは一切データを保存していなくても、プロビジョニングされたストレージの総量(今回は8GB)に対して請求されます。
削除を押して、EBSを削除します。EBSを削除すると、データも完全に削除されます。
KMSを削除
次はKMSです。毎月1USDの請求が来ています。公式によると、KMSは各AWS KMSキーに、毎月1USDのコストがかかります。毎月20,000件のリクエスト(暗号化や解読など)が無料利用枠になっており、これを超えた分の請求が来ます。なので、KMSキーが1つだけなのかなーっと思って、KMSのコンソールを開くと、、
4つもキーがありました。。キー4つなのに、請求は1USD?(キー1つ分?) これは調べてもよくわかりませんでした。。特に今使用しているサービスは無いのですが、KMSキーを削除するのも少し恐いので、今回は保留とします。。
Secrets Managerを削除
毎月1.99USDの請求が来ています。1つのシークレットあたり毎月0.4USDなので、おそらく5つシークレットがあると思います。
Secrets Managerのコンソールを開きました。やっぱり、5つでしたね。これらは、属性ベースのアクセスコントロール(ABAC)のチュートリアルをやった時のものです。普通にアクションから削除してみます。
シークレットはその重要な特性から、待機期間(復旧期間)が経過した後に削除されるようです。待機期間中は、請求されません。
CloudWatchで請求アラートを作成
今後もAWSを触っていく上で、思わぬ請求額が来るのも恐いので、請求アラートを作成します。
CloudWatchのコンソールを開いて、アラームの請求を選択します。
今回は5USDを超過した場合にアラートを発生させます。
Eメールで通知を受け取れるように設定します。
アラーム名を設定します。あとは設定した項目を確認して、アラームを作成できます。
アラームが正常に作成されました! 状態は一定時間経つとOKになります。
おわりに
これで、KMS以外の請求は来ないと思います。次の請求が楽しみです。