はじめに
2025年に入ってから、未経験でのエンジニア転職を決意し、7月に内定をいただき自社サービスがメインの会社に就職を決めることができました。
備忘録として転職成功までの道のりをまとめようと思います。
同じようにエンジニアへの転職を考えていらっしゃる方の参考にもなれば幸いです。
プロフィール
年齢:26歳(社会人5年目)
経歴:マーケティンング・営業→教育関係(転職経験1回)
プログラミング学習歴:約半年
学習方法:独学
主な使用媒体:Green、Paiza
カジュアル面談や面接の実施数:約20社
内定:2社
転職活動の記録
2025年1月
現職での限界を感じ、エンジニアへの転職を考え始めました。
目に留まった求人に問い合わせてみるとエージェントさんに通じたので面談をしてみました。
ヘルプデスクのような仕事からのスタートをお勧めされましたが、自分のやりたいこととは違うなと感じ、エージェントさんに頼るのはそれきりでやめました。
ちなみにその時にITパスポートの取得を勧められ、ノリと勢いで申し込んでしまいました。
個人的には優先度が低く、7月内定後に受験することに。。。
2025年2月~3月
転職を決意し、退職を伝えました。
TechpitでLaravelの講座を受講し始めます。
とはいえ、仕事もあったので学習時間は1日1時間やるかやらないか程度でした。
同時に、Greenに登録し、何社か面談を実施していただきました。
早いうちから面談や面接をしていたのは、モチベーション維持と、方向性や転職のためにやるべきことの確認ができてよかったと思います。
2025年4月
4月末での退職だったので、有給の消化なども含めて時間に余裕がでてきました。
カジュアル面談などを通してポートフォリオや個人開発実績の必要性を痛感。
講座を参考にしながら自分なりにアレンジしたものを作り始めます。
また、競技プログラミング面白そう!と思い、AtCoderとPaizaに登録。
AtCoderは結局あまりやらなかったのですが、PaizaはとりあえずCランクまでやりました。
Paizaはランクに沿ってスカウトいただけるので転職媒体としてもかなり活用しました。
ここに行きたい!がなかったので、色々な会社さんからお声がけいただけるのはありがたかったです。
2025年5月
せっかくの無職期間、趣味や旅行などを楽しみつつ、学習を継続。
ちなみに5月は面談などはゼロ。一旦実績を作ることに専念しました。
やっぱり独学は厳しいかと思い、デジカレの話を聞いてみたりもしました。
8月9月ごろまで見通しが立たなかったら申し込もうと思っていましたが、受けずに済みました!
2025年6月~7月
ポートフォリオとして作成していたWebアプリをgithubで公開しました。
ローカル環境ではあるものの、最低限なんとか動くものにしました。
職務経歴書にもポートフォリオや技術スキルを追加し、6月後半から面談を入れまくりました。
自社サービスか受託かSESかなども定まっていなかったので、お声がけいただいたところを含めて選り好みせず受けていました。
ただしその中でも、開発に携われるか、技術力を高められそうか、などはしっかり確認するようにしていました。
ポートフォリオに関しては、面接で「簡単なものでもいいから、サーバー立ててデプロイしてたらもっとよかった」と何回か言われました。
まあそりゃそうなので、awsの勉強も始めましたが、その最中で内定をいただいたので、いつか公開するか、もうしないのか、、、、分かりません。
面談・面接で聞かれたこと
未経験枠やポテンシャル採用の企業さんばかりだったからか、技術的なことを聞かれることはあまりありませんでした。
基本的な経歴に沿った質問やこれまでの学習の方法、転職動機、人柄などに関することが多かった気がします。
コミュニケーションには少し自信があるので、その点は助かりました。
心掛けていたことは、どの面談・面接でも質問をたくさんすること。
興味を持ってると思わせられるし、私への質問の時間が短くなって、個人的には一石二鳥だったと思っています。
(面接の正解かは分かりませんw)
もう少し学習期間が長かったら、技術的な質問も増えるのだと思いますが、
所詮未経験ですし、頑張り続けられるのかとか、雰囲気的な点で会社にいい影響を与えてくれそうか、みたいなところを重視されてたのかなと思います。
内定をいただいたところはJavaやPythonがメインみたいなので、Laravelで開発していた私はガチのポテンシャル採用ですね笑
学習していてよかったこと
-
git・github
おそらくほとんどの会社さんが使っている(と思う)ので、「あ、git管理してるんだね〜」的な感じのリアクションでした。
入社したあとのチーム開発のことを念頭に置いていることをアピールするチャンスにもなりました。 -
docker
まだあ〜んまりわかっていないんですけど、分かっていなくても環境構築できるので便利だな〜という印象です。
理解するためにはdocker使わないで開発やってみた方がいいと思うのですが、ポートフォリオ作成のスピードは上がったと思います。
あとdocker使ってますってアピールできます。 -
フロントからサーバーまで広く浅く
ポートフォリオを作る上で必要になったから、ではありますが、Laravelだけでなく、Vue.jsやMysql、awsなどなどを広く浅ーーーーーく触りました。
職務経歴書のスキル欄に書けること増えますし、
新しくキャッチアップできるアピールにもなります、たぶん。
就職先で何の技術を使うかのこだわりも無かったので、私に合っていたかなと思います。
早くから学習しておけばよかったこと
これは「Webの基礎知識」一択ですね。
口頭試問で「検索エンジンでURLを入力してから画面に表示されるまでの流れを説明しろ」に答えられず、「このくらいは知っといた方がいいよ」と言われてしまいました。お恥ずかしい限りです。
今一番の課題です。
最後に
正直、一緒に働きたい!と思った会社さんからこの段階で内定をいただけたのは運が良かったからだと思っています。
転職までもう少しかかるだろうと想定していました。
技術力も全然だし、これまでの経歴も誇れるものはなく、人柄と学習意欲を買っていただきました。
本当にありがたいです。
ここからが本番です。
1日でも早く貢献できるように頑張りたいと思います!