実現したいこと
Mac、US配列、Google日本語入力でCaps Lock
を押すことで日本語↔英語のトグル切り替えがしたい。
自分はキーボードはUS配列一択です。
USキーボードの日本語入力と英語入力の切り替えは、Macの場合デフォルトでは「Control(⌃) + Space
」という クソみたいな方法 で行いますが、
以下の設定をすることでCaps Lock
を押すだけで日本語↔英語のトグル切り替えができるようになります。
しかし、、、
これはMac標準の入力ソースでないとできないので、
Google日本語入力でもCaps Lock
キーによる日本語↔英語の切り替えができるようにします。
実現方法
1. Karabiner-Elementsのインストール
実現に必須となるのがKarabiner-Elementsです。
キーボードのマッピングを自由にカスタマイズできるアプリで、非常に便利なので導入しているMacユーザーは多いと思います。
以下サイトからダウンロードしてインストールしてください。
https://karabiner-elements.pqrs.org/
2. 入力ソースをGoogle日本語入力の「ひらがな」と「英数」のみにする
システム環境設定 -> キーボード -> 入力ソース
と開き、以下のような状態にしてください。
※「ABC」だったり「U.S.」などの英語ソースが消せないことがあると思いますが、一度Mac標準の「日本語入力 - ローマ字」を追加して、「英字」にチェックを入れれば消せるようになると思います。
基本的な使い方は他のページを参考にしてください。(一応使い方がわからなくても問題ないように書いてます。)
3. 独自ルールの作成
適当な名前で以下の内容のjsonファイルを作成してください。
ここではoriginal_rule.json
というファイル名にしています。
{
"title": "オリジナル",
"rules": [
{
"description": "caps lockを、英数・かなのトグルに変更する",
"manipulators": [
{
"type": "basic",
"conditions": [
{
"input_sources": [
{
"language": "ja"
}
],
"type": "input_source_if"
}
],
"from": {
"key_code": "caps_lock",
"modifiers": {
"optional": [
"any"
]
}
},
"to": [
{
"key_code": "japanese_eisuu"
}
]
},
{
"type": "basic",
"conditions": [
{
"input_sources": [
{
"language": "en"
}
],
"type": "input_source_if"
}
],
"from": {
"key_code": "caps_lock",
"modifiers": {
"optional": [
"any"
]
}
},
"to": [
{
"key_code": "japanese_kana"
}
]
}
]
}
]
}
4. 独自ルールの配置
ルールの配置場所は以下になります。
.configディレクトリが見当たらない場合は「Command + Shift + .
」で非表示ディレクトリが表示されます。
また、一度Karabiner-Elementsを起動していないと.configファイルが作成されていないかもしれません。
/Users/ユーザ名/.config/karabiner/assets/complex_modifications
ユーザ名は適宜自分のものにしてください。
他にもキーマップをいじっている場合はここにそれらのルールが配置されていると思います。
5. 独自ルールの有効化
一度Karabiner-Elementsを再起動して「Complex modifications -> Add rule
」と開くと下の方に先程配置したルールが有るはずですので、「Enable
」を押下してください。
以上で、Google日本語入力でCaps Lock
キーによる日本語と英語のトグル切り替えが実現できたはずです。
最後に
- Karabiner-Elementsは便利なので使いこなしましょう。
- US配列最高!
- もっとおすすめの設定があれば教えて下さい
Twitter → @ruemura3