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[Mac]Google日本語入力でCaps Lockキーによる日本語と英語のトグル切り替えを行う[US配列]

Last updated at Posted at 2022-06-09

実現したいこと

Mac、US配列、Google日本語入力でCaps Lockを押すことで日本語↔英語のトグル切り替えがしたい。

自分はキーボードはUS配列一択です。

USキーボードの日本語入力と英語入力の切り替えは、Macの場合デフォルトでは「Control(⌃) + Space」という クソみたいな方法 で行いますが、

以下の設定をすることでCaps Lockを押すだけで日本語↔英語のトグル切り替えができるようになります。
image.png

しかし、、、

これはMac標準の入力ソースでないとできないので、
Google日本語入力でもCaps Lockキーによる日本語↔英語の切り替えができるようにします。

実現方法

1. Karabiner-Elementsのインストール

実現に必須となるのがKarabiner-Elementsです。
キーボードのマッピングを自由にカスタマイズできるアプリで、非常に便利なので導入しているMacユーザーは多いと思います。

以下サイトからダウンロードしてインストールしてください。
https://karabiner-elements.pqrs.org/

2. 入力ソースをGoogle日本語入力の「ひらがな」と「英数」のみにする

システム環境設定 -> キーボード -> 入力ソースと開き、以下のような状態にしてください。
image.png

※「ABC」だったり「U.S.」などの英語ソースが消せないことがあると思いますが、一度Mac標準の「日本語入力 - ローマ字」を追加して、「英字」にチェックを入れれば消せるようになると思います。
image.png

基本的な使い方は他のページを参考にしてください。(一応使い方がわからなくても問題ないように書いてます。)

3. 独自ルールの作成

適当な名前で以下の内容のjsonファイルを作成してください。
ここではoriginal_rule.jsonというファイル名にしています。

original_rule.json
{
  "title": "オリジナル",
  "rules": [
    {
      "description": "caps lockを、英数・かなのトグルに変更する",
      "manipulators": [
        {
          "type": "basic",
          "conditions": [
            {
              "input_sources": [
                {
                  "language": "ja"
                }
              ],
              "type": "input_source_if"
            }
          ],
          "from": {
            "key_code": "caps_lock",
            "modifiers": {
              "optional": [
                "any"
              ]
            }
          },
          "to": [
            {
              "key_code": "japanese_eisuu"
            }
          ]
        },
        {
          "type": "basic",
          "conditions": [
            {
              "input_sources": [
                {
                  "language": "en"
                }
              ],
              "type": "input_source_if"
            }
          ],
          "from": {
            "key_code": "caps_lock",
            "modifiers": {
              "optional": [
                "any"
              ]
            }
          },
          "to": [
            {
              "key_code": "japanese_kana"
            }
          ]
        }
      ]
    }
  ]
}

4. 独自ルールの配置

ルールの配置場所は以下になります。
.configディレクトリが見当たらない場合は「Command + Shift + .」で非表示ディレクトリが表示されます。
また、一度Karabiner-Elementsを起動していないと.configファイルが作成されていないかもしれません。

/Users/ユーザ名/.config/karabiner/assets/complex_modifications

ユーザ名は適宜自分のものにしてください。
他にもキーマップをいじっている場合はここにそれらのルールが配置されていると思います。

5. 独自ルールの有効化

一度Karabiner-Elementsを再起動して「Complex modifications -> Add rule」と開くと下の方に先程配置したルールが有るはずですので、「Enable」を押下してください。
image.png

以上で、Google日本語入力でCaps Lockキーによる日本語と英語のトグル切り替えが実現できたはずです。

最後に

  • Karabiner-Elementsは便利なので使いこなしましょう。
  • US配列最高!
  • もっとおすすめの設定があれば教えて下さい

Twitter → @ruemura3

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