はじめに
ITパスポート試験に合格したので、私が実践した勉強方法をまとめます。
知識ほぼゼロからのスタートでしたが、コツコツ勉強を続けて合格できました。
これから受験する方の参考になればうれしいです。
・勉強期間:2ヶ月
・1日の勉強時間:
 1ヶ月目:3時間/日
 2ヶ月目:1時間30分/日
・使用教材:
 テキスト:『いちばんやさしい ITパスポート』
 アプリ:『いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の過去問集』
勉強方法
① テキストを一読して全体像をつかむ
まずはテキストを一通り読み、全体の流れをつかみました。
私は「書いて覚える派」なので、ノートに用語の解説を書いて覚えるようにしました。
ただし全部の用語を書くとキリがないので、以下のようなものに絞りました:
・略語(ERP、SCM、SFA、CRMなど)
・似たような言葉(SLM、SLAなど)
・体系的に覚えた方がよい言葉
(例:システム方式設計、ソフトウェア要件定義、ソフトウェア方式設計、ソフトウェア詳細設計など)
② 過去問演習(アプリでひたすら解く)
テキストを一読したあとは、アプリを使って過去問をひたすら解きました。
アプリには令和7年度から平成30年度春期までの問題が収録されていました。
最初は「平成30年の問題なんて出るのかな?」と思いましたが、結果的にすべて解いてよかったです。問題の問われ方を把握するのに役立ちました。
演習の流れ:
- 分野別に令和7年度 → 平成30年度春期まで解く
 - 次に年度別に令和7年度 → 平成30年度春期まで解く
 
③ テキスト二周目で理解を深める
過去問を進めながら、テキストをもう一度読み直しました。
二周目では赤シートを使って、用語の意味を自分で説明できるか確認しながら進めました。
ここまでが1ヶ月目の学習内容です。
2ヶ月目からは仕事が本格的に始まり、学習時間を「朝1時間+通勤中」に切り替えました。
④ 計算問題を集中的に練習(朝1時間)
これまで後回しにしていた「計算問題」に本格的に取り組みました。
計算問題が苦手なので、全範囲は狙わず、以下の5つに絞って勉強しました。
・損益分岐点
・損益計算書
・進数
・アローダイアグラム
・システムの稼働率
⑤ 通勤時間に過去問演習
通勤中はアプリで過去問を解き続けました。
試験直前は、間違えた問題・自信がない問題だけに絞って復習しました。
⑥ CBT擬似体験ソフトウェアで模擬演習
本番と同じ環境に慣れるため、ITパスポート試験公式サイトで公開されている「CBT擬似体験ソフトウェア」を利用し、過去問を2回解きました。
アプリと違い、本番形式で問題を解くと少し緊張したので、試験前に擬似体験ソフトウェアを体験しておいてよかったと思います。
試験当日
CBT擬似体験ソフトウェアで練習していたおかげで、操作に戸惑うことなく試験に臨めました。
出題された問題の印象は以下のとおりです。
・過去問そのままの問題
・過去問と似ているが、聞き方が少し違う問題
・全く見たことのない問題
手応えはあまり分かりませんでしたが、無事に合格できました。
見直しで回答を誤っていた問題を発見したので、見直しは絶対にやった方がいいです。
試験を受けてみて
ほぼ知識ゼロからのスタートでしたが、
テキストで理解 → 過去問で慣れるの繰り返しで、十分合格できると思いました。
今振り返ると、受験日をもう少し早くしてもよかったかもしれないです。
学習期間が長くなって、後半は「答えを覚えてしまう」状態になってしまったので^^;
まとめ
・テキスト+過去問アプリで十分合格可能
・計算問題は捨てずに、範囲を絞って対策
・CBT体験ソフトは必ず使うべき
知識ほぼゼロでも、コツコツ続ければ合格できます!
これから受験する方、がんばってください💪
次はSAAかなぁ。