よくある話題ですが、たまたまちょっと、ちょっとしたメール送信処理が必要で、いつものように適当なWindowsフォームアプリケーションで作ってみたというものです。

【まとめ】
・アプリなどからGmailの送信をするには、アプリパスワードが必要
・アプリパスワードの利用には2段階認証を有効にする必要がある
　それぞれ設定はこちらから→ログインとセキュリティ
・サンプルのソースコードは以下を参照

サンプルコード

using System.Net.Mail;
 :

private string mailID;
private string mailPassword;
private string mailFrom;
private string mailTo
private string mailSubject;
private string mailBodyt
 :

private void SendMail()
{
    try
    {
        SmtpClient smtp = new SmtpClient();
        smtp.Host = "smtp.gmail.com";
        smtp.Port = 587;

        smtp.Credentials = new System.Net.NetworkCredential(mailID, mailPassword);
        smtp.EnableSsl = true;
        MailMessage msg = new MailMessage(mailFrom, mailTo, mailSubject, mailBody);
        smtp.Send(msg);

        MessageBox.Show($"{mailTo} にメール送信しました。");
    }
    catch (Exception e)
    {
        MessageBox.Show(e.Message);
    }
}

参考まで、事の経緯

何かサンプルコードを探す
たまたま見つかった次の記事を参考にしました。
c#でgmailを利用してメールを送るだけのプログラム - 39Si

しかし、これでは次のエラーとなります。

SMTP サーバーにセキュリティで保護された接続が必要であるか、またはクライアントが認証されていません。サーバーの応答:5.5.1 Authentication Required. Learn more at

アプリパスワードが必要とわかる
ちょっと調べてみると、現在はアプリパスワードなるものが必要とのこと。
次の記事を参考：C# - GMail送信について(70064)｜teratail

では、アプリパスワードについて調べてみると次のヘルプが。
アプリパスワードでログイン - Google アカウントヘルプ

しかし今度は、次のメッセージが

お探しの設定はお使いのアカウントでは利用できません。

アプリパスワードの発行は2段階認証が必要とわかる
どうやら、2段階認証を有効にしていないと発行できないようですね。
なので、2段階認証を設定して、アプリパスワードを設定すれば、無事メール送信できるようになります。

2段階認証やアプリパスワードの設定は次のページから。
ログインとセキュリティ

後は画面の指示通りに進めば簡単な内容でした。

以上

WindowsアプリケーションからGmail送信する

サンプルコード

参考まで、事の経緯