Azure CLIを利用してスケールアップ/ダウン、スケールアウト/インさせる。
Azure CLIとは
Windows、MacOS、Linuxなどクロスプラットフォームで利用出来るAzureをコマンドラインで操作出来るツールです。
ダウロードは下記のページから
https://docs.microsoft.com/ja-jp/cli/azure/install-azure-cli?view=azure-cli-latest
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Azureにログイン
az login
ログインするとサブスクリプションIDなどの情報が表示されます。
※プロキシサーバがある環境では、必要に応じてプロキシを環境変数に設定して下さい。
一時的な場合は、下記のコマンドを入力
set HTTP_PROXY=http://username:password@proxy.contoso.com:8000
set HTTPS_PROXY=http://username:password@proxy.contoso.com:800 -
現状のプランサイズを確認する。
az sql db show -n "データベース名" -g リソースグループ名 -s SQLサーバ名 --query "sku"
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SQLデータベースをスケールアップさせる。
az sql db update -g リソースグループ名 -s SQLサーバ名 -n データベース名 --edition Standard --service-objective S2 --max-size 250GB
--edition Standard --service-objective S2 --max-size 250GBは、料金プランと付属ストレージの最大サイズを指定します。
※SKUのサイズを選択することでスケールアップ、スケールダウンになります。
選択出来るサイズは下記のページから確認して下さい。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/sql-database/single/
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スケールアップされたことを確認する。
az sql db show -n "データベース名" -g リソースグループ名 -s SQLサーバ名 --query "sku"
Azure CLI、Portalともにスケールダウンされたことを確認出来る。 -
スケールダウンさせる。
az sql db update -g リソースグループ名 -s SQLサーバ名 -n データベース名 --edition Standard --service-objective S1 --max-size 250GB
--edition Standard --service-objective S1 --max-size 250GBは、料金プランと付属ストレージの最大サイズを指定します。
※プランの変更次第では利用できるストレージサイズも縮小されるので利用しているストレージ容量に気をつけてスケールダウンを実施する必要があります。
選択出来るサイズと付属ストレージサイズは下記のページから確認して下さい。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/sql-database/single/ -
スケールダウンされたことを確認する。
az sql db show -n "データベース名" -g リソースグループ名 -s SQLサーバ名 --query "sku"
Azure CLI、Portalともにスケールダウンされたことを確認出来る。