WSL1はlinuxエミュだけどWSL2はlinux kernelそのものが載るらしいので期待しつつ、Microsoft公式ページを参考にしてインストールする。

環境

Windowsのバージョン確認

＜公式引用＞
WSL 2 は、Windows 10 ビルド18917以降でのみ使用できます。

ということで、まずはWindowsのバージョンを調べる。

コマンドプロンプトで下記コマンドによりバージョン確認。

> ver
Microsoft Windows [Version 10.0.17763.864]

自分の環境は古かったので、まずはWindowsのバージョンアップを行う。

現時点の最新版は1909だが、トラブルがあると嫌なので少し前のバージョン(1903)を入れる。
Microsoftの1903Updateページにアクセスし、「今すぐアップデート」ボタンを押下。

アップデート後、ビルド番号は18363.476だった。
1909にしてみたけどビルド番号が変わらず、条件が満たせない…。うーん…

よく調べてみると、どうもPreview Buildをインストールする必要があるらしいので、それをインストールする。

デスクトップ左下のWindowsマークを左クリックし、[設定]→[更新とセキュリティ]→[Windows Insider Program]を選択。
スロー(推奨)にして、[設定]→[更新とセキュリティ]→[Windows Update]を行う。

確認するとビルド19033.1(>18917)となっていた。

> ver
Microsoft Windows [Version 10.0.19033.1]

管理者モードでPowerShellを起動し、下記コマンドを実行。
実行後に再起動する。

Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName VirtualMachinePlatform

管理者モードでPowerShellを起動し、下記コマンドを実行。

wsl --set-version Ubuntu-16.04 2

「変換中です。この処理には数分かかることがあります...」とメッセージが出るけど、数分どころか15分くらい処理が返ってこなかった(;´Д`A ```
「変換が完了しました。」と出たら終了。

規定のアーキテクチャをWSL2にしておく。

wsl --set-default-version 2

WSL2になっていることを確認する。

> wsl -l -v
  NAME            STATE         VERSION
* Ubuntu-16.04    Stopped       2