皆さん、こんにちは。
私はロンウイットの中の人です。エンジニアではありません。
本投稿の概要
当社が提供中の無料で利用可能な KandaSearch というサービスのご紹介です。
KandaSearchは、ロンウイット社が提供する、Apache SolrのSaaSです。
本投稿は、検索エンジンにこれから触ってみようと思っている方、コストのかからない常時稼働の検索エンジンを探している方に向けたご案内です。
そして、私が今後このOrganizasionで、Apache SolrやKandaSearchの情報を継続してお届けしようという決意表明でもあります。(10本は投稿したいです)
Apache Solrとは
Apache Solrについてほんの少しだけご紹介します。
Apache Solrは、Apache Solr プロジェクトが生み出した、人気があり、極めて高速なオープンソースの NoSQL 検索プラットフォームです。その主な機能は強力な全文検索、ヒットハイライト、ファセット検索、動的クラスタリング、データベース統合、高機能な文書ハンドリング、そして地理検索です。Solr はとてもスケーラブルで、耐障害性が高い分散検索とインデクシングを備え、世界中の巨大なインターネットサイトの検索とナビゲーション機能を牽引しています。
Apache Solr
https://solr.apache.org/
Apache Solrは、javaで書かれたNoSQLなデータベースの検索プロダクトです。
KandaSearchとは
そのApache Solrを、管理コンソールからわずか数クリックで、検索エンジンインスタンスとして作成することができてしまうのが KandaSearch です。
作成したインスタンスの管理やバックアップなども、KandaSearchの管理コンソールより簡単に行うことができます。
KandaSearchには、いくつかのプランがありますが、無料で利用できるコミュニティプランについてご紹介します。
コミュニティプランのデータの独立性やセキュリティのレベルは、他の有料プランと比べても遜色ありません。推奨する各リソースの値の範囲内でご使用いただければ、安全で安定して動作します。
そして、商用・非商用を問わず、本番環境としてご利用いただけます。
推奨のリソースにつきましては、以下のページでご確認ください。
https://kandasearch.com/pricing
その他には、有料のプランとして、スタンドアロン構成で最大500万文書まで対応できるスタンダードプランや、SolrCloudも利用可能なエンタープライズプランをご提供しています。
Qiitaでお話ししようと思っていること
このOrganizationでは、Apache Solrの基本技術である転置インデックスやスキーマ、検索方法、今話題のベクトル検索(KandaSearchではセマンティック検索と呼んでいます)の基本に触れながら、KandaSearchを使った検索エンジンの利用、KandaSearch内でのベクトル計算等々についてお話ししたいと思っています。
KandaSearchを利用しながら、Apache Solrを使った検索エンジンの重要性や可能性の再発見につながるような、検索エンジンに関する情報提供を行ってゆきます。
なぜKandaSearchを使うの?
オープンソースであるApache Solrは無料でダウンローすることができ、インストールも簡単で手軽に試すことができます。
しかしながら、それを常時立ち上げておくことや、利用のため外部からの接続を実現するための環境整備には、コストの発生やセキュリティ面でのリスクが伴います。
そこでKandaSearchです。
KandaSearchの無料のインスタンスを使えば、自分だけの24時間稼働の検索エンジンを構築できます。
なぜKandaSearchが無無料で利用できるか疑問な方もいらっしゃると思いますが、それについては後の投稿で触れたいと思います。
それでは、次回の投稿をお楽しみに。