はじめに
株式会社LITALICOでQAエンジニアをしております、@romi-tと申します。
入社しての振り返りを書いてみませんかとお誘いいただき、入社して4ヶ月経った区切りとしての振り返りをしてみようと、参加させていただくことにしました。
アドベントカレンダーというものに参加するのは初めてで、緊張しながら執筆しておりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
自己紹介
最初に、QAエンジニアとしてはちょっと変わっているかもしれない私自身の経歴について、簡単に書かせていただきます。
美術系の大学を卒業し、出版社で広告の作成などの仕事をした後、言語聴覚士という言語や食事のリハビリテーションを行う仕事の資格を取りました。
言語聴覚士としては病院や訪問看護ステーションなどでリハビリテーションを行っておりました。
その後メンタルヘルス系の企業でコンテンツ制作や品質保証の仕事に携わり、ご縁があってLITALICOのエンジニアリング本部に入社いたしました。
現在の職種
現在はエンジニアリング本部のQAグループに所属しており、HARVESTというプロダクトの品質保証に携わっております。
HARVESTはLITALICOワークスという就労支援を行う事業所の日々の業務で使用されるプロダクトです。
直接現場で働くわけではありませんが、プロダクトを通じて現場の方の業務改善や、間接的に利用者の方への支援につながることにとてもやりがいを感じており、少しでもお役に立てるよう、日々奮闘中です。
入社してからの4ヶ月
オンボーディングについて
オンボーディングはその月に入社された方全体で行うもの、エンジニアリング本部で行うもの、QAグループで行うもの、所属部署で行うものなど複数あり、こんなに手厚くしてくれるんだ、と感動しました。
転職したてというのは不安が大きい時期ですが、入社時のやることチェックリストを始め、LITALICOでの業務についてはもちろん、福祉関係の専門知識に関しても非常に丁寧な資料があり、わからなくなっても自分で戻って確認することができる環境は大変ありがたかったです。
元々医療関係の仕事をしていたとはいえ、障害福祉に関しては直接業務で関わったわけではなかったので、入社時は本で読んだ知識しかない状態でしたが、オンボーディングの中には現場の業務フローの一部を実際に手を動かして体験するワークもあり、具体的なイメージを持つことができました。
同じチームの方々にも質問しやすい空気があり、安心して日々業務に向かえていると感じています。
また、LITALICOには「ななメンター」という制度があります(かわいいネーミングで好きです)。
所属部署外の先輩と数ヶ月にわたって1on1を行うことで、LITALICOの文化への理解を深めたり、悩みを相談できるというシステムです。
私は現在地方に住んでおり、リモートで業務に携わっております。
出社もほぼしないため、なかなか所属プロダクト関係以外の方とお話しする機会がないので、ななメンターを通して他部署の方と知り合えるのはとても嬉しかったです。
AIとの付き合い方
先日定期的な全体研修会があり、テーマはAIの活用についてでした。
私はあいにく参加できなかったのですが、アーカイブが残っているので欠席しても後からキャッチアップできたのがありがたかったです。
私は正直これまであまりAIとうまく付き合えていなかったのですが、この研修会のキャッチアップを通してプロンプトのコツや、どんなことができるのか学べたので、業務でも私生活でもGeminiを利用することが増えました。
これからも上手に付き合って、業務の効率化を図っていきたいと考えています。
勉強会について
入社してすぐに、JSTQBの勉強会に参加いたしました。
勉強会は週1回1時間で、ひたすら問題を解く回と、間違えた問題や気づいた点などの振り返りを発表する回を交互に行います。
ただ間違えた問題の答えを発表するだけではなく、どうして間違えたのか、どうやったら覚えられるか、AIを活用した勉強法、実際の業務ではこの知識はどう活用されているかなど、振り返りの回で拝聴する他の方の発表はいつも学びが多く、楽しかったです。
入社前から資格取得に向けて勉強はしていたのですが、初めましての知識が多く、かなり苦戦して、なかなか過去問の正答率が伸びませんでした。
ですが勉強会に参加して、生きた知識としての振り返りを行うことで急激に理解が深まり、無事Foundation Levelに合格することができました。
一人で目指すより、一緒に目指す仲間がいた方が頑張れるんだなと改めて実感しました。
今後も勉強会には積極的に参加して、スキルアップに努めていきたいと思っています。
おわりに
ドメイン知識や業務フローの理解、QAエンジニアとしてのスキルなどまだまだ難しさを抱えながらの毎日になりますが、一通りの業務を経験してきて、ようやくスタートラインに立てたような気がしています。
QAエンジニアとしてもっと成長できるよう、これからも頑張っていきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。