概要
2021年12月に Windows 10 Pro に WSL2 をインストールしたときの手順メモ
ただし、正確な手順は、下記公式ドキュメントを参考にすること.
公式ドキュメント
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/wsl/
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/wsl/install-manual
手順
0. UEFI or BIOS の Virtualization を有効にしておくこと
CPU による仮想化支援機能である Virtualization を有効にする.
具体的な手順は、PC によって異なるので省略する.
1. OS バージョンが導入基準を満たせているか確認する
Winキー + r
↓
「winver」と入力する
今回は、バージョン 20H2 (OS ビルド 19042.1348)
であり、公式が求める基準を満たしていた.
2. WSL をインストールする
2-1. 管理者権限で PowerShell を開く
「Winキー + r」
↓
「powershell」と入力する
↓
「Shift + Ctrl」を押しながら Enterキーを押す
↓
「はい」を選択する
2-2. WSL と 仮想化機能 を有効にする
起動した管理者権限の PowerShell ウインドウで次を実行する
> dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart
> dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
ただし、正確なコマンドは、下記公式を見ること.
WSL2 は開発が活発なはずなので、手順が変更になっている確率高い.
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/wsl/install-manual#step-2---check-requirements-for-running-wsl-2
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/wsl/install-manual#step-3---enable-virtual-machine-feature
2-3. PC を再起動する
略
3. WSL2 への Upgrade をする
下記 URL をクリックすると、WSL2 への Upgrade インストーラ の DL と インストールが開始する
なお、正確なコマンドは下記公式を見ること
4. WSL2 をデフォルトにする
(一般ユーザ権限の) PowerShell ウインドウで、次のようにあるいは「wsl --set-default-version 2
」を実行する.
> wsl --set-default-version 2
5. Microsoft Store より、Ubuntu 20.04 をインストールする
Winキー
↓
「Microsoft Store」と入力し、Enter を押す
↓
Microsoft Store が起動するので、「ubuntu 20.04 lts」を検索する
↓
表示された「Ubuntu 20.04 LTS」を選択する
6. WSL2 を起動する
Winキー
↓
「wsl」と入力して、ペンギンアイコンを実行する
7. Ubuntu 20.04 が起動するのでアカウントを作成する
略
動作確認
このとき、(一般ユーザ権限の) PowerShell ウインドウで、🛑のように「2」になっていることを確認する.
> wsl -l -v
NAME STATE VERSION
* Ubuntu-20.04 Running 2🛑