はじめに
Postgresqlを外部PCから接続する際、デフォルト設定だと接続できないため
設定を実施する必要があります、今回備忘録として設定手順を残します。
※Windows環境で接続設定を実施しています
※ファイヤーウォール設定(Postgresqlデフォルトポート5432解放など)は別途実施する必要があります
外部接続設定方法
リモート接続受付可能を設定
リモート接続を受け付けるには、postgresql.conf の listen_addresses が正しく設定されている必要があります。
PostgreSQLフォルダ配下にある「postgresql.conf」にリモート接続の受付設定を実施します
listen_addresses = '*'
特定のIPだけ許可するなら listen_addresses = '192.168.11.xx' のように指定できます。(xxは任意のIP)
接続可能とする対象を設定
PostgreSQLフォルダ配下にある「pg_hba.conf」ファイルに対し設定をします
host → TCP/IP 接続を許可
postgres(DB名)→ ここではデータベース名 postgres を指定
postgres(ユーザー名)→ 接続ユーザー
192.168.11.37/32 → 許可するクライアント IP(単一IPの場合は /32)
md5 → パスワード認証方式(PostgreSQL 15 以降は scram-sha-256 が推奨)
もし 192.168.11.x の全範囲を許可したい場合は /24 にします。
host postgres postgres 192.168.11.0/24 md5
上記を実施後にPostgresqlサービスを再起動を実施します
[補足]PostgreSQLフォルダの設定ファイルの場所について
インストール先のフォルダ指定によりますが、下記のフォルダに配置されていることが多いです
C:\Program Files\PostgreSQL\XX\data ※「XX」はバージョン番号