JAVA学習の記録⑤ 【オーバーロード】

前回までの学び　JAVA学習の記録④　【カプセル化】

オーバーロードとは

javaでは、引数の型、数、並び順が異なれば、同じ名前のメソッドを定義することができ、この機能のことをオーバーロードという。

上記のように引数が違っても、同じ目的のメソッドを１つの名前にすることができる。使うには、引数の型、数、順番を変えて同名のメソッドを定義するだけでよい。
逆にオーバーロードとして、認められないのは、
・引数の型、数、順番が同じで引数名だけを変えない場合
・戻り値の型だけを変えた場合
です。
オーバーロードの例

Dog.java

public class Dog {
  private String name; 
  
  private void printMessage(String message) {
    System.out.println( message );
  }
  
  public void eat() {
    printMessage("ご飯を食べるよ");
  }
  
  public void eat(String food) {
    printMessage(food + "を食べるよ");
  }
  
  public void  playToy(String toy) {
    printMessage(toy + "で遊ぶよ");
  }
  
  public void playToy() {
    printMessage("おもちゃで遊ぶよ");
  }
  
}

DogOverload.java

public class DogOverload {
  public static void main(String[] args) {
      Dog pochi = new Dog();
      pochi.eat();  //Dogクラスのeat()メソッドを呼び出す
      pochi.eat("高級なドッグフード");  //Dogクラスのeat(String food)メソッドを呼び出す
      pochi.playToy();  //DogクラスのplayToy()メソッドを呼び出す
      pochi.playToy("ボール");  //DogクラスのplayToy(String Toy)メソッドを呼び出す
  }
}

出力結果

ご飯を食べるよ
高級なドッグフードを食べるよ
おもちゃで遊ぶよ
ボールで遊ぶよ

オーバーロードした引数を取るメソッドと引数を取らないメソッドでeatメソッド,playToyメソッドを各２つずつ呼び出しました。

参考文献
「いちばんやさしいJAVAの教本」著者　石井真