ChatGPTから普段使っているローカルMCPが増えてきたので、いまの役割分担を一度整理します。
単にツールを増やしたというより、開発、ナレッジ管理、文章調整、投稿、通知をそれぞれ別のMCPへ分けて、ChatGPTを入口にしています。外から見ると1つのチャットですが、裏では責務をかなり細かく分けています。
いま運用している6つ
現在、自作またはローカル運用している主なMCPは次の6つです。
- DevSpace Local
- Obsidian Vault Bridge
- X MCP
- Humanizer MCP
- Content Publisher MCP
- TQR ChatGPT Notify
Secure MCP TunnelやOpenClawも使っていますが、今回はMCPそのものというより接続・周辺基盤として扱います。
DevSpace Local
ローカル開発をChatGPTから扱うためのMCPです。
ワークスペースを開いてコードを読み、編集、テスト、ビルド、差分確認まで進められるようにしています。独立したCodex監査もここから呼べる構成にしていて、実装する側と監査する側をなるべく分けています。
普段の開発作業では、ChatGPTから直接PC全体を触らせるのではなく、許可したプロジェクト単位で作業させる役目です。
Obsidian Vault Bridge
ObsidianのVaultをChatGPTから検索・読み取りするためのMCPです。
ノートを毎回アップロードし直さず、ローカルのVaultをそのまま知識ベースとして使えるようにしています。WindowsとAndroid側はNASとSyncthingで同期しているので、モバイルで書いたメモも後から同じVaultへ入ります。
MCP側は読み取り中心にして、広いファイル操作をそのまま公開しない構成にしています。
X MCP
Xへの投稿、画像付き投稿、投稿内容の確認などをまとめて扱うMCPです。
最初はテキスト投稿だけでしたが、画像アップロードや文字数判定、投稿後のID確認など、本番で必要になった処理を後から足していきました。
今は記事を公開したあと、そのURLに一言添えてXへ流すところでも使っています。
Humanizer MCP
AIっぽい文章を減らすためのMCPです。
日本語・英語のHumanizerルールと、自分の書き方に寄せるVoice設定、X・Reddit・Qiita・Zenn・note向けのプラットフォーム別ルールをまとめています。
Content Publisherの内部へ直接組み込まず、ChatGPTが上流でHumanizerを呼んでからPublisherへ渡す形にしています。MCP同士を強く依存させないためです。
Content Publisher MCP
Qiita、Zenn、note、Redditへの投稿処理をまとめたMCPです。
共通の記事データから投稿先ごとの形式へ変換し、Privacy Audit、preview、approval hash、公開、公開後verifyまでを1つの流れで扱います。
投稿経路は媒体ごとに違います。Qiitaは記事本文を公式API、画像を公式ブラウザUI経由で扱い、ZennはGitHubリポジトリ、noteはnote側の投稿経路、Redditは専用Publisher daemonへ橋渡ししています。
同じ投稿MCPにまとめていますが、危険な実行部分まで無理に共通化していません。
TQR ChatGPT Notify
長い作業や、人の操作待ちになったときにスマホへ通知するためのMCPです。
ChatGPTから通知Hubへイベントを渡し、そこからPush通知へ流します。開発作業が長くなるとブラウザをずっと見続けるのがつらいので、人の判断や操作が必要な場面だけ通知する方向で使っています。
全体はChatGPTを入口にしている
考え方としてはかなり単純です。
ChatGPT
├─ DevSpace Local 開発
├─ Obsidian Vault Bridge 知識
├─ Humanizer MCP 文章
├─ Content Publisher MCP 投稿
├─ X MCP SNS
└─ TQR ChatGPT Notify 通知
ローカルMCPはSecure MCP Tunnelを通してChatGPTへ接続しています。秘密情報や個人固有のパス、トンネルIDなどは記事には載せません。
一つの巨大なMCPへ全部詰め込むより、責務ごとに分けてChatGPT側で組み合わせる方が、壊れた場所を切り分けやすく、権限も狭く保てます。
まだ運用しながら直している途中ですが、今のところこの分け方が一番扱いやすいです。
