はじめに
コードレビュー依頼時に「ローカルの Git アカウントと GitHub のユーザー情報が一致していなそうなので、合わせておきましょう!」とご指摘頂きました。
どうやって判断してるんだ?と思っていましたが、どうやらPRのcommit logにGitHub上で設定しているアイコンが表示されていれば一致している、されていなければ一致していないということのようです。
今まで全く気にしていませんでしたが、GitHub上へプッシュした際、commit logにアイコンが表示されてないと、別アカウントとして認識されているように見えてしまうので修正しておきたいと思います。
イメージ
結論
そもそもローカルのGitで名前とメールアドレスを設定してなかったので、そちらをGitHubのユーザー情報と同じものにすれば解決します。
手順
それでは早速ローカルのGitアカウントの設定をしていきましょう。
今回は全体のプロジェクトで、共通のユーザー名とメールアドレスを使用する前提で説明していきます。
※リポジトリごとにも設定できます。その際は以下で紹介するコマンドの global を localに置き換えればOKです。
1.Gitのアカウント情報を確認
まずは現在の設定がどのようになっているかを確認しましょう。
# ユーザー名の確認
% git config --global user.name
# メールアドレスの確認
% git config --global user.email
2. Gitアカウントの設定
以下コマンドを実行することで、~/.gitconfig
ファイルに設定を書き込むことができます。
※gitconfigはGitの設定ファイルです。
# ユーザー名の確認
% git config --global user.name "name"
# メールアドレスの確認
% git config --global user.email "email@example.com"
3. commit logの確認
以上で設定の変更が完了したため、適当にコミットしてGitHubへプッシュしてみましょう。
以下のようになっていれば、ユーザー情報を一致させることに成功しています。
おわりに
個人でやってると全然気にしませんが、チーム開発だと誰の変更かひと目で分かるため、ぜひ設定しておきたいですね。