はじめに
業務でバイブコーディング(AIに指示してコーディングする手法)を行っていたところ、とても楽しくてプライベートでもAIに課金してみようと思いました。
業務では Claude Code を使用しているため、今回は別のAIエージェントである Codex を試してみます。
ちなみに、仕事ではChatGPT Plusにも課金してもらっているので、Codexもすぐに使える状態です。
(MCP経由でもすでに利用しています。今後Codexを業務でも使う可能性を考えて、プライベートでも慣れておこうという狙いもあります。)
Codexとは
OpenAIが開発したCLIベースのAIエージェントです。
ChatGPTと同じ開発元で、コマンドライン上から自然言語で指示を出せるのが特徴です。
公式サイト: https://openai.com/ja-JP/codex/
導入方法
ターミナルで以下を実行します。
npm i -g @openai/codex
インストール完了です!
Codexを起動する
以下のコマンドを入力します。
codex
丸がぐるぐる回っています。すごいです!
サインイン
「1. Sign in with ChatGPT」を選択します。
※サブスクを避けたい場合は「2. 従量課金」も選べますが、想定外の請求が怖いので私はサブスクを選びました。
課金しているアカウントでサインインします。
サインインが完了したらブラウザを閉じて、ターミナルに戻りエンターキーを押します。
許可設定
「Codexが自動でコマンドを実行してもよいか」と聞かれます。
勝手に動作されるのは不安なので、私は「2(手動許可)」を選びました。
これでセットアップが完了しました!
動作確認
試しに「hello」と入力してみます。
返事が返ってきました!動作確認OKです🙆♀️
おまけ:自動で作成されるファイルたち
Codexを起動すると、自動で以下のようなファイルやディレクトリが生成されていました。
~/.codex$ tree
.
├── auth.json
├── history.jsonl
├── log
│ └── codex-tui.log
├── sessions
│ └── 2025
│ └── 10
│ └── 12
│ └── rollout-2025-10-12T20-04-27-0199d817-e137-78d2-ab5d-eb4ee765b290.jsonl
└── version.json
5 directories, 5 files
それぞれの役割を簡単にまとめると、以下のようなイメージです。
| ファイル名 | 役割(推定) |
|---|---|
auth.json |
認証情報(サインイン状態)を保持 |
history.jsonl |
コマンド履歴を保存 |
log/codex-tui.log |
Codexの動作ログ |
sessions/...jsonl |
セッション単位での実行履歴 |
version.json |
Codexのバージョン情報 |
開発者目線では、このあたりを眺めるだけでも「裏でどう動いているのか」が想像できてワクワクしますね。
おわりに
ここまでで、Codexの導入と初期設定が完了しました。
次は、実際にCodexを使ってコーディングしてみた内容をまとめたいと思います。
CLI上で動くAIエージェント、これからどんな使い方ができるのか楽しみです!




