2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

AWSで思わぬ1万8千円請求された話

Posted at

はじめに

Bedrock Chatの導入方法や動作確認については、前回の記事にまとめました。

本記事では、思わぬ課金が発生してしまった体験にフォーカスしてお伝えします。


クレジットカードのAWSからの請求額:約1万8千円

これまでAWSは学習用にしか使ったことがなく、ほぼ無料枠で収まる程度、多くても月数百円分しか使ったことがありませんでした。
ところが、クレジットカードの請求を何気なく確認していると、覚えのない1万8千円の請求が…。
請求元はAWSでした。


請求書確認

急いでAWSコンソールにログインし、請求書を確認、サービス別の詳細を見てみると…

OpenSearch Serviceに100USD超えの請求がありました。

スクリーンショット 2025-09-10 212246.png

しかも、次の月も同額の請求がすでにありました(まだ月初め)。絶望。


原因

前回の記事でも触れましたが、Bedrock Chatをデプロイしたタイミングで、自動的にこのサービスも立ち上がっていたのです。
請求が来て初めて気づきました。
スタックに紐づいていなかったため、作成されたことにも気づかず、消し忘れが発生し、料金が膨らんでしまっていました。

このタイミングは、Bedrock Chatをデプロイしてからわずか2週間。
1週間で約100USD(税別)が請求されていた計算になります。
ちょっと試しただけでこの額だったので、リソースが大きい場合はもっと増えていたと思うと恐ろしいです。


交渉

意図しないリソースの作成による請求だとして、ダメ元でサポートに問い合わせをしました。

スクリーンショット 2025-09-10 210934.png

まだ原因がはっきりしていない状況での問い合わせでしたが、内容は以下の通りです。

AWSサポートご担当者様

お世話になっております。AWSアカウントにて、身に覚えのないサービスで課金が発生しているためご相談させていただきます。

■ 請求情報
請求書発行日: 2025年9月1日
請求期間: 2025年8月1日 - 2025年8月31日
請求書ID: JPxxx-xxxxxxxx
サービス名: Amazon OpenSearch Service

■ 状況
私はこれらのサービスを作成した覚えがありません。
AWSアカウントに不審な操作や誤操作があった可能性があります。
この状態が続くと、来月以降も同様の課金が発生する可能性があります。

■ 要望
・身に覚えのないリソースの削除  
・課金の確認および可能であれば払い戻しの相談  
・今後の不要な課金が発生しないようアカウントの安全性確認(不審な操作の有無)

お手数をおかけしますが、至急ご対応いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

翌日には、料金調整の可能性について示唆をいただき、その後、対象リソースを伝えると、なんと8割〜9割程度返金・クレジット対応してもらえることになりました。助かった…。


おわりに

結局、約8,000円を支払うことになりましたが、高い勉強代となりました。
AWSのサンプルをデプロイする際は、必ずアーキテクチャを確認することを肝に銘じました。
みなさんもどうかお気をつけください。

2
1
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?