一括承認プラグインで、次の作業者を自動設定する機能の使用例です。
この機能により、一覧画面から一括実行する際にも作業者の自動割当が可能になります。
概要
一括承認プラグインのアクション実行時に「次の作業者」の指定が必須なケースで、作業者の候補の先頭を自動割り当てします。
- 一括承認プラグイン Ver.14 で 「次の作業者を自動設定」 機能を追加
- 「次のユーザーの1人」を対象に、候補先頭ユーザーを自動割当
- 候補設定には カスタマイズ項目・ユーザー選択・作成者・更新者 が利用可能
(組織/グループは不可)
操作例
例:プロセス管理で「次の作業者」を指定するステータス
-
ステータス:依頼受付中
- アクション:対応する
- 次の作業者:「対応者項目の1人」(候補:Aさん / Bさん)
プラグイン設定で「次の作業者を自動設定」を有効化すると、候補リストの先頭に設定されている Aさん が自動的に割り当てられます。
例:プロセス管理で「上司」を指定するステータス
-
ステータス:未処理
- アクション:依頼する
- 次の作業者:「上司」(ユーザープロファイルのカスタム項目)
- ユーザープロファイルのカスタマイズ項目の設定
- ユーザーの上司
一括承認プラグイン設定
- 必要に応じてプロセス管理のアクション設定で、候補ユーザーの並び順を調整する
- 対象アクションに対して 「次の作業者を自動設定」 をチェックする
自動設定される候補の参照先
次の作業者は、下記の項目から設定された候補ユーザーの先頭が割り当てられます。
- ユーザープロフィールのカスタマイズ項目で指定したユーザー選択
- レコードの作成者
- レコードの更新者
- ユーザー選択項目
※ 組織選択・グループ選択項目は対象外
注意点
- 権限により作業者に設定できない場合は、kintone 側のアクセス権設定を見直してください