計算式プラグインで、ユーザーカスタマイズ項目を取得する例です。
概要
ユーザーカスタマイズ項目は、文字列かユーザー選択の形式で、50個まで設定できます。
ただ、kintone 標準機能では、ユーザーカスタマイズ項目を取得する手段がなく、JavaScript カスタマイズが必要です。
計算式プラグインでは、UINFO 関数により簡単にユーザーカスタマイズ項目を取得できます。
- 計算式ツールで、ユーザーカスタマイズ項目の取得する例
- UINFO("営業太郎", "#boss,#LINE") // "営業太郎" の上長とLINE を表示
- -> ["4,TEST-LINE-営業太郎"]
- UINFO("営業太郎", "#boss,#LINE") // "営業太郎" の上長とLINE を表示
ユーザーカスタマイズ項目
文字列のユーザーカスタマイズ項目
UINFO 関数に、ユーザーコードとカスタマイズ項目の"#項目コード"を指定すると、文字列の配列で取得できます。
あとは、文字列の配列として、計算式に利用できます。
.js
UINFO("営業太郎", "#LINE") // "営業太郎" のLINE を表示
-> ["TEST-LINE-営業太郎"]
UINFO(ARRAY("営業太郎","yamada hanako"), "#LINE")
-> ["TEST-LINE-営業太郎","YAMADA-LINE"]
ユーザー選択のユーザーカスタマイズ項目
UINFO 関数に、ユーザーコードとカスタマイズ項目の"#項目コード"を指定すると、ユーザーID の配列を取得できます。
.js
UINFO("営業太郎", "#boss") // "営業太郎" の上長のユーザーID を表示
-> ["4"]
UINFO(ARRAY("営業太郎","yamada hanako"), "#boss")
-> ["4","2"]
UINFO 関数は、ユーザーコードと同様にユーザーID で、各種情報を取得できます。
.js
LET(
boss, UINFO("営業太郎", "#boss"), // 上長のユーザーID
bossName, UINFO(boss, "name"), // 上長の名前
bossName
)
-> ["山田花子"]
LET(
boss, UINFO(ARRAY("営業太郎","yamada hanako"), "#boss"), // 上長のユーザーID
bossName, UINFO(boss, "name"), // 上長の名前
bossName
)
-> ["山田花子","レックス"]