計算式プラグインでは、日付項目と日時項目で計算処理に違いがあります。
テーブル内の日付項目と日時項目で最大値を取得してみます。
概要
日付項目は、計算時に数値として扱いますが、
日時項目は、計算時に文字列として扱います。
対応日付:"2024-10-08" -> 1728313200
対応日時:"2024-10-08T01:00:00Z" -> "2024-10-08 10:00"
日付のMAX 値を取得する場合は、MAX(対応日付) とします。
日時のMAX 値を取得する場合は、MAX_STR(対応日時) とします。
MAX と MAX_STR
MAX と MAX_STR は、下記のような違いがあります。
MAX は、数値以外を無視します。
MAX("12","2") -> "12"
MAX_STR("12","2") -> "2"
MAX("12a","2a") -> ""
MAX_STR("12a","2a") -> "2a"
※MAX_STR は、文字列比較ですので、
先頭の文字から比較して "1" と "2" では、 "2" が大きいため
MAX_STR("12a","2a") -> "2a" になります。
アプリ設定
計算式プラグイン設定
.JS
// 最新対応日付 DATE
LASTIF(対応日付, 対応日付)
// 最新対応日時 DATETIME
LASTIF(対応日時, 対応日時)
// 最新対応内容 SINGLE_LINE_TEXT
LASTIF(対応日付, 対応内容)
// MAX日付 DATE
MAX(対応日付)
// MAX日時 DATETIME
MAX_STR(対応日時)
// MAX対応内容 SINGLE_LINE_TEXT
LASTIF(対応日時==MAX日時, 対応内容)