rex0220 計算式プラグイン Ver.61 で、ユーザー情報・組織情報・グループ情報を扱うことができるようになりました。
ユーザー情報から所属組織、所属グループを取得してみます。
概要
ユーザー選択項目から、所属組織・所属グループを取得し、さらに所属組織の所属ユーザーをテーブルに展開します。
※ゲストユーザーは、ユーザー情報・組織情報・グループ情報を取得できません。
操作例
プラグイン設定
.JS
// 誕生日
JOIN(UINFO(
SLICE(SEL_CODE(ユーザー選択,"array"),0,1),"birthDate"
),"")
// 所属組織
SET_CODE(
SPLIT(UINFO(SEL_CODE(ユーザー選択,"array"),"orgs"),",")
)
// 優先する組織
OINFO(
UINFO(
SEL_CODE(ユーザー選択,"array"),
"primaryOrganization"),
"name")
// 所属グループ
SET_CODE(
SPLIT(UINFO(SEL_CODE(ユーザー選択,"array"),"groups"),",")
)
// 組織テーブル
MAX(1,
ARRAY_COUNT(
SEL_CODE(所属組織,"array")
)
)
// T組織選択
SET_CODE(ARRAY_GET(
SEL_CODE(所属組織,"array")
,ROWNO(組織テーブル)))
// T組織所属ユーザー
SET_CODE(
SPLIT(OINFO(SEL_CODE(T組織選択,"array"),"users"),",")
)
計算式ツールで UINFO 関数実行
計算式ツールで UINFO 関数を選択すると、関数の説明・使用例が表示されます。
UINFO() で、ユーザーのコード一覧が返ってきます。
計算式ツールで UINFO("ユーザーコード") を実行すると、指定したユーザーの情報が表示されます。
どのような情報があるのか確認できます。
オプションを並べることで、複数の情報を取得できます。
UINFO("営業太郎","id,code,name,birthDate")
項目の計算式の確認と実行
項目の計算式を表示・実行して動作を確認できます。
ユーザー情報 UINFOの使い方
- UINFO: ユーザー情報
- UINFO([user][,option][,separator])
- user: [code...] or [id..] or [code,id...]
- option:
- id: ユーザーid
- code: ログイン名
- ctime: 作成日
- mtime: 更新日
- valid: 有効
- name: 表示名
- surName: 姓
- givenName: 名
- surNameReading: よみがな(姓)
- givenNameReading: よみがな(名)
- localName: 別言語での表示名
- localNameLocale: 別言語
- timezone: タイムゾーン
- locale: 言語
- description: コメント
- phone: 電話番号
- mobilePhone: 携帯電話
- extensionNumber: 内線
- email: メールアドレス
- callto:
- url: URL
- employeeNumber: 社員番号
- birthDate: 誕生日
- joinDate: 入社日
- primaryOrganization: 優先する組織のid
- sortOrder: 表示優先度
- #xxxx: カスタマイズ項目のコード
- orgs: 所属組織
- groups: 所属グループ
- separator: 区切り文字
- UINFO([user][,option][,separator])
- 例
- UINFO() -> ["code1",...]
- UINFO("code1") -> [{"id":"1","code":"code1",...}]
- UINFO("code1,code2") -> [{"id":"1","code":"code1",...},{"id":"2","code":"code2",...}]
- UINFO("code1","name") -> ["name1"]
- UINFO("code1","name,birthDate") -> ["name1,2000-01-01"]
- UINFO("code1,code2","name,birthDate") -> ["name1,2000-01-01","name2,2000-01-01"]
- UINFO("code1,code2","name,birthDate","+") -> ["name1+2000-01-01","name2+2000-01-01"]
- UINFO("code1","orgs") -> ["org1,org2"]
- UINFO("code1","groups") -> ["group1,group2"]
※ユーザー情報から取得します。
カスタマイズ項目は、#xxxx のように指定します。