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rex0220 kSQL Dashboard Pro プラグイン

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Last updated at Posted at 2026-07-31

kSQL Dashboard Pro は、kintone のレコード一覧画面に kSQL(read-only な SQL ライク構文)で集計したデータを、KPI カード・表・グラフのダッシュボードとして表示するプラグインです。SQL を書くだけで、一覧の上部が本格的なダッシュボードになります。

📌 本記事の位置づけ
無償版 kSQL Dashboard の上位版です。kSQL 本体(アプリを SQL ライクに操作するプラグイン)、無償版 kSQL Dashboard については別記事を参照してください。
実践例は SFA(営業支援)パックに SQL でダッシュボードを作る にまとめています(SQL・ペイン設定・表示結果を 9 ペインぶん掲載)。

kSQL Dashboard Pro のダッシュボード表示例

タブで分けたダッシュボード(1 段のまま中身を増やせる)

🔥 主な特徴

  • 📊 12 種類の表示タイプ: KPI カード / 高度データ表 / 棒(縦・横・積み上げ・横積み上げ)・折れ線・面・円・ドーナツ・複合グラフ / マークダウン
  • 🗂️ タブ(最大 6): 1 つのダッシュボードをタブで分割。表示中のタブだけを集計するので、中身を増やしても表示は重くならない
  • 📅 期間コントロールバー: 閲覧者が今日〜来年・任意期間を切り替え。SQL は 受注予定日 = @period と 1 行書くだけで、kintone の相対日付関数がそのまま入る
  • 🖱️ WYSIWYG 設定画面: 実データのプレビューを見ながらドラッグ&ドロップで自由にレイアウト(最大 12 ペイン・60 カラムフリーグリッド)
  • 📈 読み違えさせない作り: 上位 N + その他(件数つき)・目標線は軸を伸ばして必ず描く・区切りのいい目盛り・データバーと増減記号
  • 🎨 6 テーマ + 利用者切り替え: ライト / クール / ウォーム / グレー / ミッドナイト / ブラック。一覧画面で利用者が自分好みに変更可能
  • 🚀 性能への配慮: レコードの共有キャッシュ、kintone 関数(THIS_MONTH() 等)の REST プッシュダウン、折りたたみ中は SQL 未実行
  • 🔁 環境に依存しない設定: SQL を論理アプリ名(LAPP_顧客管理 など)で書けば、別環境への移行は対応表の差し替えだけ。実行計画(EXPLAIN)で性能の裏付けも確認可能
  • 🌏 日英中対応: UI はログインユーザーの言語設定(ja / en / zh)に自動追従
  • 🔒 外部依存なし & CSP 安全: kSQL エンジン同梱・外部 CDN 不要

概要

📌 用語: ペイン
ダッシュボードを構成する 1 枚 1 枚の部品(タイル)をペインと呼びます。1 ペイン = 1 つの SQL + 1 つの表示タイプ(KPI カード・表・グラフなど)で、ペインを自由に並べたものがダッシュボードです。

  • レコード一覧画面のヘッダースペースに、60 カラムのフリーグリッドでダッシュボードを表示します(1 タブ 12 ペイン・最大 6 タブ)。
  • 各ペインに SQL 文表示タイプ(KPI カード / 表 / グラフ 9 種 / マークダウン)、表示オプションを設定します。
  • 一覧(ビュー)ごとにダッシュボードを出し分けできます(共通 / 個別 / 非表示)。
  • データ取得は kSQL エンジン(read-only) を同梱。集計・結合・CASE 式などをクライアント側で安全に実行します。

ダッシュボード表示(一覧画面)

一覧画面のダッシュボード表示例(案件管理アプリ)

  • ペインの幅は画面幅に比例してスケーリングし、ブラウザーズームや画面サイズが変わっても縦横比を保ちます(基準幅 1280px)。
  • 幅 1024px 未満では 1 カラム縦積みに自動フォールバックします。

タブ(最大 6)

ダッシュボード名の隣に出るタブ列(高さは増えない)

同じダッシュボードを 4 枚のタブに分けた例です。1 段の高さのまま、タブで中身を切り替えます。

サマリータブ(KPI カード・フェーズ別金額・マークダウン)

グラフタブ(棒・ドーナツ・複合グラフ)

集計タブ(横棒グラフと、データバー付きの表)

明細タブ(案件明細の表 — レコードを開くアイコン・条件付き書式)

1 つのダッシュボードを最大 6 枚のタブに分けられます。タブ列はダッシュボード名と同じ行に出るので、タブのために高さは増えません。

  • 表示中のタブだけを集計します。 描画しないタブは SQL・レコード取得を実行しません。
    3 タブ × 4 ペインなら、開いた瞬間に走るのは 4 ペインぶんだけ。タブを増やしても表示は重くなりません。
  • 一度開いたタブの結果は保持され、タブを往復しても再実行しません(更新は再集計か自動更新)。
  • 選んだタブはブラウザに記憶され、次に開いたときも同じタブが出ます。
  • ← → で隣のタブへ移動できます。

一覧画面のヘッダーはレコードが主役なので、ダッシュボードは 1 段に抑えたい場所です。
タブは、その高さの制約を「深さ」に変換する機能です。

期間の切り替え(変数コントロールバー)

ダッシュボード上部のバーで、閲覧者が集計期間を切り替えられます。SQL の修正も、期間別のペイン複製も不要です。

期間コントロールバー — 選択肢を絞れば横並びボタンに(プリセットのタブ)。1 クリックで対象ペインだけが再集計される

期間指定のタブ — 任意の開始〜終了で絞り込み。初期値は「1 か月前 〜 今月末」のような相対ルールで自動セット

  • 選択肢は kintone の相対日付関数と 1:1(今日・昨日・明日・今週・先週・来週・今月・前月・来月・今年・去年・来年)+ 期間指定(任意の開始〜終了)。必要なものだけに絞れて、5 個以下なら横並びボタン、多ければドロップダウンで表示されます
  • ペインの SQL は変数で 1 行書くだけ:
SELECT 商談フェーズ, SUM(売上) AS 売上
FROM APP4149
WHERE 受注予定日 = @period
GROUP BY 商談フェーズ
  • バーで「前月」を選ぶと、@periodLAST_MONTH() が kintone の関数としてそのまま入ります(kintone サーバー評価なので、日時フィールドの境界やタイムゾーンも kintone 任せ。値として束縛されるため SQL インジェクションは起きません)
  • 期間指定(任意区間)に追従させたいペインは半開区間で書きます: WHERE 受注予定日 >= @period_from AND 受注予定日 < @period_to_next(日付・日時フィールド共通)。期間指定の初期値は「当日から 1 か月前 〜 今月末」のような相対ルールで指定でき、いつ開いても正しい日付が入ります
  • 変数を使わないペインは切り替えの影響を受けません(再実行されない)。選択はブラウザに記憶されます
  • コントロールは全タブ共通とタブ専用の 2 層 — 「プリセットで切り替えるタブ」「期間指定で絞り込むタブ」のように、タブごとに使い分けられます(設定はビュー設定の「期間コントロール…」とタブの右クリックから)

設定のようす

期間コントロールの設定 — ビュー設定の「期間コントロール…」から。全タブ共通のコントロールを定義する

タブ専用のコントロールはタブの右クリックから — 「プリセットのタブ」「期間指定のタブ」を作り分けられる

選択肢は kintone の相対日付関数と 1:1(今日〜来年)— チェックで使うものだけ残し、表示形式(自動 / 横並び / ドロップダウン)も選べる

期間指定の初期値 — 開始・終了を「1 か月前」「今月の末日」のような相対ルールで指定。開くたびに解決されるので設定が古くならない

ヘッダー操作

ヘッダーの操作アイコン(たたむ・テーマ切り替え・表示サイズ・フル画面)

テーマ切り替えメニュー(6 テーマ + 管理者設定に従う)

たたむ ∨ はダッシュボード名・タブ列のすぐ隣(左)に、残りは右端に並びます。
たたむのは「このダッシュボードをどかす」操作で、右端の 3 つは「見た目の設定」なので分けてあります。

折りたたみ中(細いバーだけになり、SQL・レコード取得は実行されない)

  • たたむ ∨: ダッシュボードを細いバーにたたみます。折りたたみ中は SQL・レコード取得を実行しないため、重いダッシュボードを普段は閉じておけます。切替はブラウザに記憶されます(初期状態はプラグイン設定で指定可能)。
  • テーマ切り替え 🎨: メニューから 6 テーマを選択。選択はブラウザに記憶され、管理者設定より優先されます(「管理者設定に従う」で解除)。
  • フル画面表示 ⛶: ダッシュボードをブラウザ全面に表示します(Esc で復帰)。上部にダッシュボード名を表示。

フル画面表示(ダッシュボードをブラウザ全面に。左上にダッシュボード名)

ペインの操作(ホバーで表示)

ペインのホバー操作(再集計・CSV エクスポート・拡大表示)

  • 再集計: そのペインだけ再実行(キャッシュ破棄)。
  • CSV エクスポート: 表示中の結果を CSV ダウンロード(管理者が許可した場合のみ表示)。
  • 拡大表示: ペイン 1 枚をフル画面オーバーレイで表示。再クエリなしで大きく確認できます。
  • リンク: 作成者がリンクを設定したペインには、アイコン群の先頭にリンクアイコンが付きます。集計元のアプリや関連資料へ別タブで遷移できます(1 件なら直押し、2 件以上はメニュー)。

ペインのリンク — ヘッダーのアイコンから集計元アプリ・関連資料へ別タブで遷移(2 件以上はメニュー)

  • ペインの説明 ⓘ: 作成者が説明を書いたペインには、タイトル横に ⓘ が付きます。カーソルを合わせるだけで「金額は税抜」「毎朝 9 時更新」のような集計条件・注意書きがポップアップ表示されます — 「この数字は何?」がダッシュボードの中で解決できます。説明はペインの枠を越えて表示され、幅も小・中・大から選べるので、対比表のような長めの説明も読めます。

ペインの説明 ⓘ — カーソルを合わせるだけで説明がポップアップ(一覧画面)

説明はペイン設定の「説明」欄に書く(Markdown 可。プレビューでも ⓘ を確認できる)

表のレコード遷移

表ペインの「レコードを開く」アイコン

表ペインで $id 列を SELECT すると、行の左端に「レコードを開く」アイコンが表示され、クリックでレコード詳細を別タブで開きます(誤操作防止のため行全体のクリックでは遷移しません)。

自動更新

一覧ごとに自動更新の間隔を設定できます。最短 10 分・10 分単位(0 で無効)。
折りたたみ中は停止します。

一覧ごとの自動更新(分)の設定


表示タイプ

KPI カード

KPI カード(目標達成率とプログレスバー)

数値 1 つを大きく表示するカードです。SQL の列は次の優先順位で解決されます。

  1. 列の割り当て(設定画面で列名を直接指定)
  2. 予約列名(日英エイリアス・大文字小文字区別なし): メイン値|value|mainタイトル|title比較値|delta|comparison基準値|前月値|base|previous目標値|target|goal達成率|rate|achievement
  3. 1 列目フォールバック: 予約列名がなければ 1 列目をメイン値に使用(SELECT COUNT(*) FROM APP1 がそのまま動きます)
  • 基準値があれば増減率(▲ 15% など)を自動計算、目標値があれば達成率を自動計算(プログレスバー表示も可)。

条件付きカラー — 達成率 82% で注意(文字 + 枠)、目標超えで良好(文字 + 背景)。ルールに一致しないカードは通常表示のまま

  • 条件付きカラー: 閾値ルールで文字色・背景・カード枠をステータス色に変更(上限 10 ルール)。

高度データ表

高度データ表(ヒートマップと集計行)

  • 複数列ソート(クリックで昇順→降順→解除、Shift で追加)。列の型に応じた比較。
  • 集計行(合計・平均・件数など)を末尾固定表示。
  • 条件付き書式: 閾値による文字色・行背景・太字、ヒートマップ(4 段階)。
  • データバー: セルの背景に、列の最大値を 100% とした棒を敷きます(数値列のみ)。数字の羅列から大小を読むには、色の濃淡より長さのほうが速いからです。
  • 増減記号: 正なら ▲・負なら ▼ を付け、色も分けます。「増えると良い / 悪い」を選べるので、コストや不良率も正しい向きで色が付きます。記号を添えるので白黒印刷でも読めます。
  • 上位 N + その他: 上から N 行を残し、残りを 1 行の「その他(件数)」にまとめます。
    並べ替えはしません(順序は SQL の ORDER BY と初期ソートで決めます)。
    「その他」は列見出しで並べ替えても最下段に固定され、集計行は元の全行から計算するので合計・平均は変わりません。
    集計行を設定した表では、「その他」行も集計行の指定に従います(集計を指定していない数値列は空欄)— 順位のような合算に意味のない列へ、誤った合計を出しません。
  • 行番号: 表示順に 1, 2, 3… を振る列を先頭に出せます(並べ替えると振り直し)。RANK() を書かなくてもランキング表が作れます。「その他」行・集計行には付きません。
  • 単位を見出しにまとめる: 表示スケール(千・万・百万)を設定した数値列で、セルを素の数字だけにし、単位を「売上(万)」のように列見出しへ 1 回だけ出します。隣に置いたグラフ(単位を軸の端にまとめる)と数字の見た目が揃います。
  • マルチヘッダー(2 階層のグループ見出し)。
  • ゼブラストライプ・コンパクト密度・列幅/折り返し指定。
  • 1,000 行超は行仮想化(既定)またはページングで軽快に表示。

列の設定(表示名 / 幅 / 揃え / 折り返し / 表示 / フォーマット / 集計 / 棒 / 増減)・条件付き書式・初期ソートは、それぞれ専用のダイアログで一覧のまま編集します。

グラフ(9 種)

棒・横棒・積み上げ棒・複合(値ラベル・ヘッダー合計・目標線)

折れ線・面・円・ドーナツ(欠損の途切れ・積み上げ・割合ラベル)

棒(縦・横・積み上げ・横積み上げ)/ 折れ線 / 面 / 円 / ドーナツ / 複合(棒 + 線の 2 軸)。
横積み上げは、業種名のような長いカテゴリ名 × 内訳の組み合わせで読みやすい形です。

横積み上げ棒 — 業種別 売上を内訳つきで横向きに積み上げ(長いカテゴリ名でも読みやすい)

  • ワイド形式(1 行 = 1 カテゴリ + 複数系列列)・ロング形式(カテゴリ列 + 系列列 + 値列)の両方に対応。
  • 系列色は CVD(色覚多様性)検証済みパレットを全テーマ共通で使用。
  • 軸の目盛りは既定で整数のみ。件数のグラフに 0.75 のような目盛りが出ません(率や平均は「軸に小数を許す」で切り替え)。
  • 複合グラフは左右で数値の書式を分けられます。金額(単位: 万)と件数を並べても、件数が「0万」になりません。

上位 N + その他

上位 N +「その他」 — 横棒は上位 5 + その他(5)、ドーナツは その他(3)。まとめた件数が必ず付く

  • 系列が 8 を超えると自動で「その他」へ集約します。円・ドーナツ・カテゴリ軸のグラフでは上位 N を指定できます(値の降順で N 件を残し、残りは 1 本にまとめます — 捨てません)。
  • 「その他」には件数が付きます(例: その他(10))。1 件を隠しているのか 50 件かで読み方が変わるからです。
  • 並びが値の降順になるため、月次のように並びに意味があるグラフでは使いません

値とラベルの見せ方

  • 値ラベル: 棒の脇に値を出せます(横棒は右・縦棒は上)。いちばん長い値のぶん余白を作るので切れません。複合グラフでは棒の系列にだけ付きます(線に付けると棒のラベルと見分けが付かないため)。
  • ラベルをすべて表示: 既定は重なる分を間引くため、棒はあるのに名前が出ない行ができます。すべて出す指定にすると全カテゴリを表示し、入りきらないラベルは水平のまま末尾を … で省略します(傾けません)。
  • 横棒のカテゴリ軸は最長ラベルに合わせて自動で広がります(上限 = グラフ幅の 40%)。px での明示指定も可能です。
  • 単位を軸の端にまとめる: 値ラベルと目盛りから「百万」などの単位を外し、軸の端に 1 回だけ出します。
  • ヘッダーに合計: タイトルの横に合計を出せます。上位 N でまとめていても、「その他」を含む全件の合計です(見えている棒だけの合計にすると総額と食い違います)。

軸と目標線

  • 目標線・基準線: 値軸に破線を引けます(複数可)。目標がデータの最大を超えても軸を伸ばして必ず描きます — 届いていない場面がいちばん見たいからです。名前はグラフの上に破線の見本つきで出すので、棒と重なりません。
  • 目盛りは 1・2・2.5・5・10 の倍数で刻みます。7.5 のような位置を換算できない刻みは出ません。
  • 値軸の上限を指定できます(ペインを並べたときに目盛りを揃えられます)。下限は折れ線・面のみ — 棒を 0 以外から始めると長さの比が実際と変わって誤読するためです。
  • 100% 積み上げ(積み上げ棒・横積み上げ棒)、円・ドーナツのラベル(値 / 割合 / 両方)。

マークダウン

説明文・手順・リンク集をダッシュボードに置けます。数字を文章に埋め込むのが本領です。

  • SQL は任意。書かなければクエリを実行せず即描画します。
  • kSQL 結果の埋め込み: 埋め込み用 SQL を設定すると、本文の {{列名}}結果 1 行目の値に、{{rowCount}} が行数に置き換わります。
### 今期サマリー

- 受注 **{{受注件数}}** 件 / **{{受注金額万}}** 万円
- 目標 5,000 万円に対する進捗は左の KPI カードを参照

マークダウンペイン(SQL の結果を本文に埋め込んだ状態)

  • HTML はサニタイズします(script / iframe などの危険タグとイベント属性を除去、リンクは rel="noopener noreferrer" を強制)。style は色・文字サイズなど装飾系のプロパティだけ許可します。

プラグイン設定画面

プラグイン設定画面の全体(左ナビとプレビュー)

左ナビ(全体設定・一覧・ペイン)/ プレビュー の 2 段構成です。プレビューは実データで描画されるため、保存前に見た目と数字を確認できます。

ペイン設定はプレビューに重ねて出ます(列にすると開閉のたびに編集領域の幅が変わるため)。編集中のペインが隠れたときは、見出しを掴んで動かせます。置いた位置はブラウザが覚え、見出しのダブルクリックで元へ戻ります。

レイアウト編集

レイアウト編集(ドラッグ中のガイド線)

  • ペインをクリックで選択し、選択中はペインのどこを掴んでもドラッグ移動できます。右下ハンドルでリサイズ。
  • 複数まとめて移動: Ctrl+クリック、または背景をドラッグして範囲指定で複数選択。どれを掴んでも並びを保ったまま一緒に動きます(一緒に動く相手は移動中うすく表示)。
  • 右クリックメニュー: ペインの複製・削除。削除は Ctrl+Z で戻せます。
  • ペインは 1 タブあたり 12 枚まで(タブは 6 枚まで = 最大 72 ペイン)。
  • 自由配置: 置いた位置・空白行がそのまま保持されます。ペインとペインの間に挿入すると、重なった相手が右または下へ自動退避します。
  • ドラッグ中はガイド線(行・カラム)を表示。
  • 行分割クイック設定(1〜6): ペインを等幅で並べ直す整列ボタン。
  • undo / redo: 移動・リサイズ・行分割を Ctrl+Z / Ctrl+Y で戻せます(上限 50 件)。

タブの編集

タブ列は一覧画面に出るものと同じがステージの直上に出ます。専用の設定画面はありません。

設定画面のタブ列(ペイン数バッジ付き。ステージの直上)

  • + タブ を押すと空のタブが 1 枚増えます。見出しのダブルクリックで改名ドラッグで並べ替え
  • タブの右クリックで複製・削除。ペインの右クリックには「タブへ移動 / 複写」が出ます。
  • 見出しの数字はそのタブのペイン枚数です。切り替えても中身が残っていることが分かります。
  • 削除はペイン数を示して確認し、「元に戻す」で戻せます

仮想キャンバスとフル画面編集

フル画面編集 — 基準幅 1280px の仮想キャンバス(縮めて全体 / 実寸を切り替え)

編集ステージは基準幅(1280 / 1536 / 1920px)の仮想キャンバスとして描画され、編集する PC の画面幅に配置が左右されません。

  • フィット: 縮尺して全体を表示 / 原寸: 横スクロールで実寸編集
  • フル画面編集: ステージをブラウザ全面に展開。ペインをクリックするとペイン設定が重なって出るので、フル画面のまま SQL 修正 → プレビュー確認まで完結します。

ペイン設定

ペイン設定(基本タブ — SQL と構文チェック)

ペイン設定(表示タブ — 各種オプション)

  • 基本: 表示タイプ / タイトル / 説明(閲覧者にタイトル横の ⓘ で表示。Markdown 可。幅は小・中・大)/ リンク(ヘッダーのアイコンから対象アプリ・関連資料へ遷移する導線。アプリ番号で指定すればゲストスペースや環境移行でも壊れません。最大 5 件)/ SQL(0.6 秒デバウンスで構文チェック)、実行統計(件数・時間)とエラー詳細(長いメッセージは「詳細」で全文表示・コピー)。実行計画(EXPLAIN) ボタンで、レコードを取得せずに WHERE の押し下げ・取得方法・取得上限の効き方を確認できます(「なぜこのペインは遅いのか」を実行前に見られます)

実行計画(EXPLAIN)— レコードを取得せずに押し下げ・取得方法・上限の効き方を確認

  • 表示: タイプ別オプション(KPI の列割り当て・フォント、表の密度・上位 N、グラフの凡例・値ラベル・目標線など)。
    項目数の多いもの — 列の設定 / 条件付き書式 / 初期ソート — は専用のダイアログで開き、一覧のまま編集します(ボタンに設定済みの件数が出ます)
  • 詳細: 取得件数上限(500〜50,000)、オプション JSON

詳細タブ — 取得上限(500〜50,000)とオプション JSON

テンプレートギャラリー(ヘッダー「+ ペインを追加」)から、件数 KPI・月次推移・構成比などの雛形をワンクリックで追加できます。

テンプレートギャラリー(「+ ペインを追加」— フィールドを選んで雛形に差し込み)

ツール(入出力・複写・概要)

ツール — インポート / エクスポートと、ペイン・一覧の複写・入れ替え

  • JSON エクスポート / インポート: 設定のバックアップ・移行。エクスポートはプラグイン名・バージョン・アプリ情報つきのファイル(名前に日付・時刻入り)で出力し、インポートは確認ダイアログで出力元の情報を確かめてから取り込みます。

  • アプリ番号の変換: SQL が参照しているアプリ番号を、取り込み時にこの環境の番号へ置き換えてから取り込めます(空欄はそのまま)。別環境で作った設定の移行が、JSON の手書き換えなしで完結します。

    論理アプリ名を使った設定ファイルでは、番号の変換の代わりに論理名の扱いを選べます(後述の「論理アプリ名」を参照)。

  • ビューへ取り込む: 一覧 1 つにだけ入れる取り込み。ファイルに複数のダッシュボードが入っていればどれを入れるか選べ、取り込み先の一覧もダイアログで選択します。取り込み後もダイアログが残るので、同じファイルから続けて別の一覧へも入れられます。

ビューへ取り込むの確認ダイアログ(取り込むダッシュボードと取り込み先の一覧を選択)

  • 設定の概要(Markdown): 現在の設定を人が読める Markdown で表示・コピー・.md ダウンロード。版数・設定サイズ・全体設定(論理アプリ名の対応表)・タブ構成・ペインごとの要約(タイトル / タイプ / 取得上限 / SQL)が 1 枚にまとまります。「SQL を含める」の切り替えつき。引き継ぎ・レビュー資料や、設定 JSON と並べた Git 管理に使えます(設定の正本はあくまでエクスポートした JSON です)。

設定の概要(Markdown)— SQL を含める切替・コピー・.md ダウンロード

  • ペインの複写・入れ替え: 同じダッシュボード内でペイン設定を上書きコピー / 交換(レイアウト位置は維持)。
  • 一覧の複写・入れ替え: ダッシュボード設定を別の一覧へコピー / 交換。

ペインの複写・入れ替え(元ペインと対象ペインを選んで実行)

論理アプリ名(環境に依存しない設定ファイル)

論理アプリ名の対応表(全体設定 — アプリ番号を入れるとアプリ名を自動表示)

SQL のアプリ参照を APP4148 のような番号ではなく、論理アプリ名で書けます。

SELECT c.業種, SUM(d.売上) AS 売上
FROM LAPP_案件管理 d
JOIN LAPP_顧客管理 c ON d.顧客No_ = c.顧客No
GROUP BY c.業種

名前と番号の対応は、全体設定の**「論理アプリ名」**の表で 1 か所だけ管理します(アプリ番号を入れるとアプリ名を自動表示)。

  • 設定ファイルが環境非依存になります。 開発 → 本番、テンプレートの複数環境への配布は、対応表の差し替えだけ。SQL は書き換わらないので、再エクスポートしても環境依存が戻りません
  • 既存の設定も 2 クリックで移行: 「SQL から検出」が SQL 中のアプリ番号を洗い出して論理名を提案し、「SQL へ適用」が事前確認(どのペインの何箇所が変わるか)つきで一括書き換えします
  • 未定義の論理名は実行前に名前入りのエラーで止まり、実行計画にも LAPP_案件管理 -> APP4149 の対応が併記されます

インポート時の「論理名の扱い」

論理アプリ名を使った設定ファイルを取り込むときは、確認ダイアログで扱いを 4 択から選べます(それぞれ「SQL がどうなるか / 対応表がどうなるか」の説明つき):

  1. そのまま取り込む — 別アプリの設定を同じ環境で使うとき。対応表はファイルの内容のまま
  2. 取り込み先の定義を優先する — テスト設定を運用アプリへ入れるとき。この環境の対応表を保つ
  3. 割り当てを指定する — 別環境へ移すとき。SQL は無傷で、名前 → 番号だけ差し替える
  4. 論理名を取り込まないAPP<番号> へ展開してから取り込む。展開後の番号は「アプリ番号の変換」でさらに置き換え可能

論理名の扱い — 割り当てを指定(SQL は無傷で、名前 → 番号だけこの環境に差し替え)

論理名の扱い — 論理名を取り込まない(APP 番号へ展開してから取り込み)

その他

一覧ごとの設定(共通 / 個別・表示サイズほか)

  • 共通 / 個別ダッシュボード: 個別設定のない一覧には共通を表示。一覧ごとに有効/無効・共通/個別を選択。
  • ダッシュボード名: ビューごとに名前を設定(一覧画面のヘッダー・フル画面に表示)。
  • 初期は折りたたむ: ビューごとに指定。
  • 表示サイズ: 文字と余白の倍率(小 100% / 標準 110% / 大 125% / 特大 150%。既定は標準)。管理者が既定を決め、見る人は自分の PC だけ変えられます。ブラウザのズームと違い、ペインの枠に収まったまま大きくなります。
  • 保存時に運用環境へ反映: オンなら保存後にアプリ更新まで自動実行。
  • サイズメーター: 設定データの使用量(上限 256KB)を常時表示。

SQL の書き方

kSQL エンジン(read-only)の SQL ライク構文で記述します。APP<アプリ番号> を FROM に指定します。

SELECT 業種, COUNT(*) AS 件数
FROM APP123
GROUP BY 業種
ORDER BY 件数 DESC
  • SELECT / WHERE / GROUP BY / HAVING / ORDER BY / LIMIT、JOIN、CASE 式、各種関数に対応。
  • kintone の関数(TODAY() など)は WHERE 句で REST API に直接プッシュダウンされ、取得レコード数を大幅に削減できます。
  • 文法の詳細は kSQL 本体の記事・言語仕様を参照してください。

無償版との違い

無償版 kSQL Dashboard kSQL Dashboard Pro
レイアウト 1〜4 分割(固定) 最大 12 ペイン・60 カラム自由配置
タブ切り替え なし 最大 6 タブ(表示中のタブだけを集計)
期間切り替え なし 変数コントロールバー(kintone 関数対応・期間指定)
表示タイプ 表・棒グラフ KPI カード・高度データ表・グラフ 9 種・マークダウン
設定画面 フォーム型 WYSIWYG(実データプレビュー + D&D)
テーマ なし 6 テーマ + 利用者切り替え
条件付き書式 なし KPI・表の閾値ルール、ヒートマップ
フル画面・折りたたみ なし あり(折りたたみ中は SQL 未実行)
CSV エクスポート なし あり(許可制)
多言語 日本語 日英中
設定の複写・JSON 入出力 あり あり(取り込み時のアプリ番号変換つき)

動作環境・注意事項

  • kintone 公式対応ブラウザの最新版(PC)。モバイルは対象外です。
  • データ取得はログインユーザーの権限の範囲内です(閲覧権限のないレコードは集計されません)。
  • 取得件数上限はペインごとに 500〜50,000 件(既定 10,000)。10,000 件を超える取得は時間がかかるため(約 500 件 = 1 リクエスト)、まず WHERE や kintone 関数で絞り込むことを推奨します。取得中はペインに件数を表示します。
  • 試用版は利用期限付きです。製品版は買い切りとサブスクリプション(セット販売)を用意しています。詳細はお問い合わせください。

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