計算式プラグインで、添付ファイル名の取得を行います。
概要
添付ファイル項目は、kintone API の仕様により編集画面上でファイル情報を取得できません。
そのため、レコード保存成功イベントで、ファイル情報を取得する必要があります。
計算式プラグインでは、EV_INFO 関数でイベントを識別して、ファイル情報を取得できます。
操作例
計算式プラグインの設定
OPTION: 循環参照を許可
- ファイル名
- EV_INFO("mode")="success" :
- レコード追加成功イベントとレコード編集成功イベントが "success" となります。
- &IF(更新者,"") :
- レコード追加保存成功後イベント、レコード編集保存成功後イベントで計算処理を実行するために、更新者を指定しています。
- 空の文字列を連結するため、文字列は変化しません。
- 更新者・更新日時が計算式に指定されると、レコード保存成功イベントで計算処理を行います。
- 添付ファイル
- 文字列に添付ファイルを指定すると、カンマ区切りでファイル名をセットします。
- EV_INFO("mode")="success" :
- ファイル数
- ARRAY_COUNT(添付ファイル)
- 添付ファイルのファイル数を ARRAY_COUNT 関数で取得できます。
.js
// ファイル名 SINGLE_LINE_TEXT
IF(EV_INFO("mode")="success",
添付ファイル,ファイル名
)
&IF(更新者,"")
// ファイル数 NUMBER
IF(EV_INFO("mode")="success",
ARRAY_COUNT(添付ファイル),ファイル数
)
&IF(更新者,"")
ちょっと便利なプラグイン設定
詳細画面で「画像ファイルを横並び」をチェック