JavaScript ではよく使う、map , filter を計算式プラグインに実装してみました。
何に使うか?きっと用途はユーザー様が見つけてくれるはず。
概要
複数値を持つチェックボックスや複数選択項目の値を、ARRAY_MAP で変換したり、ARRAY_FIL でフィルタリングできます。
ARRAY_MAP: 配列の要素を式で変換
- ARRAY_MAP(項目,変数名[,インデックス],要素式)
- 例 ARRAY_MAP(ARRAY(1,2,3),XX,XX*3) -> [3,6,9]
- 例 ARRAY_MAP(ARRAY(1,2,3),XX,"A"&XX) -> ["A1","A2","A3"]
- 例 ARRAY_MAP(ARRAY("A","B","C"),XX,"A"&XX) -> ["AA","AB","AC"]
- 例 ARRAY_MAP(ARRAY(1,2,3),XX,idx,XX+idx) -> [1,3,5]
ARRAY_FIL: 配列の要素を式でフィルタリング
- ARRAY_FIL(項目,変数名[,インデックス],要素式)
- 例 ARRAY_FIL(ARRAY(1,2,3),XX,XX>1) -> [2,3]
- 例 ARRAY_FIL(ARRAY(1,2,3),XX,XX!=2) -> [1,3]
- 例 ARRAY_FIL(ARRAY("A","B","C"),XX,XX!="A") -> ["B","C"]
- 例 ARRAY_FIL(ARRAY(1,2,3),XX,idx,idx>1) -> [3]
テーブル内チェックボックスの使用例
- 文字列T1: チェックボックスT1 の要素を変換
- 文字列T2: チェックボックスT1 の要素をフィルタリング
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計算式プラグインの設定
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文字列T1: ARRAY_MAP(チェックボックスT1,XX,idx,XX&"-"&idx)
- XX: 変数名。ユニークな名前ならOK。配列の要素が順番に入れ替わります。
- idx: インデックス。こちらもユニークな名前ならOK。0 から始まる数値です。
- XX&"-"&idx: 要素式。計算結果が配列でまとめられて返ります。
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文字列T2: ARRAY_FIL(チェックボックスT1,XX,idx,idx>0)
- XX: 変数名。ユニークな名前ならOK。配列の要素が順番に入れ替わります。
- idx: インデックス。こちらもユニークな名前ならOK。0 から始まる数値です。
- idx>0: 要素式。計算結果が true の場合、配列要素に入り、 false の場合、入りません。